過去の市場概況
2004年 | 最新 | 10月 | 09月 | 08月 | 07月 | 06月 |
1日の東京市場では、ドル円は、早朝に105.75まで弱含んだが、本邦輸入企業からの買いオーダーがあり、モデル系ファンド筋などによるショートカバーから、ドル円は106円台を回復。 午後には106.43まで上昇した。 一方ユーロドルは、朝方から1.28台に乗せて1.2833まで強含んだが、1.2850あると言われている膨大なオプションの防戦売りの思惑から、米大統領選を控えて、利食いに押され1.2767まで弱含みの展開となった。 ユーロ円は135.47から135.96へ強含み、 オージー円も豪州9月の貿易赤字が21.1億豪ドルと悪化したが、あまり相場には影響がなく79.22から79.49、ポンド円も194.47から195.25にドル円の上昇につれて堅調な展開となっている。ロンドン市場では、米大統領選前のポジション調整のドル買いが全般的に強まる展開。 ユーロドルは、1.2750−60でストップ・ロスをつけて1.2785から1.2732まで下落となり、ポンドドルも1.8358から1.8312へ下落、一方ドル円は106.26から106.58まで強含んだ。 この影響からユーロ円は一時136.08の高値をつけるも135.58まで下落となった。またポンド円は195.38−48から194.60−70へ軟調な下落、オージー円は79.55から79.13へ弱含んだ。欧州の経済指標は、ユーロ圏10月製造業PMIは52.4、フランス10月製造業PMI53.5、英国10月製造業PMIは53.0、ドイツ10月製造業PMIは52.8と英国を除いて軒並みユーロ圏のPMIは前月から低下した。NY市場では、ドル円は106.39、ユーロドルは1.2754、ポンドドルは1.8329、ユーロ円は135.61、ポンド円は195.00で取引を開始。 米供給管理協会(ISM、旧全米購買部協会)が発表した10月の製造業景気指数は予想を下回り、ドルは下落となったが、テクニカルな要因による米大統領選を前ににした買い戻しの動きがドルを支えた。 ユーロドルは1.2775から1.2717まで下落したが、1.27ミドルを回復している。 ポンドドルは1.8296まで下落も1.8350へ反発と比較的小動き、ドル円は106.15まで下落したが再度ロンドン時間の高値圏である106.60へ上昇して、その後は106.40−50近辺で動意が薄くなった。 またクロス円は一時欧州通貨の下落に値を下げる局面もあったが、その後はドル円の回復に値を戻している。 ユーロ円は一時135.34まで下落となったが、135円後半を回復しており、ポンド円も194.55の安値から195.30−40へ上昇、オージー円はオージードルが0.7480から0.7435−40へ下落となり、79.15から79.55でのレンジ的推移となった。 NYマーケットでは、米大統領選において接戦が予想されることから、4年前と同様の混乱が発生するのでないかという危惧を感じている模様。同様の混乱が今回発生すればドル売りに繋がるとの見方が出ている。
11/01 |
Open |
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USD/YEN |
105.90 |
106.43 |
105.75 |
106.38 |
106.60 |
106.15 |
106.45 |
EUR/USD |
1.2788 |
1.2833 |
1.2767 |
1.2778 |
1.2786 |
1.2717 |
1.2750 |
EUR/YEN |
135.40 |
135.96 |
135.43 |
135.92 |
136.08 |
135.34 |
135.70 |
GBP/USD |
1.8366 |
1.8415 |
1.8347 |
1.8353 |
1.8358 |
1.8296 |
1.8340 |
EUR/GBP |
0.69605 |
0.69730 |
0.69585 |
0.69630 |
0.69690 |
0.69475 |
0.69510 |
USD/CHF |
1.1945 |
1.1990 |
1.1908 |
1.1965 |
1.2050 |
1.1963 |
1.2020 |
USD/CAD |
1.2175 |
1.2212 |
1.2177 |
1.2211 |
1.2255 |
1.2201 |
1.2220 |
AUD/USD |
0.7481 |
0.7500 |
0.7469 |
0.7473 |
0.7481 |
0.7437 |
0.7465 |
2日の東京市場では、ドル円は、ポジション調整から106.64まで強含んだが、戻り売りに106.27まで下落となったが、欧州通貨を中心に米大統領選を控えてドルの買い戻しが優勢となり、夕方には106.75のストップをつける動きから、106.77まで上昇した。 一方ユーロドルは、1.2756から1.2694まで軟調な推移となり、ユーロ円も135.85から135.30まで下落となった。 ポンドドルはユーロドル同様1.8340から1.8301まで下落となったが、ポンド円は194.80から195.34で比較的にしっかりの動向。 オージー円は、79.13から79.43でレンジ的推移を継続した。中国国家外為管理局は、「投機的な為替の流入を厳しく取り締まる方針」、「外貨準備の伸びが異常に高いのは不法な資金流入が要因」との声明を発表した。ロンドン市場では、欧州通貨を中心としたドルの買い戻しが続き、ユーロドルは1.2692まで下落となったが、ポンドドルは、1.8300レベルを底値に、英国CBIの10月の小売売上高が予想より改善したことで、1.8375近辺へ大きく上昇となり、ユーロポンド相場は、0.6895近辺まで下落した。一方ドル円は、東京の高値の106.77をトップに106.35−40まで下落となり、特にユーロ円は、135.52−57から135.14−19まで下落した。 ポンド円は195.03−195.58、オージー円は79.23−79.45近辺でのレンジ的推移。NY市場では、特に大きな指標の発表はないが、接戦の続く米大統領選の投票が始まり、市場関係者は結論が迅速に結論を導き出せるか、それとも長引くことになるのかに注目が集っている。 総じて選挙後はドルの買い戻しが出るとの見方だが、2000年の泥仕合の再現となるとドル売りに反応する恐れがあるとの見方が出ている模様。 ユーロドルは1.2670のストップ・ロスをつけて1.2665まで下落となり、ポンドドルも1.8347−52まで下落となったが、 引け際には急速に買い戻しが入り、それぞれ1.2735−40、1.8412まで上昇した。 またドル円は、総じて軟調な展開から、106.40−45を高値に106.03−08まで弱含んだ。 この影響から、ユーロ円は、一時134.75の安値まで下落したが、135円前半での引けとなり、またポンド円は195.60−70まで上昇後、195.05−15へ下落となり、195円前半の引け、オージー円は、79.00−10からオージードルが0.7484まで上昇となり、79.40−50を回復している。
11/02 |
Open |
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High |
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Close |
USD/YEN |
106.45 |
106.77 |
106.27 |
106.70 |
106.70 |
106.01 |
106.05 |
EUR/USD |
1.2750 |
1.2756 |
1.2694 |
1.2701 |
1.2748 |
1.2665 |
1.2745 |
EUR/YEN |
135.70 |
135.85 |
135.30 |
135.50 |
135.54 |
134.76 |
135.10 |
GBP/USD |
1.8340 |
1.8349 |
1.8300 |
1.8313 |
1.8414 |
1.8303 |
1.8410 |
EUR/GBP |
0.69510 |
0.69565 |
0.69300 |
0.69350 |
0.69470 |
0.68965 |
0.6920 |
USD/CHF |
1.2020 |
1.2066 |
1.2005 |
1.2063 |
1.2118 |
1.2010 |
1.2025 |
USD/CAD |
1.2220 |
1.2249 |
1.2216 |
1.2247 |
1.2275 |
1.2225 |
1.2259 |
AUD/USD |
0.7465 |
0.7469 |
0.7435 |
0.7447 |
0.7486 |
0.7436 |
0.7486 |
3日のアジア市場は、東京勢が休日ということや米大統領選の開票経過待ちの状況から、静かの動向であったが、比較的早期にブッシュ現大統領のリードとの見方から、ドルの買い戻しが優勢となり、激戦州のフロリダでブッシュ勝利確実と報じられると、ドル買いが一段と強まった。しかし、夕方頃には民主党のケリー候補が追い上げる状況となると、ドル売りが盛り返した。ドル円は106.01から106.70まで上昇したが、106円前半へ弱含み、ユーロドルは1.2731から1.2656まで下落も1.2729まで上昇となり、ユーロ円は134.63から135.28まで上昇となった。 また、ポンドドルは1.8318−1.8406の動きから、ポンド円は、194.77−87から195.70−80まで上昇、オージードルは豪準備銀行が政策金利のオフィシャル・キャッシュレートの据え置きを発表したが、特にこれによる影響は見えず0.7445−0.7491での堅調推移から、オージー円でも79.00−10から79.65−75まで上昇した。ロンドン市場では、ブッシュとケリーの選挙人獲得数が拮抗してきたことと、一部開票トラブルが指摘されたことで、大統領選が混迷を深めるのではとの思惑から、ドル売りが進む展開となった。 ただし、ドル円では、クロス円中心ショート・カバーの買いが入ったことから下値を限定したため、総じてクロス円は大きく上昇となった。 ユーロドルは1.2677から1.2790−95へ上昇、ポンドドルも1.8359から1.8480−85へ大きく上昇して、オージードルも0.7465から0.7548−53までの上昇となり、ドル円は106.90の高値から106.32−37まで下落となり、 ユーロ円は135.08−13から136.08−13、ポンド円は196.75−85、オージー円は80.30−40まで上昇して、久々の高値圏に突入した。NY市場では、ケリー陣営が敗北認めたことを受けて一時ドルが買い戻される局面もあったが、ブッシュ大統領が再選されたことで米国の経常赤字が更に拡大するという可能性からドルが売られた。その証拠にNYMEXの原油先物相場は、ブッシュ米大統領の再選を受けて買い戻しが強まり、3営業日ぶりの大幅反発の前日終値比1.26ドル高の1バレル=50.88ドルで終了している。ユーロドルは、1.2773−78から1.2832の高値をつけ、ポンドドルはロンドンの大幅上昇から、1.8505の高値から利食いに押されて1.8430−35まで下落も、1.84後半を回復。 オージードルは、0.7532−37から0.7572まで上昇となり、ドル円は一時105.94へ下落も106円前半で比較的小動きとなったことから、クロス円でも利食いに押される展開もあったが、堅調に高値レベルを回復した。 ユーロ円は135.62−67から136.25−30へ上昇、ポンド円は、195.700−80から196.45−55、 オージー円は79.90−80.00から80.30−40での推移となった。
11/03 |
Open |
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High |
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USD/YEN |
106.05 |
106.70 |
106.01 |
106.35 |
106.90 |
105.94 |
106.24 |
EUR/USD |
1.2745 |
1.2749 |
1.2656 |
1.2708 |
1.2832 |
1.2677 |
1.2822 |
EUR/YEN |
135.10 |
135.28 |
134.63 |
135.15 |
136.25 |
135.14 |
136.22 |
GBP/USD |
1.8410 |
1.8410 |
1.8318 |
1.8376 |
1.8505 |
1.8359 |
1.8492 |
EUR/GBP |
0.69200 |
0.69200 |
0.68980 |
0.69150 |
0.69410 |
0.68980 |
0.69340 |
USD/CHF |
1.2025 |
1.2125 |
1.2000 |
1.2060 |
1.2100 |
1.1927 |
1.1935 |
USD/CAD |
1.2259 |
1.2284 |
1.2245 |
1.2250 |
1.2270 |
1.2072 |
1.2087 |
AUD/USD |
0.7486 |
0.7491 |
0.7445 |
0.7480 |
0.7572 |
0.7465 |
0.7563 |
4日の東京市場のドル円は、ブッシュ米大統領再選を受けたドル軟調地合いを受けて106.02から106.38までの小動きながら、106円を割り込まずに堅調な展開。 一方ユーロドルも1.2812から一時高値更新となる1.2847をつけたが、レンジ幅としては小幅な動きから、1.2850の上抜けには失敗となった。 ユーロ円はドル円、ユーロドルとも堅調なことから、136.03から136.47へ上昇した。また、ポンドドルは1.8475から1.8498の動向からポンド円は196.00から196.44、オージー円も80.17から80.41で一日、小動きながら堅調に推移した。 また、ユーロドルは1.2850から1.2900にかけて、大量のオプション・トリガーがあり、引き続き防戦売りが警戒されている。海外市場では、ドルは下落。市場参加者の注目が米大統領選から米経済の構造的問題に再び移る中、ドルは対ユーロで過去最安値水準に迫る勢いで下落した。 米大統領選の結果が判明したうえ、ECBのトリシェ総裁の「急激な為替の動きは経済成長を損ねる」との発言も、ユーロ高に対する懸念をさほど示していないと無視される形で、一時は8カ月ぶりの高値水準である1.2897まで上昇した。2月につけた過去最高値は1.2927。一方ドル円は、ロンドンで106.52まで反発も105.68まで下落。 その後は106円台を回復している。 ポンドドルはBOEが金利を据え置いて、更には利下げとの思惑からユーロポンドが買われて0.6995まで上昇となったことから、ポンドドルでは1.8493の高値から1.8412まで反落となった。 またドルスイスは1.1835の安値、ドルカナダは1.2032の安値と直近安値を大きく更新した。 この影響からクロス円では、ユーロ円が136.05から136.78まで堅調な上昇となったが、ポンド円は、195.10まで下落となり、オージー円は、オージードルが0.7540−93での推移となったことから、80円前半で小動きに終始した。
11/04 |
Open |
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USD/YEN |
106.24 |
106.38 |
106.02 |
106.35 |
106.52 |
105.68 |
106.03 |
EUR/USD |
1.2822 |
1.2847 |
1.2812 |
1.2822 |
1.2898 |
1.2790 |
1.2872 |
EUR/YEN |
136.22 |
136.47 |
136.03 |
136.36 |
136.78 |
136.05 |
136.47 |
GBP/USD |
1.8492 |
1.8500 |
1.8470 |
1.8472 |
1.8493 |
1.8412 |
1.8444 |
EUR/GBP |
0.69340 |
0.69465 |
0.69325 |
0.69405 |
0.69950 |
0.69365 |
0.69790 |
USD/CHF |
1.1935 |
1.1947 |
1.1915 |
1.1935 |
1.1966 |
1.1835 |
1.1877 |
USD/CAD |
1.2087 |
1.2100 |
1.2051 |
1.2072 |
1.2096 |
1.2032 |
1.2067 |
AUD/USD |
0.7563 |
0.7576 |
0.7548 |
0.7548 |
0.7593 |
0.7540 |
0.7574 |
5日の東京市場では、ドル円は、今夜発表の米国雇用統計の発表を控えて、106円前半で小動きの展開であったが、与謝野自民党政調会長が「1ヶ月で5円の円高は急激な反動だが介入するほどではない」と述べたことで、一時105.90まで下落したが、9月の景気動向指数が18ヶ月ぶりに50%割れとなったため反発したが上値も106.17と狭いレンジでの取引に終始した。 ユーロドルは1.2867から1.2890でやはり小動き、ユーロ円は136.46から136.75、ポンド円は195.39から195.84、オージー円も80.15から80.33でつまらない動向となっている。ドル円では105.50、ユーロドルでは1.2900でのオプションの防戦が噂されており、またドル円の105.50には厚いビッドがあると噂が出ている。ロンドン市場では、米10月雇用統計に対する改善期待などから、ドルの買い戻しが優勢になっている。ドル円は、106.33まで上昇、ユーロドルは、1.2875から1.2847まで下落、ポンドドルは、イギリスの9月鉱工業生産が予想より悪化となったことから、1.8383まで下落となった。 一方クロス円は総じて小動きなレンジを継続しており、ユーロ円は136.45から136.75近辺、ポンド円は195.25から195.80、オージー円は80.25から80.55での動向となった。 クレメント独経済労働相が「ユーロの上昇が続けばG7で協議」、「欧州中央銀行もユーロの上昇を注視している」、シラク仏大統領は「米ドル安について少々懸念している」と述べたが特に反応はでなかったようだ。NY市場では、ドル円は106.24、ユーロドルは1.2862、ポンドドルは1.8428、ユーロ円は136.61で取引を開始。米10月非農業部門雇用者数は、+33.7万人と予想の10万人台を大幅に上回り、大きくドル買いとなった。 しかし、その後はドル安トレンドが出ていることから、絶好のドルの売り場となりドルは逆に大きく下落してNY市場を引けた。 ユーロドルは、1.2760まで急落後、 今年の高値1.2927を上回り1.2973まで上昇。 ポンドドルは1.8308まで下落後、1.8563へ上昇。 オージードルも0.7530まで下落後、0.7633まで上昇と乱高下となった。 一方ドル円は、106.68の高値をつけたが、厚いビッドがあると言われていた105.52まで下落となった。 クロス円は総じて米雇用統計発表後の安値から反発してNY市場を引けたが、ユーロ円は136.10から136.99へ上昇、 ポンド円は194.93から196.13、 オージー円も80.13から80.63へ上昇して堅調なレベルでNY市場を引けている。
11/05 |
Open |
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USD/YEN |
106.03 |
106.17 |
105.90 |
106.10 |
106.68 |
105.52 |
105.60 |
EUR/USD |
1.2872 |
1.2890 |
1.2867 |
1.2867 |
1.2973 |
1.2760 |
1.2965 |
EUR/YEN |
136.47 |
136.74 |
136.46 |
136.52 |
136.99 |
136.10 |
136.85 |
GBP/USD |
1.8444 |
1.8463 |
1.8421 |
1.8430 |
1.8563 |
1.8308 |
1.8545 |
EUR/GBP |
0.69790 |
0.69885 |
0.69780 |
0.69850 |
0.69960 |
0.69690 |
0.69880 |
USD/CHF |
1.1877 |
1.1890 |
1.1860 |
1.1935 |
1.2010 |
1.1772 |
1.1780 |
USD/CAD |
1.2067 |
1.2089 |
1.2064 |
1.2080 |
1.2125 |
1.1960 |
1.1975 |
AUD/USD |
0.7574 |
0.7577 |
0.7562 |
0.7570 |
0.7633 |
0.7530 |
0.7617 |
8日の東京市場は、早朝シドニー市場からドル円が105.50のオプション・トリガーをヒットして105.33まで下落したが、利食いの買い戻しや仲値不足から105.70まで反発した。 しかし、その後は戻り売りに押され105.32から105.50近辺で動意の薄い展開となった。 またユーロドルは1.2943まで利食いに押されたが、1.2987へ反発と堅調推移、ユーロ円も136.67から136.96へ上昇。 ポンドドルは1.8527から1.8573で比較的小動きから、ポンド円は195.38から195.93でレンジ的推移となった。 一方オージードルは、コステロ・オーストラリア財務相が「豪経済は引き続き低インフレ下で成長を続けており、住宅市場の上昇は落ち着きを示し始めている」との発言やオーストラリア準備銀行四半期報告の「現時点では金利引き上げの差し迫った必要はない」との内容から、0.7640から0.7590へ下落となり、 オージー円も80.56から80.00まで軟調な推移となった。ロンドン市場では、全般的に先週の金曜日の乱高下相場から揉み合いとなったが、まちまちの展開。 ユーロドルは、利食いに押されて1.2985から軟調な推移だったが、トリシュECB総裁がバーセルの記者会見で「最近のユーロドル相場は荒々しい傾向にあり、ECBの立場からすればそれを歓迎しない」と述べたことで、1.2915近辺まで下落となった。 一方ドル円は105.28まで下落後、105.75まで反発。 ポンドドルは、イギリスの10月生産者物価指数が予想を上回ったことで、1.8545から1.8618まで上昇した。 この結果クロス円ではまちまちの動向となり、ユーロ円は136.50から136.80でのレンジ的推移。 ポンド円はポンドドルの上昇から195.55から196.36まで上昇した。 またオージー円は、オージードルが東京からの軟調な展開を引き継ぎ0.7625を高値に下落を継続したことから、80.35−40を高値に80円を割り込んだ。 NY市場では、ドル円は105.65、ユーロドルは1.2940、ポンドドルは1.8575、ユーロ円は136.69で取引を開始。特別指標の発表がないことから、ポジション調整に終始した。 ユーロドルはロンドン市場の流れを引き継いでユーロドルが1.2905−10まで下落したが、 買戻しから1.2965−70へ回復も戻り売りから1.2905へ再度弱含んだ。 ポンドドルは、 ロンドンでの高値から下落地合となり、1.8525まで下落後、1.8600を高値とした。 またドル円は105.78近辺の高値をつけて105.40−45まで下落したが、その後は105円ミドルで動意の薄い展開となり、 ユーロ円は136.21の安値まで下落、 ポンド円は195.63から196.33での揉み合い。 オージー円はオージードルが0.7555近辺まで下落したことで、79.75−80の安値圏へ下落した。
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EUR/YEN |
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136.99 |
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GBP/USD |
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1.8525 |
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0.7640 |
0.7590 |
0.7598 |
0.7622 |
0.7555 |
0.7577 |
9日の東京市場は、本邦輸入企業からの買いでドル円は105.45から105.68まで強含んだが、 海外勢の戻り売りが厳しく、その後は105円60近辺で小動きに終始した。 しかし午後になって石油会社からの手当て買いが入ると105.78まで上昇したが、105.80のストップ・ロスを付けられずに、再び反落となった。 ユーロドルは、朝方の1.2925レベルから利食いに押され、1.2888まで下落したが、モデル系ファンドからの押し目買いで1.2939へ上昇している。 ポンドドルは1.8512から1.8575での推移、オージードルは0.7554から0.7590での動意の薄い展開となっている。 一方ユーロ円は、136.20から136.63で堅調な推移、 オージー円は79.79から80.10近辺、ポンド円も195.54から196.06近辺へ上昇した。
ロンドン市場では、ドイツの11月ZEW景気期待指数が13.9に低下したことから、ユーロドルは1.2936から1.2883−86まで下落となった。 ドル円は105.57から105.80のストップ・ロスをつけて105.94まで強含み、ポンドドルは、イギリスの9月貿易収支の赤字が縮小したことで、一時ポンド買いが優勢になり1.8566まで強含んだが、その後は利食いに1.8509まで下落となった。ユーロ円は136.40から136.71で乱高下。 ポンド円は195.65−70から196.45まで強含み、オージー円も79.90近辺から80.15−20まで強含みの展開となった。NY市場では、ドル円は105.80、ユーロドルは1.2910、ポンドドルは1.8540、ユーロ円は136.59、ポンド円は196.15で取引を開始。 特に大きな材料のない中、イッシング専務理事をはじめ複数の欧州中央銀行当局者の急激なユーロ高に懸念を表明する発言から、ユーロなど主要通貨に対してドルは買い戻された。 ただし、既に10日発表の米貿易収支やFOMCの動向にマーケットの注目は集っており、動向は鈍かった。ユーロドルは1.2883から1.2935近辺、ドル円は105.55から105.85でのレンジ的推移となったが、ポンドドルはユーロポンドがロンドンの高値0.6978から0.6942まで売り込まれたこで、1.8515−20から1.8604まで上昇した。 一方クロス円では、この影響からユーロ円が136.15−20へ軟調な下落。 ポンド円は195.85−95から196.55−60まで上昇した。 またオージー円では、オージードルが0.7619まで上昇したことで、80.45近辺まで上昇となった。
11/9 |
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USD/YEN |
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105.78 |
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EUR/USD |
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EUR/YEN |
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136.65 |
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GBP/USD |
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1.8575 |
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USD/CHF |
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1.1797 |
1.1832 |
USD/CAD |
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1.1947 |
1.2009 |
1.1916 |
1.1992 |
AUD/USD |
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0.7572 |
0.7554 |
0.7584 |
0.7619 |
0.7557 |
0.7602 |
10日の東京市場は、本日発表の米国の9月の貿易収支、10月の財政収支、FOMCでの政策金利発表を控えて小動きな展開となった。 ドル円は105.65から106.02へ堅調に上昇。 ユーロドルは1.2881から1.2905でのレンジ推移。 ユーロ円も136.25から136.66で比較的堅調な動きとなっている。 一方ポンドドルは1.8538から1.8573で、これもレンジ的動向から、ドル円のつられる形で、ポンド円は196.07から196.54、オージー円は80.22から80.48へ堅調に上昇している。一時沖縄で国籍不明の潜水艦が侵入との報道があったが、大きな事態には発展していない。また、10日付けWSJ第1面には、グレッグ・イプの記事として、「ブッシュ政権は公式には強いドル政策を表明しながらも、ひそかに市場のドル安に同意している。その結果、ブッシュ政権はドルに言及するかわりに人民元切り上げへの圧力をかけている」という内容の記事が掲載された模様だが、特にこれでドルが売られた経緯は現状見当たらない。 海外市場では、米国の貿易収支の発表を控えて、双子の赤字拡大懸念から、ユーロドルは直近高値の1.3005をつけたが、その後発表になった9月の米貿易収支の赤字幅縮小を受けて、下落も再度オプション絡みの買いから過去最高値の1.3006をつけたが、欧州中銀の売りの噂や利食いに押される展開から、一転して1.2848まで下落となった。 ただし、その後は「ECBは1.40まで市場介入しない」との一部報道を受けて中東筋と思われるユーロ買いで1.2937まで反発して1.29前後でNY市場を引けた。またドル円では、日本当局の介入の噂やクロス円のテクニカルな買いから、米系ヘッジファンドや英系銀行からドル買戻しを誘い、105.82から107.30まで上昇して、 ユーロ円も138.30、 ポンド円も197.96、オージー円も81.47の直近高値をつけた。また、ポンドドルは1.8406から1.8615、オージードルも0.7560から0.7649と乱高下となった。 FOMCE会合では予想通りFF金利の0.25%の引き上げを決定。 声明文の変更もほとんどなかった事から大きく相場には影響を与えなかった。また、米国土安全保障省はニューヨーク市、ワシントンDC、ニュージャージ北部にある金融機関のテロ警戒レベルを「オレンジ」から「イエロー」に引き下げた。イタリア外相は、「複数の欧州の中銀がユーロ/ドルで市場介入の議論」と述べた。
11/10 |
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USD/YEN |
105.67 |
106.02 |
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EUR/USD |
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1.2905 |
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1.2881 |
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EUR/YEN |
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GBP/USD |
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EUR/GBP |
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USD/CHF |
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1.1848 |
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1.1695 |
1.1817 |
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1.2007 |
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1.1992 |
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1.1927 |
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AUD/USD |
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0.7605 |
0.7584 |
0.7590 |
0.7649 |
0.7560 |
0.7595 |
11日の東京市場は、昨日の乱高下相場から、本日は米国市場がベテランズ・デイで休場であることや、明日の日本の第3・四半期GDP速報値の発表を控えて、動意に乏しい展開となった。 ドル円は106.84から107.14での推移。 ユーロドルも1.2870から1.2898、ポンドドルは1.8455から1.8470での小動きに推移したことから、クロス円でも、動意の薄い展開となったが、 昨晩大きく上昇したクロス円では、利食い先行から高値からは値を下げている。 ユーロ円は137.65から138.12、 ポンド円は197.30から197.79、オージー円は81.04から81.35で徐々に値を落とす展開が継続している。またニュースとしては、パレスチナ当局が、アラファト議長の死亡を発表ことや9月の日本の機械受注が前月比−1.9%と悪化したことなどが挙げられるが、特に大きな動向には繋がっていない。 また、中国の全国人民代表大会副委員長は、「中国は通貨制度について、近い将来は、主として人民元の変動幅拡大を中心に考えていくだろう。長期的には、人民元を複数通貨のバスケットに連動させることを検討するかもしれない」と述べ、来日中のパパデモス欧州中銀副総裁は、「為替の過剰なボラティリティーは歓迎しない」と述べたが、この発言でユーロドルが大きく動くことはなかった。海外市場では、NY市場がバンク・ホリデーで休日であったことから、株式市場は開いていたが全般に小動きの展開となった。 ッ特にドル円では、本日発表となる日本の第3四半期GDPに注目が集っている模様で、中国人民元の変動相場制の移行が早期実現されるとの観測も絡んで、輸出筋や米系銀行がドル円の売りに動いているようで、ドル円は106.55まで下落した。一方ユーロドルは、1.2858まで下落も、ユーロポンドの買いから1.2918へ回復した。 一方ポンドドルは英国の金利がピークとの見方が根強く、1.8458から1.8375まで下落となった。 またアラファト議長の死去を受けてパレスチナ情勢の不安定化の懸念から米ヘッジファンドによるスイスフラン買いが入り、スイスフランは1.1760まで下落した。 ユーロ円は137.55から137.87での小動き。 ポンド円は、ポンドドルの下落を受けて196.26まで下落となった。 一方オージー円は比較的しっかりとなり、オージードルが0.7581から0.7660まで上昇したことで、81.50を越えて81.70近辺まで上昇となっている。また引き続きユーロ高に対するけん制発言が相次いでいるが、「ユーロの水準よりも、その急な動きを懸念」(ベリンク・オランダ中銀総裁)、「為替相場に関する8日の発言を固持」(トリシェECB総裁)、「ECB、ユーロ押し下げで協調介入すべき」(ドイツ社会民主党幹部)、「急激な為替相場の変動は歓迎できない」(ECBゴンザレス・パラモ専務理事)などがあったが、ユーロを売る動きには繋がっていない。
11/11 |
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USD/YEN |
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107.13 |
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EUR/USD |
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1.2890 |
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1.2858 |
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EUR/YEN |
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138.18 |
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137.58 |
GBP/USD |
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1.8453 |
1.8460 |
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EUR/GBP |
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0.69830 |
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1.1836 |
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0.7604 |
0.7581 |
0.7589 |
0.7660 |
0.7581 |
0.7651 |
12日の東京市場では、 早朝から日経金融新聞の「米、ドル安容認に転換へ」との見出し記事や日本の7−9月のGDPが好調な数字となるとの思惑から、ドル円はスイス系銀の大口売りから106.38まで下落となったが、実際のGDPが予想に反して悪い数字となったことから、ショート・カバーを誘い106.80まで上昇した。 しかし、このレベルからは米系証券や信託銀行からの外債の利金に絡む円転売りがクロス中心に持ち込まれ、 105.82まで下落となった。 しかしその後はこの105.82を下値に米系の大口のユーロ円の買いや石油会社からの決済手当ての買いが入ると106.05−10との保合となった。 ユーロドルは1.2898から1.2930で小動き、ユーロ円はドル円の下落に137.83から137円割れのストップを巻き込んで136.63まで下落となったが、米系銀行の買戻しから137円台へ回復している。また総じてクロス円はドル円の下げから大きな下落となり、ポンド円は、195.34、オージー円は80.88まで下落となった。ロンドン市場では、ユーロ圏の第3四半期GDPは前期比+0.3%と2003年第2・四半期以来の低成長となったが、マーケットではインパクトが薄く全般的に材料難から小動きで終始した。 ユーロドルは1.2907−12から1.2934−39、ドル円は105.75−80から106.05−10となり、クロス円も総じて小動き。 ただし、東京の引け際に買い戻された動きからは軟調な推移となった。 ユーロ円は137.12−17から136.70−75へ下落。 ポンド円も195.98−08から195.18−28まで下落となった。 オージー円は80.98−08から81.37−47のレンジ的推移となった。NY市場では、ドル円は106.00、ユーロドルは1.2923、ポンドドルは1.8438、ユーロ円は136.94で取引を開始。力強い10月米小売売上高や11月ミシガン大学消費者信頼感指数を材料視せず、急増する米経常赤字を懸念する姿勢が続いた。また、9月21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、巨額の米貿易赤字に対する懸念が表明されると、ドルは一段と下落した。 特にドル円は、15日に期限の来る大量の米国債の償還とクーポン払いの話が相場を圧迫した。 ドル円は106.20−25を上値に105.32まで下落となり、 ユーロドルも1.2875−80から1.2989へ上昇。 ポンドドルは1.8589、オージードルも0.7702まで上昇となった。 一方クロス円では、レンジ的推移を継続して、ユーロ円は136.55−60から137.05−10、ポンド円はロンドンの安値から196.24−34へ上昇。 オージー円は80.99から81.38でのレンジ推移を継続した。
11/12 |
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USD/YEN |
106.58 |
106.80 |
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106.13 |
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105.57 |
EUR/USD |
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EUR/YEN |
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137.21 |
136.58 |
136.97 |
GBP/USD |
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1.1791 |
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0.7633 |
0.7655 |
0.7697 |
0.7646 |
0.7695 |
15日の東京市場では、 先週金曜日の下落から105.70まで回復も、海外勢を中心に、本日償還の米国債のレパトリと利払いに伴う円転が持ち込まれるとの思惑から、売り仕掛けられ105.16まで下落となった。 しかし、105円にはオプションの防戦買いや本邦輸入企業からの買いが控えており、下げ渋りを見せてその後は小康状態を保った。 一方ユーロドルは1.2999まで一時強含むも、利食い売りや本邦輸出企業からのユーロ円の売り圧力から、1.2957まで下落となったが、押し目買いに再度1.29後半へ持ち直しを見せた。 ユーロ円は137.10から136.36まで下落後、 136円後半へ反発。 ポンドドルは1.8545から1.8585でのレンジ的推移ながら、ポンド円は、ドル円の下落に196.11から195.11まで下落となった。 まだオージー円は、80.97から81.27で、堅調なオージードル相場に助けられ、ドル円の下落にも小動きとなった。昨晩の海外市場では、11月のNY連銀製造業景況指数が事前予想を下回ったことで、ドル売りが優勢となり、ドル円は105.23まで下落。 ユーロドルは1.2973、 ポンドドルも1.8550まで強含むも、欧州委員会のアルムニア委員が「米国の双子赤字の調整が必要」と発言したことやオランダ財務相が「本日のユーロ圏財務相会合でユーロレートについて議論される可能性が高い」と述べたこと、原油価格が45ドル近辺に下落したことを好感して、ドルの買い戻しが進み、ユーロドルは1.2916へ下落。 ドル円は105.63まで上昇となったが、クロス円に売り圧力が強く、ドル円は再度105円前半に下落して軟調な展開。 ユーロ円も136.07まで下落となった。 またポンド円は、ユーロポンドがしっかりと0.70台へ乗せたことから、ポンドドルが1.8440まで下落したことから、 195円を割り込んで大きく194.22まで下落となった。 またオージードル相場が0.7738へ上昇したことで、オージー円は一時81.61まで値を上げたが、ドル円の下落に高値を維持出来ていない。 また、カナダがネットベースで原油の輸出国であることから、原油安によってカナダドルは、1.2047まで上昇した。マーケットでは直近の米国の双子の赤字をファイナンスする本日発表の9月の米証券投資収支に注目している。
11/15 |
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USD/YEN |
105.57 |
105.70 |
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105.32 |
105.63 |
105.22 |
105.28 |
EUR/USD |
1.2974 |
1.2999 |
1.2957 |
1.2990 |
1.2994 |
1.2916 |
1.2948 |
EUR/YEN |
136.97 |
137.10 |
136.36 |
136.81 |
136.88 |
136.07 |
136.28 |
GBP/USD |
1.8565 |
1.8588 |
1.8543 |
1.8573 |
1.8575 |
1.8440 |
1.8467 |
EUR/GBP |
0.6989 |
0.70005 |
0.69800 |
0.69950 |
0.70150 |
0.69815 |
0.70090 |
USD/CHF |
1.1715 |
1.1733 |
1.1710 |
1.1765 |
1.1819 |
1.1706 |
1.1793 |
USD/CAD |
1.1926 |
1.1950 |
1.1920 |
1.1938 |
1.2047 |
1.1935 |
1.2000 |
AUD/USD |
0.7695 |
0.7705 |
0.7681 |
0.7704 |
0.7738 |
0.7692 |
0.7727 |
16日の東京市場は、 特別材料のない中、ドル円は早朝に105.25の安値まで弱含んだが、本邦機関投資家の買いやオプションの防戦買いが105.00−15に控えていることから、105.62まで上昇したが、その後は105円半ばで小動きに終始した。 一方ユーロドルは、1.2917から1.2954まで堅調な推移。 ユーロ円も昨日売り込まれた反動から136.22から136.53までやや強含みに推移、 ポンドドルはRICS住宅価格指数が、過去12年で最大ペースの低下と報じられたが、既に昨晩のポンドドルの下落で織り込まれていたようで、数字発表後は下げ止まりを見せて、 1.8451から1.8483へ上昇となり、 ポンド円も昨日の急落から194.38から194.96まで上昇した。市場では、欧州当局関係者からユーロ高に対する懸念の声が相次いでいることで、1.3000をなかなか越えられないこともあり、ユーロドルの調整があるかどうかに注目が集っている。 また、ユーロドルは1.3010−20にストップ・ロスが集ってきているとの指摘もある。兎も角今夜の米国の赤字をファイナンスする、9月米証券投資収支の発表待ち。海外市場では、ロンドン市場から、9月の対米証券投資が悪くなるとの危惧からドル売りが先行する形から、10月の米卸売物価指数が予想を上回ったことから、ドル買いとなるも勢いは弱くユーロドルは1.2997、ポンドドルは1.8565まで強含み、ドル円は105.20まで下落となった。 しかし、対米証券投資の数値は実際予想を上回る数字となり、ドルの買い戻しとなったが、多額の米経常赤字を穴埋めするには不十分との見方からドルの買い戻しは継続しなかった。 ユーロドルは下落も1.2942まで、ポンドドルも1.8477. ドル円は上昇も105.68に止まり、その後は小康状態となった。 一方クロス円は総じて堅調な展開となり、ユーロ円は136.40から136.85へ上昇、ポンド円も195.55まで上昇となった。 一方オージードルは、0.7744の高値をつけたが、オージー円では、81.60近辺の高値に止まった。
11/16 |
Open |
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USD/YEN |
105.28 |
105.62 |
105.26 |
105.45 |
105.68 |
105.20 |
105.37 |
EUR/USD |
1.2948 |
1.2959 |
1.2920 |
1.2953 |
1.2997 |
1.2942 |
1.2955 |
EUR/YEN |
136.28 |
136.60 |
136.22 |
136.58 |
136.85 |
136.40 |
136.52 |
GBP/USD |
1.8467 |
1.8493 |
1.8448 |
1.8485 |
1.8565 |
1.8477 |
1.8526 |
EUR/GBP |
0.70090 |
0.70140 |
0.69800 |
0.70110 |
0.70170 |
0.69910 |
0.69940 |
USD/CHF |
1.1793 |
1.1813 |
1.1763 |
1.1765 |
1.1782 |
1.1723 |
1.1760 |
USD/CAD |
1.2000 |
1.2026 |
1.1986 |
1.1990 |
1.1990 |
1.1910 |
1.1953 |
AUD/USD |
0.7727 |
0.7735 |
0.7691 |
0.7726 |
0.7745 |
0.7705 |
0.7723 |
17日の東京市場では、 ドル円は、週末のG20財務相・中銀総裁会議を控えて105.28から105.54での小動きに終始したが、欧州勢参入により105.00のオプション・トリガー狙っての投機的な動きから、104.90まで下落となった。一方ユーロドルは1.2953から1.2991まで堅調推移だが、ユーロ円はドル円の売りに136.77まで上昇も136円ロウへ下落している。 ポンド円も195.50まで上昇も、 194.70近辺へ急落となり、オージー円だけが、オージードルの0.7750越えを受けて、 比較的に堅調に81.30から81.61で推移している。昨晩の海外市場では、東京夕方のロンドン開始時頃から、投機的なドル売りで105円のオプションのトリガーをつけてドル円は急落を開始した。特段円を買う材料はなかった模様だが、 スノー財務長官の「通貨の価値を強要することはできない」との発言や今週末のG20に谷垣財務相が出席しないことで「当局の介入は100円までない」との憶測が流れたことなどが要因と見られる。ドル円はNY市場でも、強い米10月消費者物価指数にも関わらず下落を継続して103.80まで下落。 ユーロドルも1.3010−20の大量のストップ・ロスをつけて1.3048まで上昇したが、1.3050のオプションの防戦の上値を限定された。 またポンドドルは1.8630の高値をつけたが、ユーロポンドが0.7025の高値をつけたことで伸び悩んだ。 一方クロス円では、ユーロ円やポンド円がドル円の急落に大きな下落となり、ユーロ円は195.30の安値、ポンド円は192.84の安値まで一時下落となった。 ただし、ドル安から好調な金価格の影響でオージードルが0.7843まで上昇したことで、オージー円は下げを加速せず、ほぼ81円前半での動きとなった。
11/17 |
Open |
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USD/YEN |
105.37 |
105.54 |
104.90 |
105.03 |
105.06 |
103.80 |
104.05 |
EUR/USD |
1.2955 |
1.2991 |
1.2953 |
1.2988 |
1.3048 |
1.2982 |
1.3032 |
EUR/YEN |
136.52 |
136.77 |
136.30 |
136.43 |
136.45 |
135.30 |
135.66 |
GBP/USD |
1.8526 |
1.8559 |
1.8518 |
1.8559 |
1.8630 |
1.8510 |
1.8600 |
EUR/GBP |
0.69940 |
0.70035 |
0.69870 |
0.69990 |
0.70250 |
0.69940 |
0.70090 |
USD/CHF |
1.1760 |
1.1766 |
1.1720 |
1.1723 |
1.1731 |
1.1600 |
1.1629 |
USD/CAD |
1.1953 |
1.1958 |
1.1934 |
1.1942 |
1.1953 |
1.1874 |
1.1945 |
AUD/USD |
0.7723 |
0.7765 |
0.7720 |
0.7765 |
0.7843 |
0.7759 |
0.7825 |
18日の東京市場では、ドル円は、NY市場で103.80まで下落した地合いを受けて、104.12まで反発も上値が既に重く、夕方には103.65まで弱含んだ。 103円ミドルでは103.40の今年の安値を前に、ショート・カバー意欲や本邦輸入企業からのドル買いオーダーが控えている模様。 ユーロドルは1.3027からオプションのポイントをつけて1.3027から1.3069まで上昇。 ユーロ円は135.35から135.74でレンジ的推移となった。 ポンドドルも1.8583から1.8637で堅調推移となったが、 ポンド円は、193.10から193.59で軟調地合。オージー円も81.14から81.38で小緩んだ。細田官房長官は、「あまりに投機的な動きがあれば断固たる対応をせざるを得ない」、「今回の為替の動きは明らかにドル安傾向」と述べたが、反応は薄い模様。海外では、週末のベルリンで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控えて、ポジションを手じまう動きが中心となった。 ドル円は、北朝鮮で軍事クーデター発生の噂から104.43まで反発。 またG20では、ドル安に歯止めをかけるような強調には至れないとの見方が主流だが、スノー米財務長官が強いドル政策から離れつつあるとの見方を否定したことなどから、ユーロドルは1.30を割り込んで1.2941まで下落となり、ポンドドルは1.8480、 オージードルも0.7763まで大きな下落となり、 ドルスイスは1.1737、 カナダドルは1.2090まで買い戻された。 一方クロス円では、 ユーロ円がロンドンでの135.91までの戻りを失い134.91まで急落となり、 ポンド円は、軟調な展開から192.62まで下落。 オージー円も保合のから80.86まで下落となった。
11/18 |
Open |
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USD/YEN |
104.05 |
104.12 |
103.65 |
103.76 |
104.43 |
103.66 |
104.18 |
EUR/USD |
1.3032 |
1.3069 |
1.3027 |
1.3060 |
1.3075 |
1.2941 |
1.2961 |
EUR/YEN |
135.66 |
135.74 |
135.35 |
135.48 |
135.91 |
134.91 |
135.02 |
GBP/USD |
1.8600 |
1.8639 |
1.8584 |
1.8619 |
1.8623 |
1.8480 |
1.8500 |
EUR/GBP |
0.70090 |
0.70185 |
0.70055 |
0.70170 |
0.70315 |
0.69955 |
0.70005 |
USD/CHF |
1.1629 |
1.1638 |
1.1605 |
1.1618 |
1.1737 |
1.1599 |
1.1710 |
USD/CAD |
1.1945 |
1.1947 |
1.1906 |
1.1917 |
1.2090 |
1.1911 |
1.2055 |
AUD/USD |
0.7825 |
0.7841 |
0.7805 |
0.7835 |
0.7843 |
0.7763 |
0.7780 |
19日の東京市場では、ドル円は、朝方に米系証券のドル買いで104.39へ値を上げたがNY市場高値を越えられず、 シンガポール筋のオファーで下げに転じ、103.98まで下落となった。本邦当局者からのけん制発言にも市場は特に目立った反応はなく、ユーロ円は特に頭が重く、米系証券の大口売りで134.78まで下落となったが、その後は米系銀の買いやモデル系ネームの買いから135円台を回復した。ユーロドルは、ユーロ円の売りから1.2938まで弱含んだが、独系銀の大口買いにより11.2978まで上昇も、シカゴ筋の売りから1.2965へ値を下げた。ポンドドルは、1.8470から1.8524. ドルスイスは1.1684から1.1725. ポンド円は軟調に192.47から192.92での推移。 オージー円は一時80.68まで値を下げて81.09までの取引となっている。海外市場では、G20で主だった為替に対する防衛策が協議されないとの見方からドル売りが先行する形。更にグリーンスパン米FRB議長がフランクフルト・ヨーロピアン・バンキング・コングレスで、「米経常赤字の規模を勘案すると、ある時点で、ドル資産を増加させる意欲が減退するのは、説得力あるように思われる」との指摘したことから、米国の双子のファイナンスが将来的に補填できないリスクからドル売りが大きく進んだ。 ユーロドルは、1.3075の直近高値に迫る1.3070まで、ポンドドルも1.8615まで上昇。 ドル円は102.70、ドルスイスは9年ぶりの安値となる1.1580をつけた。 この影響からクロス円も大幅な下落となり、ユーロ円は134.05、ポンド円も190.93の安値まで大きく下落となった。 一方オージー円は、オージードルが引き続き0.7862の高値圏まで上昇したことで、80.60までの下落に止まっている。
11/19 |
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USD/YEN |
104.18 |
104.39 |
103.98 |
104.18 |
104.18 |
102.70 |
103.12 |
EUR/USD |
1.2961 |
1.2982 |
1.2938 |
1.2954 |
1.3070 |
1.2956 |
1.3024 |
EUR/YEN |
135.02 |
135.14 |
134.78 |
134.95 |
135.20 |
134.05 |
134.30 |
GBP/USD |
1.8500 |
1.8529 |
1.8470 |
1.8490 |
1.8615 |
1.8486 |
1.8572 |
EUR/GBP |
0.70005 |
0.70125 |
0.69955 |
0.70080 |
0.70320 |
0.70000 |
0.70110 |
USD/CHF |
1.1710 |
1.1725 |
1.1684 |
1.1700 |
1.1707 |
1.1580 |
1.1615 |
USD/CAD |
1.2055 |
1.2069 |
1.2029 |
1.2050 |
1.2044 |
1.1903 |
1.1935 |
AUD/USD |
0.7780 |
0.7787 |
0.7751 |
0.7777 |
0.7864 |
0.7778 |
0.7840 |
22日の東京市場では、早朝から週末のブッシュ米大統領と小泉首相の日米首脳会談において、ブッシュ大統領が「強いドル政策」を確認したことから、 ドル円は103.35まで上昇も戻り売りに押されて102.95まで弱含んだが、本邦輸入企業からのドル買いを受けて、 103.42まで反発した。 しかし、その後は103.50アッパーに控える海外勢の戻り売り意欲から、103円30台で小動きに終始した。 日経平均株価の300円近い下落も円売りに繋がったと言われている。 一方ユーロドルは1.3055まで上昇後、 利食い売りで1.3016まで弱含むも、小動きな展開。 ユーロ円は134.19から134.75でレンジ的推移となった。また、 ポンド円は、ポンドドルが1.8558から1.8589で小動きであったことから、191.27から191.94で推移したが、 192円近辺では戻り売りの押され、比較的乱高下気味の展開となった。 オージー円は、80.61から81.05で早朝の高値からは軟調に推移している。海外市場でも、G20が終了したことで目先の材料が出尽くし感が漂い、更に主だった経済指標の発表がないことから、市場は閑散な取引となった。 唯一ポンドドルが、イギリスの住宅価格指標が低下したことを受けて一時1.8519まで売り込まれたことと、ドッジ加中銀総裁が「カナダドルの米ドルに対する上昇は不適切ではない」との見解を示したことを受けてカナダドル買いが強まり、ドルカナダは1.1823まで大きく下落となった。 ユーロドルは1.3012から1.3050でのレンジ的推移。 ポンドドルは下落後大きく1.8605までNYで回復した。 ドル円は、102.95−103.00から103.25−30で動きがなく、クロス円では、ユーロ円が134.27−33の安値から134.74まで上昇。 ポンド円は、191.00から192.00で推移した。 一方オージー円は軟調な展開から、80.52まで下落となった。独5賢人委員会のボーフィンガー委員は「欧州中央銀行は制限のないユーロ売りドル買いを始めるべきだ」と述べ、 ドイツ政府筋は、米国はG20声明文に「急激な為替変動に反対する」という文言を載せることを拒否したと非公式に伝えた。 しかし、これを受けてユーロドルが大きく動くことはなかった。
11/22 |
Open |
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USD/YEN |
103.05 |
103.42 |
102.95 |
103.19 |
103.33 |
102.99 |
103.15 |
EUR/USD |
1.3049 |
1.3053 |
1.3016 |
1.3036 |
1.3051 |
1.3011 |
1.3049 |
EUR/YEN |
134.42 |
134.75 |
134.19 |
134.51 |
134.72 |
134.30 |
134.60 |
GBP/USD |
1.8585 |
1.8590 |
1.8555 |
1.8560 |
1.8607 |
1.8522 |
1.8605 |
EUR/GBP |
0.70180 |
0.70245 |
0.70080 |
0.70225 |
0.70315 |
0.70120 |
0.70145 |
USD/CHF |
1.1577 |
1.1630 |
1.1577 |
1.1615 |
1.1646 |
1.1610 |
1.1627 |
USD/CAD |
1.1935 |
1.1955 |
1.1924 |
1.1947 |
1.1974 |
1.1824 |
1.1846 |
AUD/USD |
0.7847 |
0.7920 |
0.7815 |
0.7819 |
0.7854 |
0.7808 |
0.7826 |
23日のアジア市場では、東京市場が休場なことや明後日の米感謝祭の休日を控えて、ポジション調整的な動向に終始した。ドル円は103.11から103.65まで上昇、ユーロドルは1.3041から1.2975まで下落、ポンドドルは1.8591から1.8525まで下落、クロス円の総じてこの影響からレンジ的推移に終始した。 ユーロ円は134.63から134.28へユーロドルの下落を受けて軟調推移。 オージー円も80.72から一時80.38の安値をつけた。またポンド円は、191.49から192.00で比較的しっかりとした動向となった。ロンドン市場でもショートカバーのドル買いが先行する動きが継続して、一時ドル円は103.70まで上昇。 ユーロドルも1.2986まで下落となったが、ロシア中銀が外貨準備におけるユーロの比率を見直すとの報道を受けて、ユーロ買いが強まり、一気にドル売りの流れとなった。 ユーロドルは、直近高値の1.3074を上抜け1.3092へ上昇。 ポンドドルも1.8730近辺。 ドル円は102.87へ下落した。 しかしドル円では、102円台ではショート・カバー意欲が強くクロス円の買い戻しとともに103円台へ回復したことで、クロス円が堅調に上昇。 ユーロ円は134.34−39から135円付近に上昇。 ポンド円も191.70−80からポンドドルの1.87台への上昇を受けて193円台へ上昇した。 またオージー円もオージードルが0.7880−85へ上昇したことから、81.19−29へ上昇した。NY市場では、一時利食いにドルが買い戻される局面があったが、ロンドン市場の流れを引き継ぎ、米ヘッジ・ファンドなどのドル売りが優性となり、ユーロドルは1.3057−63から1.3108近辺へ上昇。ポンドドルも1.8675−80から1.8748付近まで上昇となり、ドル円は103.58−63へ上昇後103円30台での揉み合いとなった。 一方クロス円では、買戻しが更に強まり、ユーロ円は135.58−63、ポンド円は193.68−78、オージー円は81.42−50とロンドンの高値を更新した。
11/23 |
Open |
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USD/YEN |
103.18 |
103.65 |
103.11 |
103.40 |
103.70 |
102.87 |
103.31 |
EUR/USD |
1.3039 |
1.3041 |
1.2975 |
1.3000 |
1.3108 |
1.2985 |
1.3086 |
EUR/YEN |
134.54 |
134.63 |
134.28 |
134.42 |
135.55 |
134.30 |
135.21 |
GBP/USD |
1.8585 |
1.8591 |
1.8525 |
1.8537 |
1.8729 |
1.8528 |
1.8688 |
EUR/GBP |
0.70120 |
0.70155 |
0.70040 |
0.70125 |
0.70140 |
0.69850 |
0.70040 |
USD/CHF |
1.1633 |
1.1697 |
1.1633 |
1.1671 |
1.1686 |
1.1562 |
1.1580 |
USD/CAD |
1.1846 |
1.1912 |
1.1846 |
1.1897 |
1.1912 |
1.1835 |
1.1852 |
AUD/USD |
0.7823 |
0.7823 |
0.7774 |
0.7803 |
0.7879 |
0.7793 |
0.7857 |
24日の東京市場では、昨日の東京市場休場、明日の米国市場休場の谷間での薄商いの中、ドル円は堅調に推移して、103.30から103.73まで上昇した。 しかしながら、103.80から104.10には大量のドル売りが控えているとの噂があり、欧州勢参入とともに103.25まで下落している。 ユーロドルは1.3080から1.3118まで上昇して、最高値を更新したが、こちらも1.3150までオプション絡みの大量のオファーが控えているとの話が出ている。 ユーロ円は135.22から135.80でドル円につれて堅調な推移。 ポンドドルは1.8676から1.8715で比較的昨晩の上昇からは、静かな動きとなり、ポンド円も192.94から193.74での推移となった。 またオージー円はドル円の上昇にやはり、81.09から81.46へ上昇したが、引き続き81.50を超えられていない。ロンドン市場ではドル売りが根強く、ドル円は103円を割り込んで102.72下落。 ユーロドルも1.3170まで上昇。ユーロ円は135.15まで下落となった。NY市場では、ドル円は102.89、ユーロドルは1.3147、ポンドドルは1.8793、ユーロ円は135.26で取引を開始。 「感謝祭」の祝日をあすに控え、取引は閑散だが、この日発表の米経済データはまちまちの内容となり、ドルの売り圧力をほとんど緩和しなかった。新規失業保険申請件数は予想33.5万件を下回る32.3万件と、直近3ヶ月間で最も低く、米10月耐久財受注は予想に反して−0.4%に転じたものの、前回分は上方修正された。 ただし、11月のミシガン大消費者信頼感確報値は、92.8と悪化してドルが売られた。 引き続き巨額の米貿易赤字が懸念されていることや米政策当局ドルがドル安阻止策を打ち出さないこと、昨晩のロシア中銀が外貨預金に占めるユーロの比率を引き上げているとの話が未だ尾を引いている。 ドルは対スイスフランで9年ぶりの安値1.1445、対円では4年半ぶり安値の102.56に下落。ユーロドルは1.3190、ポンドドルは1.8827の高値をつけた。 一方クロス円は総じてレンジ的推移なり、ユーロ円は135.04の安値からは135円ミドルへ反発。ポンド円は、192.77から193.82での範囲での動向、オージー円はオージードルの上昇が0.7894に限られたことから、80.84まで下落した。
11/24 |
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USD/YEN |
103.31 |
103.73 |
103.27 |
103.28 |
103.35 |
102.56 |
102.80 |
EUR/USD |
1.3086 |
1.3118 |
1.3079 |
1.3107 |
1.3190 |
1.3103 |
1.3186 |
EUR/YEN |
135.21 |
135.80 |
135.17 |
135.43 |
135.69 |
135.04 |
135.53 |
GBP/USD |
1.8688 |
1.8718 |
1.8664 |
1.8705 |
1.8827 |
1.8705 |
1.8811 |
EUR/GBP |
0.70040 |
0.70110 |
0.70025 |
0.70050 |
0.70125 |
0.69915 |
0.7008 |
USD/CHF |
1.1580 |
1.1587 |
1.1560 |
1.1563 |
1.1588 |
1.1445 |
1.1453 |
USD/CAD |
1.1852 |
1.1868 |
1.1839 |
1.1847 |
1.1850 |
1.1782 |
1.1795 |
AUD/USD |
0.7857 |
0.7873 |
0.7843 |
0.7872 |
0.7894 |
0.7858 |
0.7867 |
25日の東京市場は、米国市場が感謝祭で休場のため動意に乏しい展開ながらも、ドル円は午前中に仲値絡みで、朝鮮半島の地政学的リスクに絡んだ噂などから103.05まで強含んだが、 結局欧州勢参入後は102.80−85から102.45まで下落となった。 102.50にはオプション・トリガーがあった模様で、これをつけに行く動向と見られる。 またユーロドルは1.3163から1.3192で、ユーロ導入後の高値を更新した。 ユーロ円は135.25から135.72でドル円の下落に軟調な推移。 ポンドドルは、 1.8802から1.8833で小動きに終始して、ポンド円は193.77からやはりドル円の下落に192.95まで下落となった。 オージー円も81.03から80.75へ下落した。春日銀審議委員、黒田元財務官、細田官房長官などが円高を警戒する発言を繰り返したが、マーケットはほとんど反応していない。 海外市場では、全般的にドル売りが進む展開は継続となった。ロンドン市場から、ユーロドルはドイツの11月IFO業況指数の悪化を受けて売られる局面もあったが、1.32のオプショントリガーをつけて1.32台ミドルを試した。 ドルスイスはウクライナ情勢の混迷から1.1384まで一時下落した。 またドル円は102.40まで下落したが、介入警戒感から106.69まで反発となり、オージードルは金価格の上昇を受けて0.7900のオプショントリガーをこなして0.7935まで上昇した。ただし、NY市場が休場であることからその後は動意が薄かったが、早朝のシドニー・ウェリントンから早々とユーロドルは1.3284まで上昇。 ドル円は102.38へ下落。 ポンドドルは1.8942の高値をつけた。 この影響から、クロス円も総じて堅調な展開となり、ユーロ円は135.12を安値に135.98まで上昇。 ポンド円は194.04、オージー円は81.37の高値をつけた。
11/25 |
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USD/YEN |
102.80 |
103.05 |
102.45 |
102.53 |
102.80 |
102.38 |
102.46 |
EUR/USD |
1.3186 |
1.3192 |
1.3163 |
1.3187 |
1.3284 |
1.3180 |
1.3270 |
EUR/YEN |
135.53 |
135.72 |
135.07 |
135.20 |
135.98 |
135.12 |
135.96 |
GBP/USD |
1.8811 |
1.8838 |
1.8800 |
1.8833 |
1.8942 |
1.8829 |
1.8930 |
EUR/GBP |
0.70080 |
0.70090 |
0.69960 |
0.70000 |
0.70195 |
0.69940 |
0.70080 |
USD/CHF |
1.1453 |
1.1470 |
1.1446 |
1.1455 |
1.1460 |
1.1384 |
1.1390 |
USD/CAD |
1.1795 |
1.1816 |
1.1770 |
1.1787 |
1.1810 |
1.1748 |
1.1765 |
AUD/USD |
0.7867 |
0.7888 |
0.7858 |
0.7885 |
0.7938 |
0.7883 |
0.7918 |
26日の東京市場は、早朝からドル円は102.37まで弱含んだが、仲値不足観測から102.74まで上昇。中国人民銀行幹部が9月末に米国債を売却したとの話が伝わると、102.15まで急落となった。 しかし、この後は、既に売却が終わったとの観測から、ドル円は102円前半で揉み合いとなった。 ユーロドルも1.3251から1.3330まで上昇したが、アジア系中銀の売りで1.32台へ押し戻された。 ユーロ円は135.85から136.32で堅調推移。ポンドドルはやはり1.8916から1.9030へ上昇して、直近の高値に後一方と迫った。 この影響からポンド円も193.69から194.73へ上昇。 オージー円も81.04から81.45まで上昇したが、引き続き上値が重い展開は継続している。ロンドン市場では、ドルスイスで大口のドル買いが出たことをきっかけに、スイス中銀のドル買い介入との憶測も絡み、介入警戒感からの全般的なドル買い戻しが強まった。また、中国人民銀行顧問の「中国政府の外貨準備に関する措置については承知していない」との声明もドルのショート・カバーを誘う一因となったようだ。 ユーロドルは、1.3286から1.3180まで急落となり、ポンドドルも1.8980から1.8833まで下落。 ドルスイスは1.1373から1.1497まで急上昇。 ドル円も102.51から103.45まで急上昇となった。 しかし、その後は全般的に戻り売りや利食いに押されて、ユーロドルは1.3272−75へ回復、ポンドドルも1.8960−65へ値を戻した。一方クロス円では、こういった上昇・下落の余波から乱高下となったが、ユーロ円は135.75へ下落後、一時136.55−60へ上昇。 ポンド円は195.00へ上昇、このレベルを上限に乱高下の展開が継続した。一方オージー円は、80.85−95へ下落となったが、81.20−25を頭にレンジ的推移が継続した。 NY市場では、ドル円は102.98、ユーロドルは1.3249、ユーロ円は136.38、ポンドドルは1.8944、ドルスイスは1.1437で取引を開始。 感謝祭明けの金曜日ということもあり、積極的な商いは見られず、特段の指標発表もないことからロンドンでのドルの高値から、徐々にドルが再度軟調な展開となった。ユーロドルは1.3217−22を安値に1.33手前まで上昇。 ポンドドルも1.8900から1.8972−78まで上昇となり、ドル円は103.05−10から102.50−55まで値を下げた。この影響からユーロ円は136円前半の推移、ポンド円は195円を頭に194.15−25へ下落、オージー円は80.80台から81.20台でのレンジ的推移が継続した。またトリシェECB総裁は、最近のユーロ/ドル相場の動きは「好ましくない」とした上で、強いドル政策を追求する米財務長官の決意の重要性を強調したが、マーケットは反応することはなかった。
11/26 |
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USD/YEN |
102.46 |
102.74 |
102.15 |
102.52 |
103.45 |
102.47 |
102.60 |
EUR/USD |
1.3270 |
1.3330 |
1.3251 |
1.3284 |
1.3296 |
1.3180 |
1.3289 |
EUR/YEN |
135.96 |
136.32 |
135.85 |
136.22 |
136.58 |
135.75 |
136.32 |
GBP/USD |
1.8930 |
1.9036 |
1.8900 |
1.8973 |
1.8979 |
1.8832 |
1.8943 |
EUR/GBP |
0.70080 |
0.70200 |
0.69980 |
0.70020 |
0.70130 |
0.69870 |
0.70070 |
USD/CHF |
1.1390 |
1.1402 |
1.1337 |
1.1373 |
1.1497 |
1.1372 |
1.1390 |
USD/CAD |
1.1765 |
1.1773 |
1.1716 |
1.1746 |
1.1817 |
1.1723 |
1.1774 |
AUD/USD |
0.7918 |
0.7947 |
0.7906 |
0.7934 |
0.7934 |
0.7842 |
0.7898 |
29日の東京市場では、週明けから静かな動向となったが、温家宝中国首相が「他国からの圧力に屈して人民元のドル・ペッグ(連動)制を変更しない」との発言を受けて、買い戻しが進みドル円は、一時103.07まで反発した。 しかし、引き続き戻り売り圧力も強く直ぐに102円台へ押し戻されたが、本日はコステロ豪財務相、ロート・スイス中銀総裁、アティーヤ・カタールエネルギー相などのドル安懸念発言が相次ぎ、 ユーロドルの下落を受けて、ドル円もショート・カバー気味に103.09まで再度反発した。 またユーロドルも1.3290から1.3233まで弱含みとなったが、このレベルでは押し目買いに反発している。 またユーロ円は、136.31から136.51でドル円とユーロドルの動きの狭間で動意が薄かった。 一方ポンド円は、ポンドドルが1.8882から1.8935で小動きなことから、ドル円に反応して194.10から194.81まで堅調に上昇した。 オージー円は、オーストラリアの7−9月期の経常赤字が拡大したことや、コステロ豪財務相の「豪ドル高は輸出企業を苦しめている」との発言に、オージードルが0.79台から0.7832−37まで大きく下落となったことで、81.13から80.72まで軟調推移となった。海外市場では、ポジション調整的な取引が中心となり、今週発表になる米経済指標を前に全体的に小動きとなった。ドル円はロンドンの開始の103.13の高値から102台へ押し戻され、ユーロドルは、1.3240−79でレンジ的推移を継続した。 細川財務次官は「為替の急な動きには毅然として断固たる措置をとる」、トリシェECB総裁は「最近のユーロ相場の動きは歓迎できない」と述べ、ロート・スイス中銀総裁は「投機的なスイスフラン買いは調整するための政策の引き金になる」と発言して、マーケットではユーロスイスが1.5000を割れたらSNBが介入に踏み切るとの憶測が流れ、ドルスイスは一時1.1473まで強含んだ。 しかしNY市場で米債が大きく値を下げたことから、ドルは売り込まれユーロドルは1.3305の高値圏へ上昇。 ドル円も102.52へ下落した。 この影響からユーロ円も一時136.05近辺へ下落したが、その後はシカゴ筋の買いから136円65と東京高値を若干上回るレベルまで値を戻した。 またポンド円は、ポンドドルが1.8851のロンドンの安値圏から堅調に1.8966まで上昇したことで、一時ドル円のつれて193.87−97まで下落するも、195円手前まで回復している。 一方オージー円は、アジアの流れを受けてオージードルが0.7870で上値を重くしていることで、やはりドル円の下落に一時80.40−50まで下落したが、その後ドル円が102円後半を回復しても反発は80.65−75に限られた。
11/29 |
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USD/YEN |
102.60 |
103.07 |
102.60 |
103.01 |
103.13 |
102.52 |
102.86 |
EUR/USD |
1.3289 |
1.3295 |
1.3232 |
1.3245 |
1.3305 |
1.3229 |
1.3278 |
EUR/YEN |
136.32 |
136.51 |
136.26 |
136.45 |
136.65 |
136.05 |
136.55 |
GBP/USD |
1.8943 |
1.8938 |
1.8875 |
1.8908 |
1.8966 |
1.8851 |
1.8936 |
EUR/GBP |
0.70070 |
0.70210 |
0.70000 |
0.70050 |
0.70320 |
0.70020 |
0.70140 |
USD/CHF |
1.1390 |
1.1460 |
1.1400 |
1.1455 |
1.1473 |
1.1385 |
1.1420 |
USD/CAD |
1.1774 |
1.1817 |
1.1783 |
1.1813 |
1.1873 |
1.1805 |
1.1850 |
AUD/USD |
0.7898 |
0.7903 |
0.7834 |
0.7865 |
0.7870 |
0.7825 |
0.7825 |
30日の東京市場では、日本の10月失業率、同鉱工業生産の悪化をきっかけに、海外勢のショートカバーのドル買いが優勢になり、月末仲値不足も手伝って、ドル円は102.82から103.37まで上昇した。 しかし、引き続き高値は維持できなかったが、103円を維持して堅調な展開となった。 一方ユーロドルは1.3283から1.3233まで軟調に推移。 ユーロ円は136.50から136.91で乱高下となった。 ポンド円は、一時195.37近辺まで強含んだが、194.48へ下落。 またオージー円は、この日発表された10月の豪小売売上高と建設許可件数がいずれも予想外に弱く、豪政策金利の据え置きを示唆する内容だったことやコステロ財務相が「経常赤字の大きさに比して豪ドル相場が強過ぎる」と発言、 明日発表される7−9月期の豪州GDPにも悪影響を与えると示唆したことから、オージードルの投売りが加速して、オージードルは、0.77近辺まで急落となり、オージー円も80.64から79.33−43まで急落となった。 ロンドン市場では、イギリスの11月のネイション・ワイドの住宅価格が上昇したことをきっかけにポンド買いが強まり、ポンドドルは1.90台へ乗せて1.90−95まで上昇。 ユーロドルは、ユーロポンドの売りから横ばいに推移したが、結局ポンド相場に引きづられる形で1.3237から1.3308−13まで上昇となり、 ドル円は102.58−62まで下落となった。ロンドンフィキシングでユーロポンドでの大大口のユーロ売りが出るとの噂があった模様。 この影響からユーロ円は136.30−35から136.75−75のレンジ的推移を継続した。 ただし、ポンド円はポンドドルの上昇にも関わらず、利食いが頭を抑え194.65−75から193.88−98まで軟化した。 またオージー円は、東京での急落から安値を79.25−35まで更新したが、オージードルが、0.7760−65へ反発したことから、一応下値を止めた。NY市場では、ドル円は102.65、ユーロドルは1.3317、ポンドドルは1.9124、ユーロ円は136.61で取引を開始。ロンドンでドルが売られた流れを引き継いだが、米経済指標に一喜一憂する相場となった。 米国第3四半期GDP改定値の改善を受けて、ドルが買い戻されたが、11月の米消費者信頼感指数が予想を下回り、トリシェ総裁が、「ユーロ圏の融資環境は非常に良好、来年の経済成長率が約2%となる環境は整っている」と発言したことから、ユーロは史上最高値圏となる1.3336まで上昇し、ポンドドルは、1.9133と今年の高値である1.9140に迫った。一方ドル円は、押し目買いに102.42の安値から103.23まで一時反発となり、クロス円は大方上昇した。 特にポンド円はロンドン時間に動意が薄かった分だけ、大幅な躍進となり、194.30−40から197円近辺まで大きく上昇となった。 一方ユーロ円は引き続きレンジ気味ながらもロンドンの高値を更新して、136.97をつけた。 またこの日受難のオージー円は、オージードルが0.78を越えられなかったことから、79.95−80.00付近まで上昇も、 オージードルが再度0.77前半へ下落すると79円前半へ値を落としてNY市場を引けている。
11/30 |
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USD/YEN |
102.86 |
103.37 |
102.95 |
103.21 |
103.23 |
102.42 |
103.07 |
EUR/USD |
1.3278 |
1.3277 |
1.3231 |
1.3239 |
1.3336 |
1.3237 |
1.3279 |
EUR/YEN |
136.55 |
136.91 |
136.55 |
136.64 |
136.97 |
136.37 |
136.82 |
GBP/USD |
1.8936 |
1.8928 |
1.8868 |
1.8895 |
1.9133 |
1.8888 |
1.9094 |
EUR/GBP |
0.70140 |
0.70250 |
0.70050 |
0.70070 |
0.70070 |
0.69470 |
0.69550 |
USD/CHF |
1.1420 |
1.1459 |
1.1420 |
1.1456 |
1.1457 |
1.1325 |
1.1407 |
USD/CAD |
1.1850 |
1.1905 |
1.1847 |
1.1893 |
1.1925 |
1.1840 |
1.1875 |
AUD/USD |
0.7825 |
0.7819 |
0.7697 |
0.7706 |
0.7760 |
0.7701 |
0.7730 |