過去の市場概況
2004年 | 12月 | 11月 | 10月 | 09月 | 08月 | 07月 | 06月 | 05月 | 04月 | 03月 | 02月 | 01月 |
2005年 | 01月 |
1日の東京市場では、FOMCやG7などの一連のイベントを控えて、月初ということもあり動意の乏しい展開。 ドル円は、103.50から103.99まで上昇したが、輸出の売りも散見され慎重な動向。 またユーロドルは1.3023から1.3066でのレンジ推移とり、ユーロ円はこのところ本邦機関投資家の買いが出ているようで、本日も起債絡みのユーロ円の買いニーズがあったことから、135.13から135.57まで上昇した。 またポンドドルも、1.8815からから1.8862でのレンジ的推移となり、ポンド円は、195.03から195.69まで堅調に上昇した。 一方オージー円は、早朝にショートカバー的に80.48まで上昇したが、オーストラリアの貿易赤字が改善したにも関わらず、オージードルが0.7763から0.7703へ下落したことで、軟調な推移となり80.07へ下落している。米財務省のテーラー米財務次官が退任し、後任にアダムズ氏が就任することから、米財政赤字削減に期待感が出ている模様。 ロンドン市場では、ユーロ円の買いが一服したことから、ドルの買い戻しが優勢となり、ユーロドルは1.3018まで下落となったが、1.3040−45とのレンジ的推移となった。 またポンドドルは1.8835−40から1.8774まで下落となり、ドル円は、104円台を回復できなかったことから、103.60−65へ下落した。 この影響からユーロ円は東京の高値から135.05−10へ下落となり、 ポンド円も194.95−05へ下落、オージー円もオージードルの0.7696への下落から一時79.80−90へ下落となった。 NY市場では、ISMの1月の製造業景気指数の雇用指数の強さが注目され、ドルが買い戻し気味となったが、FOMCや米一月の雇用統計を控えて、ドルは高値を維持できなかった。ユーロドルは、一時1.3001まで下落も、1.3057へ反発。ポンドドルも、1.8775から1.8844へ上昇した。 またドル円では一時104.10の高値をつけたが、103.52まで反落している。 一方クロス円では、まちまちの展開となり、ユーロ円は135.07から135.35−40での動意の薄い展開、ポンド円は、195.75の高値をつけたが、194.90−95へ下落となった。 またオージー円では、オージードルがロンドンの安値から0.7757へ反発したことで、やはり80.30−40へ値を戻している。
02/01 |
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High |
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USD/YEN |
103.70 |
103.99 |
103.50 |
103.96 |
104.10 |
103.52 |
103.67 |
EUR/USD |
1.3038 |
1.3066 |
1.3018 |
1.3028 |
1.3057 |
1.3001 |
1.3046 |
EUR/YEN |
135.20 |
135.57 |
135.13 |
135.44 |
135.50 |
135.07 |
135.26 |
GBP/USD |
1.8830 |
1.8866 |
1.8802 |
1.8824 |
1.8844 |
1.8774 |
1.8839 |
EUR/GBP |
0.69240 |
0.69285 |
0.69170 |
0.69210 |
0.69380 |
0.69180 |
0.69250 |
USD/CHF |
1.1889 |
1.1926 |
1.1873 |
1.1913 |
1.1960 |
1.1893 |
1.1906 |
USD/CAD |
1.2400 |
1.2424 |
1.2382 |
1.2410 |
1.2438 |
1.2344 |
1.2365 |
AUD/USD |
0.7755 |
0.7763 |
0.7703 |
0.7710 |
0.7757 |
0.7696 |
0.7739 |
GBP/JPY | 195.27 | 195.75 | - | - | - | 194.94 | 195.30 |
AUD/JPY | 80.42 | 80.48 | - | - | - | 79.85 | 80.23 |
2日の東京市場では、FOMCやブッシュ大統領の一般教書演説を本日に控え様子見気分だが、クロス円の機関投資家からの買いをベースにドル円はしっかりとした展開。103.54から103.82へ上昇した。また、この影響からユーロドルも1.3034から1.3094まで連れ高となり、ユーロ円は135.20から135.80まで上昇している。またポンド円は、195.14から195.57でのレンジ推移。オージー円は、豪州準備銀行の政策金利の据え置きを受けて、80.04まで下落したが、押し目買いにオージードルが0.7750−55まで上昇したことで、80.42へ上昇している。ロンドン市場では、東京市場でのユーロ円の堅調な上昇から、利食いとみられる売りが優勢になり、ユーロ円が135.61から135.17まで下落となり、 ドル円も103.40−50のストップ・ロスをつけて、103.35まで下落となった。一方ユーロドルは、1.3067から1.3089で揉み合いとなり、ポンドドルも1.8831−1.8885でのFOMCを控えて、欧州通貨では、静かな動向となった。 またポンド円は、194.90−00から195.25−35でのレンジ推移。 オージー円は一時80.00−10へ下落した。 NY市場では、引き続きFOMCを控えて様子見ムードが強まる中、米系インベストバンクや短期投機筋のポジション調整のドル買いから、ユーロドルが1.3009まで下落。 ドル円は104.10まで上昇した。FOMCでは、事前予想通り0.25%の利上げ決定となったが、慎重なペースで利上げを継続するとの声明に変化がなかったことから、発表後は調整的なドル売りが優勢とり、ドルは高値から反落している。 ポンドドルは1.8888から1.8824へ下落となり、ユーロ円は、135.62から134.92まで下落した。 またポンド円は一時ドル円の上昇に195.98近辺の高値をつけたが、その後値を消して195.25−35へ下落している。 一方オージー円は、オージードルが0.7733から1.7789へ急騰となり、一時80.80の高値をつけている。
02/02 |
Open |
High |
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High |
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Close |
USD/YEN |
103.67 |
103.82 |
103.57 |
103.72 |
104.10 |
103.35 |
103.60 |
EUR/USD |
1.3046 |
1.3094 |
1.3034 |
1.3071 |
1.3090 |
1.3009 |
1.3027 |
EUR/YEN |
135.26 |
135.80 |
135.20 |
135.59 |
135.62 |
134.92 |
134.95 |
GBP/USD |
1.8839 |
1.8864 |
1.8826 |
1.8839 |
1.8889 |
1.8821 |
1.8860 |
EUR/GBP |
0.69250 |
0.69485 |
0.69240 |
0.69380 |
0.69410 |
0.69065 |
0.69070 |
USD/CHF |
1.1906 |
1.1922 |
1.1872 |
1.1883 |
1.1965 |
1.1855 |
1.1928 |
USD/CAD |
1.2365 |
1.2374 |
1.2311 |
1.2334 |
1.2417 |
1.2308 |
1.2384 |
AUD/USD |
0.7739 |
0.7759 |
0.7720 |
0.7756 |
0.7789 |
0.7733 |
0.7782 |
GBP/JPY | 195.30 | 195.98 | - | - | - | 194.92 | 195.39 |
AUD/JPY | 80.23 | 80.80 | - | - | - | 80.04 | 80.62 |
3日の東京市場では、本邦機関投資家からユーロ債投資の円売りが入ったことから、ドル円でも103.59から104.28まで強く上昇となった。ドル買いの材料しては、ブッシュ大統領の一般教書演説の中で歳出削減に言及したことが挙げられているが、ユーロドルでは、1.3011から1.3038と小動きだったことからは、あまり強いインパクトがあったとも思われず、ユーロ円の134.93から135.77までの強い上昇によるところが大きいと見られる。また、ポンドドルは1.8831から1.8856での推移となり、やはり小動きなことから、ポンド円はドル円の上昇に195.32から196.35まで上昇。オージー円も80.53から80.86で堅調に推移した。ロンドン市場では、全体的にポジション調整中心の動きとなっているが、ポンドを除いてドルの買い戻しが中心。 ユーロドルは、1.3036から1.2985−90まで下落となり、ドル円は東京でつけた高値の104.28から調整的に103.80まで下落も、104.40−45へ上昇。 一方ポンドドルは、イギリスの1月住宅価格が2カ月連続の上昇となったことから、1.8915まで急上昇した。 また東京で高値をつけたユーロ円は135.25まで下落したが、ドル円の上昇に135.78上昇となり、ポンド円もポンドドルの上昇から一時197円近辺の高値をつけた。 オージー円は、昨晩の高値を更新したが、80.50−60から80.80−90でのレンジ推移となっている。欧州中央銀行理事会は政策金利を2%に据え置くことを決定したが、市場の予想通りで影響はない。NY市場では、FRBとECBの政策金利の違いに着目され、米国の2.5%とユーロ圏の2.0%の金利の違いが、テクニカル要因と相まってドルの買い戻しを促した。 ただし、金曜日の米雇用統計の発表やFRBのグリーンスパン議長の講演を控えて、市場では警戒感も広がっている。ユーロドルは、1.2940まで下落となり、ロンドンで堅調だったポンドドルも1.8765へ下落。 ドル円は104.75へ上昇となり、総じてクロス円は、揉み合いの様相となった。 ユーロ円は、135.35−40から135.65−70での推移。 ポンド円もロンドン高値から196.25−35へ下落したが、196.40−80ゾーンで揉み合いとなった。 またオージー円は、オージードルが0.7672まで一時下落したことで、80.20−30へ下落となったが、ここからは押し目買いに80.50−60へ回復している。
02/03 |
Open |
High |
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High |
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USD/YEN |
103.60 |
104.28 |
103.56 |
104.15 |
104.75 |
103.80 |
104.45 |
EUR/USD |
1.3027 |
1.3038 |
1.3011 |
1.3022 |
1.3036 |
1.2940 |
1.2975 |
EUR/YEN |
134.95 |
135.77 |
134.92 |
135.65 |
135.78 |
135.25 |
135.52 |
GBP/USD |
1.8860 |
1.8867 |
1.8820 |
1.8837 |
1.8915 |
1.8765 |
1.8820 |
EUR/GBP |
0.69070 |
0.69165 |
0.69040 |
0.69120 |
0.69160 |
0.68850 |
0.68940 |
USD/CHF |
1.1928 |
1.1976 |
1.1925 |
1.1961 |
1.2053 |
1.1934 |
1.2020 |
USD/CAD |
1.2384 |
1.2384 |
1.2375 |
1.2385 |
1.2461 |
1.2377 |
1.2410 |
AUD/USD |
0.7782 |
0.7784 |
0.7742 |
0.7760 |
0.7767 |
0.7672 |
0.7710 |
GBP/JPY | 195.39 | 197.02 | - | - | - | 195.31 | 196.62 |
AUD/JPY | 80.62 | 80.88 | - | - | - | 80.26 | 80.55 |
4日の東京市場は、G7や米雇用統計を控えて静かな動向。ドル円は104.38から104.63で小動きに推移したが、下値ではオプション絡みの買いが支えていた模様。ユーロドルは、1.2951から1.2979でやはり静かな動向、ポンドドルも1.8801から1.8823での推移となり、ユーロ円は135.35から135.60のレンジ、ポンド円は196.37から196.72で堅調な推移となったが、オージー円は、オーストラリア12月の小売売上高の悪化を受けて、80.59から80.25で軟調な推移となった。ロンドン市場では、東京での動意の薄い展開から一転して、テーラー米財務次官の「中国が柔軟な為替制度に向け迅速に行動するよう望む」との発言を受けて、クロス円を含めて円買いが進んだ。 ドル円は、104円割れのストップ・ロスをつけて、103.78まで下落となり、 ユーロ円は135.57から134.65、ポンド円も195.48−58、オージー円も80.00−05へ下落となった。一方欧州通貨では、ユーロドルは1.2958から1.2974で小動き、ポンドドルは1.8805から1.8860−65へ上昇した。ロシア中銀が1日からユーロを組み入れた通貨バスケットを導入すると発表したが、影響はあまりなかった。NY市場では、米1月の雇用統計で非農業部門雇用者数の増加数が予想以上に少なかった事や前月の伸びが下方修正されたことを嫌気したドル売りから、ユーロドルは、1.3050へ上昇、ただし、その後は、グリーンスパンFRB議長が「米経常赤字はこれ以上悪化しないだろう」と発言したことからドルが買いが優勢となり、結局荒い値動きの中、ドルは高値圏での引けとなった。 特にユーロドルは、直近の安値である1.2922を割り込んで1.2865へ下落となった。 一方ドル円は発表直後103.46の安値をつけたが、104.20近辺へ急上昇。 またその後103.50−55へ下落となり、ゆっくりと104円台を回復してNY市場を引けている。ポンドドルも1.8923へ上昇後、 1.8731へ下落となり、オージードルは、0.7755から0.7681まで下落したが、0.77台を回復している。 この影響から、ユーロ円は、135.08から133.79へ急落となり、ポンド円も194.72まで下落した。 また、オージー円は一時79.88−93へ下落も、80.22−27と比較的小動きとなった。
02/04 |
Open |
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High |
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USD/YEN |
104.45 |
104.63 |
104.38 |
104.40 |
104.49 |
103.46 |
104.10 |
EUR/USD |
1.2975 |
1.2979 |
1.2951 |
1.2953 |
1.3050 |
12865 |
1.2867 |
EUR/YEN |
135.52 |
135.61 |
135.35 |
135.39 |
135.55 |
133.79 |
133.95 |
GBP/USD |
1.8820 |
1.8824 |
1.8800 |
1.8802 |
1.8920 |
1.8730 |
1.8757 |
EUR/GBP |
0.68940 |
0.68975 |
0.68880 |
0.68890 |
0.6900 |
0.6851 |
0.6862 |
USD/CHF |
1.2020 |
1.2040 |
1.2013 |
1.2015 |
1.2120 |
1.1950 |
1.2115 |
USD/CAD |
1.2410 |
1.2420 |
1.2396 |
1.2398 |
1.2504 |
1.2370 |
1.2494 |
AUD/USD |
0.7710 |
0.7715 |
0.7682 |
0.7684 |
0.7770 |
0.7685 |
0.7694 |
GBP/JPY | 196.62 | 197.02 | - | - | - | 194.72 | 195.24 |
AUD/JPY | 80.55 | 80.59 | - | - | - | 79.88 | 80.15 |
7日の東京市場では、週末のG7で中国人民元切り上げに新展開がなかったことから、早朝からドル円は買い先行となり104.68まで上昇した。ただし、このレベルからは本邦輸出企業やファンド筋からのユーロ円の売りが持ち込まれ、104.05まで下落した。一方ユーロドルは、1.2863から1.2826まで下落となり、ユーロ円も134.52まで上昇も、戻り売りが厳しく133.65まで大きく下落となった。ただし、その後は134円台へ戻している。また、ポンドドルは1.8706から1.8752で小動きだったことから、ポンド円は、194.75から195.93で堅調な推移となった。また、オージー円は、オーストラリア準備銀行が利上げの可能性を示唆したことから、オージードルが0.7735まで上昇したことで、79.86から80.69まで上昇した。ロンドン市場では、この日発表となる米予算教書を控えて、全般的にレンジ的推移となった。 ドル円は、104.60−65から104.10へ下落となり、 ユーロドルは1.2835から1.2857で推移、 ポンドドルは1.8670から1.8733での推移となり、 ユーロ円は、134.38から133.85−90へ下落、ポンド円も195.50−60から194.85−95へ下落となった。 一方利上げの示唆から堅調な展開となったオージー円は、80.40−45から80.70−75でのレンジ推移となった。NY市場では、のニューヨーク外為市場では、2006年度の米予算で歳出削減姿勢が打ち出されたことを受けて、財政・貿易の双子の赤字に対する懸念が和らぎ、ドルは上昇した。 ユーロドルは、チャート上の重要な水準を割り込んで、1.2732まで下落となり、反発も1.2779までとなっている。 またポンドドルも1.8547まで下落となり、オージードルも0.7672へ下落した。 一方ドル円では、中長期モデル系ファンドなどの買いから強含みに推移して、一時105.06の高値をつけたが本邦輸出企業の売りに上値を押さえられた。 この影響からクロス円も総じて軟調な展開となり、ユーロ円は133.61まで下落。 ポンド円も194.50−60、オージー円も80.40−45へ下落した。 また予算教書にはイラクにおける軍事費や社会保障制度改革のコストは反映されていないが、マーケットはこれを無視した。
02/07 |
Open |
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USD/YEN |
104.10 |
104.66 |
104.05 |
104.29 |
105.06 |
104.10 |
104.81 |
EUR/USD |
1.2856 |
1.2874 |
1.2826 |
1.2853 |
1.2865 |
1.2732 |
1.2757 |
EUR/YEN |
133.83 |
134.52 |
133.65 |
134.05 |
134.38 |
133.61 |
133.72 |
GBP/USD |
1.8733 |
1.8756 |
1.8708 |
1.8728 |
1.8733 |
1.8547 |
1.8572 |
EUR/GBP |
0.68625 |
0.68680 |
0.68495 |
0.68630 |
0.68800 |
0.68555 |
0.68660 |
USD/CHF |
1.2123 |
1.2150 |
1.2118 |
1.2123 |
1.2263 |
1.2110 |
1.2241 |
USD/CAD |
1.2500 |
1.2520 |
1.2490 |
1.2505 |
1.2584 |
1.2490 |
1.2551 |
AUD/USD |
0.7670 |
0.7738 |
07664 |
0.7732 |
0.7738 |
0.7672 |
0.7680 |
GBP/JPY | 195.01 | 195.93 | - | - | - | 194.53 | 194.65 |
AUD/JPY | 79.84 | 80.84 | - | - | - | 79.84 | 80.49 |
8日の東京市場は、材料の薄い中、米の予算教書の内容を好感する形が継続している。ドル円は、バイス米FRB理事の「米国のように膨大な貿易赤字の国は通貨が下落へ」との発言を受けて下落する局面もあったが、海外勢主導のドル買戻しから104.78から105.35まで上昇した。ただし、上値は本邦輸出企業からの売りオーダーが控えていることから上昇は非常にゆっくりとしたペースとなった。一方ユーロドルは、1.2750から1.2771で小動きとなり、ユーロ円はドル円の上昇に133.65から134.42まで堅調な上昇となった。またポンドドルは1.8558から1.8589で狭い値動きとなり、ポンド円も194.52から195.47へ堅調な上昇。オージー円は、利食いが進む形から、80.22まで下落も80.75へ上昇した。ロンドン市場では、東京市場の流れを引き継ぎテクニカル的な要因からイベントが終了したことで、ポジション調整の円売りが拡大した。 ドル円は、105.19から105.96まで上昇となり、クロス円も総じて上昇となった。 ユーロ円は、134.30から135.00近辺、 ポンド円は196.35−45、オージー円も80.80−90へ上昇した。 一方欧州通貨は上値を抑えられて、調整的に軟調な展開となり、ユーロドルは1.2780−85から1.2733へ下落。 ポンドドルも1.8510、オージードルも0.7612の安値をつけた。NY市場では、人民元が近いうちに切り上げられるとの見方が後退したことから、クロス円を含めて円は東京からの軟調な展開を継続した。 ドル円は105.50から105.96のロンドンの高値でのレンジ推移となったが、ユーロ円は135.22へ上昇。 ポンド円も196.70−80まで上昇となり、オージー円は久々の81円台へ乗せて81.10−15の高値をつけている。 一方ユーロドルは、ロンドンの安値から反発となるも、戻りは1.2798で限られた。 またポンドドルも1.8590へ上昇したが、その後1.8535−40へ値を落としている。 オージードルも0.7678の東京の高値圏を回復した。スノー財務長官は、「中国は柔軟な為替に向け大きく前進しているが、米国は満足していない」と述べたがマーケットは特に反応していない。
02/08 |
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USD/YEN |
104.81 |
105.35 |
104.79 |
105.26 |
105.96 |
105.19 |
105.85 |
EUR/USD |
1.2757 |
1.2771 |
1.2750 |
1.2764 |
1.2798 |
1.2733 |
1.2762 |
EUR/YEN |
133.72 |
134.42 |
133.65 |
134.36 |
135.22 |
134.30 |
135.08 |
GBP/USD |
1.8572 |
1.8598 |
1.8552 |
1.8556 |
1.8590 |
1.8510 |
1.8548 |
EUR/GBP |
0.68660 |
0.68820 |
0.68655 |
0.68780 |
0.68920 |
0.68670 |
0.68810 |
USD/CHF |
1.2241 |
1.2255 |
1.2221 |
1.2243 |
1.2250 |
1.2183 |
1.2217 |
USD/CAD |
1.2551 |
1.2570 |
1.2527 |
1.2550 |
1.2574 |
1.2453 |
1.2465 |
AUD/USD |
0.7680 |
0.7679 |
0.7643 |
0.7658 |
0.7678 |
0.7612 |
0.7664 |
GBP/JPY | 194.65 | 196.63 | - | - | - | 194.52 | 196.33 |
AUD/JPY | 80.49 | 81.11 | - | - | - | 80.20 | 81.11 |
9日の東京市場は、昨日大きく反発したドル円に戻り売りが入り、本邦輸出企業、信託銀行、証券筋からの売りで105.87から弱含んだが、海外勢と見られる買い戻し意欲が強く、小康状態となった。ただし、ジョン・ベリー元ワシントン・ポスト紙記者の「グリーンスパンは経常収支のギャップにそれほど楽観的ではない」との記事が出るとドル売りとなり、ドル円は105.32まで下落した。また、ユーロドルは、1.2730のオプションの防戦買いから、1.2753から1.2799まで上昇した。一方ユーロ円は機関投資家からの売りで135.10から134.67まで下落となったが、ユーロドルの反発に下値をホールドしている。またポンド円は、195.62から196.27での推移。オージー円も81.09から80.64まで下落したが、下値での買い意欲が強く、再度81円近辺へ反発している。ロンドン市場では、ポジション調整的なドル売りがメインとなったが、ドル円では東京の安値の105.32から105.65−70へ反発したが、再度105.35へ下落となった。 ユーロドルは買い戻しがはいり1.2766から1.28丁度近辺まで上昇した。 またポンドドルは、堅調な英12月貿易収支と12月鉱工業生産を受けて、1.8645まで急進した。 オージードルは東京でつけた安値の0.7630から反発地合も、0.7665から0.7695でレンジ的推移となった。 一方クロス円では、まちまちの展開となり、ユーロ円は135.00付近から134.73へ下落。 ポンド円はポンドドルの上昇に一時196.87まで上昇した。 またオージー円は、81.10−15で頭を押さえられた。NY市場では、12月の米卸売在庫が堅調だったことやウォールストリート・ジャーナル紙で、 グイン地区連銀総裁が「FOMCの声明文をそう遠くない将来に変更しなければならない可能性があるとしたうえで、前回までの声明文で示していた慎重なペースと緩和的なという文言を外す可能性もある」との考えを示したことからドル買いが進んだが、その後は12月の米貿易収支の発表を10日に控えて、利益確定のドル売りとなった。 ユーロドルは一時1.2739へ下落も1.2815へ上昇。 ポンドドルは、1.8547へ下落となったが、ロンドンで買い戻された分反発は限定された。 またドル円は一時105.98まで上昇も106円のオプションの防戦に上方ブレイクできずに、105.50−55へ反落している。 一方ユーロ円は、ロンドンの安値から反発となり135.50へ上昇。 ポンド円は、ロンドンの高値から196.10−20へ反落となり、オージー円はオージードルが0.7713まで上昇したことで、一時81.49まで躍進した。また600億ドル以上の水準であると発表された11月の米貿易赤字額は、主要貿易相手国のカナダのコンピューター・トラブルによる計算ミスが主因と発表されたことで、思惑が先行している模様。 12月の数値はこの影響から縮小する方向に修正される公算が大きいとみられている。
02/09 |
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USD/YEN |
105.85 |
105.87 |
105.32 |
105.36 |
105.98 |
105.35 |
105.60 |
EUR/USD |
1.2762 |
1.2799 |
1.2753 |
1.2797 |
1.2815 |
1.2739 |
1.2805 |
EUR/YEN |
135.08 |
135.10 |
134.67 |
134.82 |
135.50 |
134.73 |
135.25 |
GBP/USD |
1.8548 |
1.8595 |
1.8524 |
1.8587 |
1.8645 |
1.8547 |
1.8583 |
EUR/GBP |
0.68810 |
0.68920 |
0.68745 |
0.68840 |
0.68950 |
0.68540 |
0.68910 |
USD/CHF |
1.2217 |
1.2240 |
1.2166 |
1.2170 |
1.2231 |
1.2150 |
1.2166 |
USD/CAD |
1.2465 |
1.2502 |
1.2457 |
1.2464 |
1.2524 |
1.2462 |
1.2480 |
AUD/USD |
0.7664 |
0.7690 |
0.7630 |
0.7682 |
0.7713 |
0.7650 |
0.7708 |
GBP/JPY | 196.33 | 196.87 | - | - | - | 195.61 | 196.24 |
AUD/JPY | 81.11 | 81.49 | - | - | - | 80.62 | 81.40 |
10日の東京市場は、アジア市場の多くが旧正月で休場なことや、本日発表の米貿易収支の発表を前に小動きな展開。ドル円は、105.51から105.73での推移、ユーロドルは1.2802から1.2825、ユーロ円は135.16から135.45でのレンジに推移した。またポンドドルは、昨日の良好な経済指標から堅調に1.8619まで上昇して、ポンド円も196.06から196.71へ上昇した。本日特に目立ったのが、オージー円で、オーストラリアの1月の雇用者数が予想を大幅に上回ったことから、躍進となり81.19から82.27まで上昇した。 ロンドン市場では、米国の貿易収支と財政収支の発表を控え、ポジション調整のドル買いが優勢になり、ユーロドルは1.2822から1.2784まで下落。 ドル円は105.61から105.95まで上昇した。またユーロ円はこの動きから堅調な展開となり、135.23から135.53へ上昇した。またポンドドルは1.8626から1.8587へ下落となったが、ポンド円はドル円の上昇に197.55−65へ上昇、 オージー円も82.50へ上昇した。英中銀金融政策委員会は政策金利の据置きを発表した。NY市場では、米12月の貿易赤字が予想以上に減少したことから、ドルが急伸した。 ただしその後は利食い売りや米貿易収支が減少したとしても、引き続き赤字残が多いことを嫌気したドル売りが出て、ドルは値を消す展開となった。ユーロドルは、1.2739へ下落後、1.2906まで急上昇となり、ドル円は106.86へ上昇後、105.35まで大きく下落した。 またポンドドルも1.8510から1.8730と200BP以上の大きな上下の動きとなった。一方ポンド円は、197.96の高値をつけ、オージー円も一時82.30−35へ下落も、82.97の高値をつけた。 ユーロドルは上値に米系企業による本国投資法絡みのユーロ売りのオーダーが見られた模様。 また米1月財政収支は、+86.7億ドルと予想を上回ったがあまりインパクトを与えていない模様。
02/10 |
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USD/YEN |
105.60 |
105.73 |
105.51 |
105.66 |
106.86 |
105.35 |
105.83 |
EUR/USD |
1.2805 |
1.2825 |
1.2802 |
1.2813 |
1.2906 |
1.2739 |
1.2872 |
EUR/YEN |
135.25 |
135.45 |
135.16 |
135.36 |
136.35 |
135.22 |
136.22 |
GBP/USD |
1.8583 |
1.8630 |
1.8579 |
1.8605 |
1.8732 |
1.8508 |
1.8685 |
EUR/GBP |
0.68910 |
0.68930 |
0.68795 |
0.68860 |
0.69030 |
0.68650 |
0.68880 |
USD/CHF |
1.2166 |
1.2172 |
1.2131 |
1.2147 |
1.2245 |
1.2038 |
1.2082 |
USD/CAD |
1.2480 |
1.2498 |
1.2456 |
1.2488 |
1.2560 |
1.2387 |
1.2421 |
AUD/USD |
0.7708 |
0.7797 |
0.7700 |
0.7776 |
0.7839 |
0.7735 |
0.7830 |
GBP/JPY | 196.24 | 197.96 | - | - | - | 196.19 | 197.74 |
AUD/JPY | 81.40 | 82.97 | - | - | - | 81.38 | 82.86 |
11日のアジア市場は、東京市場が休日で更にはアジア勢が旧正月のロング・ホリデーということから全く動意がない状況。 ドル円は105.51から105.86、 ユーロドルは1.2860から1.2881、ポンドドルは1.8672から1.8705でのレンジ的推移となり、 ユーロ円も135.89から136.31、ポンド円が197.35−45から197.85−95、オージー円もオージードルが0.7810−40のレンジになったことから82.55−60から82.82−87と値幅の薄い状況となっている。 特に今晩は海外でも特段の材料がないことからも思惑的な動きはまったく出ていない。 ただし、韓国ウォンが北朝鮮の核保有言明が嫌気されて売られたが、特にドル円に影響は与えていない。ロンドン市場では、ドルの買い戻しがやや優勢となったが、それでもほとんど動意がない展開が継続した。 ユーロドル1.2856から1.2779での推移、ドル円は105.54から105.75、ポンドドルは1.8655から1.8708での推移。 ユーロ円も135.81から136.02での小動きに終始、オージー円も82.52から82.80での推移となったが、ポンド円は、197.55−65から197.05−15へ弱含んだ。NY市場でも、昨日の乱高下の相場からは一転して、材料が薄いこともあってテクニカル的なポジション調整が中心となった。 ユーロドルは1.2846から1.2897へ上昇。 ドル円は105.91から105.48へ下落。 ポンドドルは1.8626から1.8688へ上昇した。 またクロス円も小康状態で、ユーロ円が135.84から136.18、ポンド円はロンドンの流れを引き継いで196.82まで下落したが、その後197.63−68へ回復している。 またオージー円は、NYではオージードルがアジア・ロンドンのレンジを破って0.7862へ上昇したことから、83.21の高値をつけて83円で終了している。
02/11 |
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USD/YEN |
105.83 |
105.86 |
105.51 |
105.53 |
105.91 |
105.48 |
105.71 |
EUR/USD |
1.2872 |
1.2881 |
1.2860 |
1.2878 |
1.2897 |
1.2844 |
1.2866 |
EUR/YEN |
136.22 |
136.31 |
135.89 |
135.91 |
136.18 |
135.81 |
136.02 |
GBP/USD |
1.8685 |
1.8705 |
1.8672 |
1.8704 |
1.8708 |
1.8626 |
1.8685 |
EUR/GBP |
0.68880 |
0.68930 | 0.68850 | 0.68860 | 0.69070 | 0.68795 |
0.68850 |
USD/CHF |
1.2082 |
1.2090 |
1.2068 |
1.2073 |
1.2122 |
1.2062 |
1.2107 |
USD/CAD |
1.2421 |
1.2430 | 1.2400 | 1.2400 |
1.2436 |
1.2360 |
1.2370 |
AUD/USD |
0.7830 |
0.7840 | 0.7811 | 0.7835 |
0.7865 |
0.7813 |
0.7858 |
GBP/JPY | 197.74 | 197.76 | - | - | - | 196.82 | 197.52 |
AUD/JPY | 82.86 | 83.21 | - | - | - | 82.52 | 83.10 |
14日の東京市場では、朝方に発表された12月の日本の貿易黒字、経常黒字が予想を上回ったことで、105.59から105.20のストップ・ロスをつけて、104.75まで下落した。本邦証券、米系証券会社から米国債利払いに絡む円転ニーズがあった模様。またユーロドルもテクニカルな側面から1.2878から1.2955へ上昇となり、ポンドドルも1.8688から1.8780まで大きく上昇した。この影響からはユーロ円は135.96から135.39へ下落となり、ポンド円も197.35から一時196.40へ下落した。またこのところ堅調を保っていたオージー円も82.96から82.24まで下落となった。ロンドン市場では、先週ドル買いが先行した動きに対するポジション調整的なドル売りが全般的に東京から引き続いている。ユーロドルは、GMとフィアットの買収契約破棄が和解したことを受けて思惑的なユーロ買いとなり、1.2940から1.2990へ上昇した。 またポンドドルもファンド系の買いが目立ち、英12月の住宅価格の伸びが2003年9月以来の低い水準となったことにも反応せず、5月にも0.25%利上げの可能性との噂から1.8765から1.8870−75へ上昇した。 一方ドル円は、104.66まで下落となったが、オプション絡みのヘッジ買いから105円近辺へ回復しており、相対的にクロス円は大きく上昇した。 ユーロ円は、135.77から136.20近辺、ポンド円は196.85−95から198.10−20へ上昇。 オージー円もアジアの安値圏から82.65−75へ上昇した。NY市場では、ドルはロンドンの安値からは反発したが、弱保合が継続した。 IMM通貨先物取組高が主要6通貨合計ネットで8カ月ぶりにドル・ロングとなったことを嫌気したといわれている。 またドル円では日本の貿易黒字が大幅だったことで、円売りポジションを巻き戻している模様。 ユーロドルは、1.2940−45から1.2980−85で堅調推移。 ドル円は104.80−85から105.19へ上昇、ポンドドルは1.8850−55から一時1.89018の高値をつけて、ユーロ円も相対的にロンドンの高値を上回った。ユーロ円は135.95−00から136.41の高値、オージー円はオージードルが0.7885−90まで上昇したことで、82.85−95まで上昇した。
02/14 |
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USD/YEN |
105.61 |
105.72 |
104.75 |
104.97 |
105.19 |
104.66 |
105.10 |
EUR/USD |
1.2868 |
1.2955 |
1.2868 |
1.2941 |
1.2990 |
1.2940 |
1.2975 |
EUR/YEN |
135.80 |
135.98 |
135.39 |
135.87 |
136.41 |
135.77 |
136.37 |
GBP/USD |
1.8671 |
1.8793 |
1.8681 |
1.8763 |
1.8918 |
1.8765 |
1.8880 |
EUR/GBP |
0.6891 |
0.68980 |
0.68830 |
0.68970 |
0.68975 |
0.6860 |
0.6871 |
USD/CHF |
1.2081 |
1.2110 |
1.1955 |
1.2015 |
1.2013 |
1.1961 |
1.1980 |
USD/CAD |
1.2364 |
1.2385 |
1.2324 |
1.2325 |
1.2388 |
1.2288 |
1.2328 |
AUD/USD |
0.7857 |
0.7878 |
0.7847 |
0.7847 |
0.7891 |
0.7853 |
0.7878 |
GBP/JPY | 197.18 | 198.68 | - | - | - | 196.36 | 198.43 |
AUD/JPY | 82.96 | 82.96 | - | - | - | 82.24 | 82.80 |
15日の東京市場は、 5−10日の仲値不足を受けてドル円は104.95から105.38まで上昇したが、上値は日米証券筋からの米国債の利払い絡みと思われるオファーが控えており、その後はロング筋の投げから104.90−95へ再度下落した。 また米系筋によるユーロ円の買い仕掛けが入り、ユーロ円は136.58まで上昇したが、ドル円の下落に136.10−15へ下落している。 一部フィリピンでの爆破テロや北朝鮮が長距離ミサイルを開発中との報道から円売りとなった模様。一方ユーロドルは1.2957から1.2981で堅調な推移となり、ポンドドルは1.8850から1.8890での小動きとなり、ポンド円は198.15から198.74で堅調な推移。 オージー円は、オージードルが利食いに一時0.7825−30へ下落したことから82.80から82.35−40へ軟調な推移となっている。 ロンドン市場では、まちまちの展開。 ドル円は105.16を上値にゆっくりと104.80−85へ下落となり、ユーロドルは独2月ZEW景気期待指数が予想を上回ったことから堅調に1.2955−60から1.2997へ上昇。 ポンドドルは英1月消費者物価指数・小売物価指数悪化したことから、1.8847から1.8895でのレンジ推移となった。 この影響からユーロ円では、136.06から134.40での推移となり、ポンド円は198.45−50から197.70−80へ値を下げた。 また、オージー円はオージードルが戻りを0.7865−70に限定したことで、82.55−60を上値に82.10−20へ軟化した。NY市場では、米1月の小売売上高が予想よりも強い数字となったが、米2月NY州製造業業況指数が悪化したことからドル売りが継続した。 ユーロドルは1.3055の高値をつけて、ドル円は104.55−60へ下落となった。 ただしその後発表された12月の対米証券投資は、613億ドルの買い越しとなり予想を上回ったことから、ドルの買い戻しが進んだが、 レバノンのハリリ前首相が暗殺された事件を受け、ブッシュ米大統領が駐シリア米大使を緊急協議のため一時召還したことが伝わるとドルを圧迫した。 ユーロドルは1.2960−65から1.3023−28へ回復。 ドル円は105.02−07へ上昇後、 104.29の安値をつけた。 またポンドドルは、1.8830から1.8978の高値をつけた。 この影響からクロス円では、全体的に値を崩して、ユーロ円は一時136.62の高値をつけたが、135.56へ大きく下落となり、ポンド円は197.20へ維持下落となったが、198円を回復した。 またオージー円もオージードルが0.7835−40から0.7882での乱高下となったことから一時82.04の安値をつけた。投資家はFRBのグリーンスパン議長の上下両院委員会での議会証言を16日と17日に控え、慎重姿勢を強めていると言われている。
02/15 |
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USD/YEN |
105.10 |
105.38 |
104.90 |
105.02 |
105.16 |
104.29 |
104.41 |
EUR/USD |
1.2975 |
1.2981 |
1.2953 |
1.2967 |
1.3055 |
1.2958 |
1.3026 |
EUR/YEN |
136.37 |
136.58 |
136.10 |
136.18 |
136.62 |
135.56 |
136.04 |
GBP/USD |
1.8880 |
1.8895 |
1.8847 |
1.8875 |
1.8978 |
1.8830 |
1.8972 |
EUR/GBP |
0.6871 |
0.68750 |
0.68670 |
0.68710 |
0.68895 |
0.68620 |
0.68670 |
USD/CHF |
1.1980 |
1.1999 |
1.1969 |
1.1976 |
1.1982 |
1.1887 |
1.1899 |
USD/CAD |
1.2328 |
1.2362 |
1.2313 |
1.2341 |
1.2370 |
1.2285 |
1.2305 |
AUD/USD |
0.7878 |
0.7882 |
0.7825 |
0.7852 |
0.7882 |
0.7831 |
0.7877 |
GBP/JPY | 198.43 | 198.75 | - | - | - | 197.20 | 198.09 |
AUD/JPY | 82.80 | 82.82 | - | - | - | 82.04 | 82.24 |
16日の東京市場は、3期連続で前期比マイナスとなった実質GDPの発表を受けて、ドル円は本邦輸入企業、本邦機関投資家からのドル買いで104.41からショート・カバーを巻き込み105.16まで強い上昇となった。ただし上値では米系インベストメントバンクによる日本株投資と思われる円買いや邦輸出企業からのドル売りオーダーが控えており、乱戦気味となった。また、ユーロ円は米系ファンド筋の買いで135.97から136.90まで上昇となり、ポンド円も197.85から199.00まで強い上昇となったこともドル円の上昇を支えた。一方オージー円もドル円の反発に82.08から82.51へ上昇したが、オージードルが0.7830−35まで下落したことから、上値を押さえられている。一方ユーロドルは、1.3000から1.3031で小動きとなり、ポンドドルは1.8964から1.8910へ弱含んだ。ロンドン市場では、ユーロクロスが堅調な展開となり、ユーロドルは1.3000から1.3060−65へ強含みとなり、ユーロポンドが0.6925−30まで上昇、ユーロ円も137.00−05へ上昇した。 一方ポンドドルは英中銀四半期インフレ報告が、今年の利上げ余地を示唆する一方で、経済の見通しには否定的な見解から、売りが強まり1.8930−35から1.8830−35へ下落となった。 またドル円は105.20−25へ一時上昇も、その後104.82へ値を下げる展開からは、ポンド円は199.00の高値近辺から197.55−65へ値を下げ、 オージー円も82.40−50から82.05−10へ下落した。NY市場では、 米1月の住宅着工件数が堅調な数字となり、イランの都市ダイラムでの爆発のニュースで一時ドル売りが強まる局面もあったが、 グリーンスパン議長が上院の証言で、今後の金利引き上げを示唆するとドルは上昇した。 ユーロドルは1.3065の高値から1.2959へ下落となり、ドル円は105.74へ上昇。 ポンドドルは1.8753へ下落となった。 ただし、その後は同議長が、「米国は財政赤字の削減を急ぐべき」と警告を発したこともあり、ドルは高値を維持出来ていない。 ユーロドルは、1.3050−55へ回復、ドル円は105.15−20へ下落となり、クロス円は総じて強含んだ。 ユーロ円は137.42の高値をつけて、ポンド円はロンドノの安値から198.70−80へ上昇。 オージー円も一時0.7786まで下落したオージードル相場が0.7860を回復したことで、82.70−80まで上昇した。
02/16 |
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USD/YEN |
104.41 |
105.16 |
104.40 |
105.01 |
105.74 |
104.82 |
105.42 |
EUR/USD |
1.3026 |
1.3031 |
1.3000 |
1.3023 |
1.3065 |
1.2959 |
1.3030 |
EUR/YEN |
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136.90 |
135.97 |
136.77 |
137.42 |
136.74 |
137.36 |
GBP/USD |
1.8972 |
1.8973 |
1.8905 |
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1.8753 |
1.8852 |
EUR/GBP |
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USD/CHF |
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1.1915 |
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1.1876 |
USD/CAD |
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1.2336 |
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1.2453 |
1.2306 |
1.2365 |
AUD/USD |
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0.7877 |
0.7834 |
0.7844 |
0.7860 |
0.7786 |
0.7845 |
GBP/JPY | 198.09 | 199.04 | - | - | - | 197.56 | 198.74 |
AUD/JPY | 82.24 | 82.77 | - | - | - | 82.06 | 82.70 |
17日の東京市場は、昨日のグリーンスパン議長の発言からは動意の薄い展開だが、ユーロ円が引き続き堅調な展開を保ち、ドル円は105.57まで上昇したが、 本邦輸出企業からの戻り売り圧力も強く、105.20まで反落した。 ユーロ円は欧州年金による日本株売却の噂や本邦機関投資家からの買いの観測から、137.25から137.64で堅調に値を上げている。 またユーロドルも小動きながら、1.30台を維持して、1.3021から1.3048でのレンジ推移を継続している。またポンドドルは1.8853−58から1.8832−37と小動きだが、ポンド円は、198.86から198.35へ下落した。 またオージー円は、豪ドル債の売り出しから堅調な展開となり、82.59から82.80まで上昇した。 またオーストラリア準備銀行は、1月に2.2億豪ドルの豪ドル売りを実施したと発表したが、マーケットはこれを無視する形で、0.7825−30から0.7865−70へ上昇している。 ロンドン市場では、クロス円が引き続き堅調な展開となり、特にユーロ円ではモデル系ファンドや本邦投資家からの買いで、137.33から137.76まで上昇した。 またポンド円も198.50−60から199.35−45、オージー円も82.65−70から82.98−03へ上昇した。 一方ユーロドルは、クロス円の買いからしっかりとした展開だが、1.3047から1.3077でレンジ的推移、ポンドドルはショート・カバー気味に1.8867から1.8925−30へ上昇。 ドル円は105.18から108.46での方向感のない動きとなった。渡辺財務官の「(人民元が切り上がった場合)(ドル・円では)円が過大評価されており、特段連れて動くということはない」と発言したが、特に大きな影響はなかった。NY市場では、予想以上に改善した新規失業保険申請件数を受けてドルの買い戻しとなったが、下値ではドル売り意欲が強く、結局は値を失う展開。 ユーロドルは、1.3015へ下落も、1.3090へ上昇。 ポンドドルも1.8960の高値をつけた。 またドル円は105.80まで上昇したが、105.36へ反落後は、105円ミドルで揉み合いとなり、クロス円は総じて直近の高値をつけた。 ユーロ円は、138.06の高値をつけて、ポンド円は、200.11まで上昇。 オージー円も83.21と先日の高値に面あわせとなっている。
02/17 |
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USD/YEN |
105.42 |
105.57 |
105.19 |
105.24 |
105.80 |
105.18 |
105.55 |
EUR/USD |
1.3030 |
1.3067 |
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1.3051 |
1.3090 |
1.3015 |
1.3070 |
EUR/YEN |
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137.64 |
137.24 |
137.36 |
138.06 |
137.34 |
137.95 |
GBP/USD |
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1.8883 |
1.8836 |
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1.8953 |
EUR/GBP |
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0.6915 |
0.6920 |
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0.6896 |
USD/CHF |
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1.1884 |
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1.1853 |
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1.1800 |
1.1845 |
USD/CAD |
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1.2386 |
1.2347 |
1.2365 |
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1.2297 |
AUD/USD |
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0.7875 |
0.7823 |
0.7852 |
0.7895 |
0.7847 |
0.7875 |
GBP/JPY | 198.74 | 200.11 | - | - | - | 198.33 | 200.05 |
AUD/JPY | 82.70 | 83.21 | - | - | - | 82.53 | 83.12 |
18日の東京市場は、本邦機関投資家からのドル買いで105.63までドル円は上昇したが、本邦輸出企業からのドル売りが上値を抑え、欧州時間には、ユーロ円の利食いから105.15まで弱含みに推移した。ユーロドルは1.3059から1.3083での堅調な展開。ポンドドルは1.8915から1.8955でレンジ推移となり、ユーロ円は138.06から137.50まで下落した。またポンド円も200.12から199.23へ下落。オージー円は、マクファーレン・オーストラリア準備銀行総裁が利上げの必要性を表明するも、急ぐ姿勢を示さなかったことから、オージードルが0.7880−85から0.7830−35へ下落したことで、83.18から82.60へ値を下げた。 ロンドン市場では、特段大きな材料のない中、米のロング・ウィークエンドを控えて調整的な動向。 ユーロドルが1.3090トライに失敗したことからは、全体的にドル売りが強まる展開。 ユーロドルは1.3072から1.3028までまで下落となり、 ポンドドルは1.8973から1.8906へ下落、ドル円は105.20から105.60まで上昇した。ユーロ円は東京夕方の売りから137.48まで下落後、反発を137.72までで揉み合いの展開となり、ポンド円も199.48−58から199.97−07での推移。 オージー円はアジアの下げからは下値を固めて82.99−09まで上昇した。NY市場の寄り付きは、ドル円105.56、ユーロドル1.3045、ポンドドル1.8930、ユーロ円137.67で開始。米1月生産者物価指数のコア指数が6年ぶりの高水準になったことからドル買いが強まったものの、2月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を下回ったことから売りが強まり、更に引けにかけてはブッシュ米大統領が「イランとの戦闘は選択肢にある」と発言した事や米国3連休を控えて手仕舞いの動きを受けてドル弱含みでNY市場を引けた。ユーロドルは、1.3013から1.3080まで上昇。 ポンドドルは1.8893から1.8955まで上昇したが、ドル円は105.60ー88でのレンジ推移となり、クロス円は総じてロンドンの安値から反発してNY市場を引けた。 ユーロ円は137.54から138.30の高値をつけ、ポンド円も200.56、オージー円も83.43と直近の高値を更新した。ウェーバー独連銀総裁は「2005年度も引き続き、原油やユーロ為替相場、貿易不均衡に注意が必要」と述べ、スノー米財務長官は「中国は人民元の柔軟性をいずれ強化するであろう」と述べたが、大きく反応とはなっていない。
02/18 |
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USD/YEN |
105.55 |
105.63 |
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105.88 |
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105.64 |
EUR/USD |
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1.3083 |
1.3059 |
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1.3080 |
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1.3072 |
EUR/YEN |
137.95 |
138.06 |
137.50 |
137.55 |
138.30 |
137.48 |
137.95 |
GBP/USD |
1.8953 |
1.8955 |
1.8915 |
1.8950 |
1.8973 |
1.8893 |
1.8943 |
EUR/GBP |
0.68960 | 0.69090 | 0.68920 | 0.68960 | 0.69045 | 0.68830 | 0.69020 |
USD/CHF |
1.1845 |
1.1853 |
1.1830 |
1.1829 |
1.1899 |
1.1820 |
1.1830 |
USD/CAD |
1.2297 |
1.2320 | 1.2275 | 1.2290 | 1.2337 | 1.2285 |
1.2326 |
AUD/USD |
0.7875 |
0.7884 | 0.7831 | 0.7860 | 0.7907 | 0.7844 |
0.7885 |
GBP/JPY | 200.05 | 200.56 | - | - | - | 199.23 | 200.11 |
AUD/JPY | 83.12 | 83.43 | - | - | - | 82.60 | 83.26 |
21日の東京市場は、米国市場がプレジデンツ・デイで休場となるため、全体的に方向感に薄い動向となっている。 ドル円は105.63から105.80でそれでもクロス円がビッド気味なことから堅調な展開。 ユーロドルは朝方ドイツ系の売りから1.3071から1.3031まで下落した。ポンドドルは1.8911から1.8942での推移。 またユーロ円は早朝にモデル系ファンド筋からの買いが入り137.91から138.22まで強含んだが、利食いに137.82まで反落している。 またポンド円は、199.86から200.33でしっかりとした動向。 オージー円は早朝にストップ・ロス気味にオージードルが0.7908へ上昇したことから、83.50近辺まで上昇も、利食いに83.10まで下落した。ブラウン英財務相は「G7と中国はグローバル経済の枠組みの中で協調すべきだ」と述べた。 海外市場では、NYがホリデーということとで、やはり材料に薄いが、ロンドン市場でポンドドルが1.9000トライの動きから、上抜けに失敗して、1.8936まで下落となったが、その後は1.8955−85でのレンジ推移。 またユーロドルも1.3080まで上昇も、1.3049まで弱含んで、その後は1.30ミドルから1.3075での小動きとなった。 またドル円は、東京から下値トライとなったが、105.40まで下落となり、ユーロ円は、138.15から137.65へ値を下げて、ポンド円は一時ポンドドルの字上昇に200.67の高値をつけたが、199.78まで反落した。 またオージー円は83.05−10から83.40−45で堅調な展開となっている。ピアナルト米クリーブランド連銀総裁は、「2004年のCPI上昇にもかかわらず、インフレ期待は2.5%前後にとどまる」と述べている。
02/21 |
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USD/YEN |
105.70 |
105.80 |
105.63 |
105.69 |
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105.40 |
105.56 |
EUR/USD |
1.3070 |
1.3072 |
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1.3063 |
1.3080 |
1.3049 |
1.3069 |
EUR/YEN |
138.10 |
138.22 |
137.82 |
138.06 |
138.15 |
137.65 |
137.91 |
GBP/USD |
1.8956 |
1.8960 |
1.8910 |
1.8947 |
1.9000 |
1.8936 |
1.8964 |
EUR/GBP |
0.68970 |
0.69040 |
0.68905 |
0.68945 |
0.68960 |
0.68770 |
0.68875 |
USD/CHF |
1.1838 |
1.1855 |
1.1815 |
1.1817 |
1.1840 |
1.1806 |
1.1824 |
USD/CAD |
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1.2325 |
1.2305 |
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1.2280 |
1.2334 |
AUD/USD |
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0.7897 |
0.7861 |
0.7880 |
0.7904 |
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0.7899 |
GBP/JPY | 200.36 | 200.67 | - | - | - | 199.78 | 200.18 |
AUD/JPY | 83.42 | 83.57 | - | - | - | 83.08 | 83.38 |
22日の東京市場は、円の売り持ちを解消する動きから、モデル系ファンド筋や本邦輸出企業からの売りで105.60から104.50まで下落した。 北朝鮮が6カ国協議に柔軟な姿勢を示したことや3月14日に北京で開催されるG20での人民元切り上げの思惑も出ている模様。 この影響からクロス円も総じて軟調な展開となり、ユーロ円は137.92から137.25、オージー円は83.37から83.68、ポンド円も200.22から199.09へ下落となった。 しかし、クロス円では下値のビッド意欲は強く、その後は欧州通貨でのドル売りに大きく反騰となり、 ユーロ円は138円台、ポンド円は200円台、オージー円は83円台を回復して、その手前で小康状態を保っている。 一方ユーロドルは、1.3055から1.31のオプション・トリガーをつけて、1.3190へ上昇。 ドルスイスは1.1678へ下落となり、ポンドドルも1.8954から1.9085へ上昇した。 また、NZドルは変動相場制移行後の最高値0.7298まで上昇となり、オージードルも0.7920−25へ上昇している。ロンドン市場では、東京からのドル売りの流れを引き継いで、ドル円は、104.65から103.82へ下落。 ユーロドルも1.3225−30へ上昇となり、 ポンドドルは1.9138まで上昇した。 この影響からクロス円は総じて軟調な展開となり、ユーロ円は137.12に安値、 ポンド円は198.40−50へ下落。 オージー円も82.37−43の安値をつけた。NY市場では、世界第4位の規模である外貨準備を誇る韓国中銀が、外貨準備を多様な外貨建てに分散させるとの方針を示したことから、 韓国ウォンはドルに対し7年ぶりの高値をつけて、ドルを圧迫した。 特に日本も同じように分散投資に出るとの思惑がマーケットを支配した。ドル円はロンドン安値から反発を104.35−40に限定して、ユーロドルは1.3262の高値をつけた。 ポンドドルは、ユーロポンドの買いから、ロンドンの高値から1.9032まで下落したが、1.9120−25を回復している。 この影響からロンドンで安値をつけたクロス円は総じて反発となり、ユーロ円は138.13の高値をつけ、ポンド円は198.20−30の安値から199.13−23へ上昇。 オージー円は、オージードルが0.7913を安値に高値圏である0.7955−60を回復したことで、82.75−80へ戻っている。
02/22 |
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USD/YEN |
105.56 |
105.60 |
104.58 |
104.55 |
104.65 |
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104.03 |
EUR/USD |
1.3069 |
1.3190 |
1.3055 |
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1.3262 |
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1.3259 |
EUR/YEN |
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138.12 |
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137.12 |
137.94 |
GBP/USD |
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1.8954 |
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EUR/GBP |
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USD/CHF |
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1.1842 |
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1.1585 |
USD/CAD |
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1.2354 |
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1.2235 |
1.2253 |
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GBP/JPY | 200.18 | 200.22 | - | - | - | 198.22 | 198.88 |
AUD/JPY | 83.38 | 83.38 | - | - | - | 82.38 | 82.68 |
23日の東京市場は、ドル円が早朝に103.93まで弱含んだ後、1月の貿易黒字が予想を下回ったことや昨晩売りの原因を作った韓国中銀の「韓国中銀の外貨準備分散方針はドル売りを意味しない」との声明から、104.89まで上昇したが、米系ファンド筋からの売りで上値は抑えられた。ユーロドルも利食いに押されて1.3229まで利食いに押されたが、米系ファンド筋からの買いで1.3274まで反発となったが、再度欧州勢参入から1.3210まで下落した。この影響からユーロ円は137.90から138.83まで上昇も利食いに押される展開となり、ポンドドルは1.9114から1.9045まで弱含みとなり、ポンド円は198.64から反発も199.99に限られた。一方オージー円は、82.57から83.02へ上昇した。ユーロドルは1.3300にオプションのトリガーがある模様。ロンドン市場では、ショートカバーのドル買いが継続して、独2月IFO業況指数が予想より悪化したこともあり、ユーロドルは1.3225から1.3200まで下落となったが、動きは静か。 ポンドドルは2月前半の英中銀金融政策委員会議事録が公表され、金利据え置きが8対1だったことを受けて、ユーロポンドの買いから、1.9096から1.9120まで上昇も値を保てなかった。一方ドル円では、104.68から104.89で堅調な展開から、ユーロ円は138.33から138.56でやはり堅調な推移となった。 一方ポンド円は199.50−60から200.15−25へ上昇。 オージー円は82.58−63から82.88−93でのレンジ推移となった。 NY市場では、 米1月の消費者物価指数が若干予想を下回ったことからインフレ警戒感が後退して、ドルが若干売られる局面もあったが、、米大統領側近が「米国は明確に強いドル支持を示している」とコメントしたことから上昇。 ただし、FOMC議事録の発表を受けて伸び悩んだ。同議事録は、今後も利上げが継続することを示唆した一方、米貿易赤字に対する懸念を表明した。ドル円は104.57まで弱含んだ後、105.12まで強含んだが上昇もそこまで。 ユーロドルは、1.3185まで下落後1.3248へ上昇。 ポンドドルは1.9132から1.9045の安値をつけて1.9120へ反発した。 またユーロ円は、CTAの買いから138.28から138.76まで上昇も、ドイツ系ファンドのオファーに伸び悩んだ。 またポンド円は、199.75−85を下値に堅調に200.35−45へ上昇。 オージー円は、オージードルが0.7846まで弱含んだことで、83.00−05から82.35−40へ下落した。
02/23 |
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104.03 |
104.89 |
103.93 |
104.73 |
105.12 |
104.58 |
104.83 |
EUR/USD |
1.3259 |
1.3274 |
1.3210 |
1.3216 |
1.3249 |
1.3185 |
1.3216 |
EUR/YEN |
137.94 |
138.83 |
137.88 |
138.43 |
138.78 |
138.19 |
138.53 |
GBP/USD |
1.1918 |
1.9119 |
1.9042 |
1.9053 |
1.9135 |
1.9042 |
1.9084 |
EUR/GBP |
0.69340 |
0.69480 |
0.69310 |
0.69350 |
0.69385 |
0.6915 |
0.6924 |
USD/CHF |
1.1585 |
1.1642 |
1.1567 |
1.1633 |
1.1671 |
1.1608 |
1.1640 |
USD/CAD |
1.2253 |
1.2295 |
1.2244 |
1.2303 |
1.2473 |
1.2270 |
1.2451 |
AUD/USD |
0.7948 |
0.7953 |
0.7898 |
0.7914 |
0.7930 |
0.7846 |
0.7862 |
GBP/JPY | 198.88 | 200.39 | - | - | - | 198.64 | 200.06 |
AUD/JPY | 82.68 | 83.02 | - | - | - | 82.36 | 82.42 |
24日の東京市場では、ドル円は105.09からシカゴ筋の売りで、104.62まで下落も動意は薄い展開となっている。 またユーロドルは、1.3194から1.3247へ上昇した。一方ユーロ円は、138.48から138.78で堅調な推移だが、引き続き138.80−85近辺にオファー意欲に、上値を抑えられている。ポンド円は、199.71から199.26で小動きだが、オージー円は早朝に82.30まで下落したが、82.76へ反発した。マンデルソンEU委員は「中国が人民元のペッグ対象を通貨バスケットに移行するなら歓迎する」と述べ、朴昇・韓国中銀総裁は「外貨準備は、他の通貨を選考してドルを売却する計画はない」「ポンド、カナダドルなどは、外貨準備が増え続けた場合、投資を検討する対象とはなりえる」と述べている。ロンドン市場では、東京からのユーロポンドの買いが継続して、ユーロドルは堅調な展開から1.3270近辺まで上昇したが、ポンドドルは逆に1.9015へ下落した。 一方ドル円は海外筋や本邦からのクロス円の買いで104.68から105.13まで堅調に上昇となり、ユーロ円も138.50から139.19へ上昇、 ポンド円は199.45−50の安値から200.55−65へ上昇した。 ただしオージー円では、オージードルが0.78台後半での揉み合いから同様に82.45−50から82.75−80でのレンジ的推移となった。 材料としては、中国関連の発言が多く出たが、あまり大きくマーケットに影響を与えなかった。 中国人民銀行は、「「為替相場メカニズムを完全にし、人民元の安定を維持」と述べ、コステロ豪財務相は「中国は為替制度を柔軟にする前に金融システムの強化に集中しようとしている。改革に対する中国の注意深いアプローチを支持している」と述べた。NY市場では、 米1月の耐久財受注が大幅に予想を下回ったが、航空機を除く資本財受注が力強さを示たことから潜在的な状況は依然として健全とみられドルは好感された。 米新規失業保険申請件数は前週比悪化となったが、強くドル売りとはならず、外国中銀の米財務省証券保有高が前週比で大幅増となり、これも相場を支援した。 ただし相場はまちまちとなりユーロドルは、1.3270から1.3175へ下落となったが、ユーロポンド売りからポンドドルは、1.9144まで上昇した。 ドル円は、104.75−80から105.59へ上昇となり、クロス円は総じて高値をつけた。 ユーロ円は139.34へ上昇。 ポンド円はこの処の高値を上抜け201.58まで上昇となった。 ただし、オージー円は、戻りを83.00−05に限定した。
02/24 |
Open |
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High |
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USD/YEN |
104.83 |
105.09 |
104.62 |
104.68 |
105.59 |
104.67 |
105.38 |
EUR/USD |
1.3216 |
1.3247 |
1.3194 |
1.3236 |
1.3270 |
1.3175 |
1.3197 |
EUR/YEN |
138.53 |
138.78 |
138.45 |
138.50 |
139.34 |
138.50 |
139.07 |
GBP/USD |
1.9084 |
1.9111 |
1.9050 |
1.9101 |
1.9144 |
1.9015 |
1.9095 |
EUR/GBP |
0.69240 |
0.69370 |
0.69190 |
0.69300 |
0.69650 |
0.69035 |
0.69100 |
USD/CHF |
1.1640 |
1.1648 |
1.1608 |
1.1628 |
1.1720 |
1.1593 |
1.1693 |
USD/CAD |
1.2451 |
1.2499 |
1.2370 |
1.2440 |
1.2493 |
1.2385 |
1.2395 |
AUD/USD |
0.7862 |
0.7898 |
0.7844 |
0.7858 |
0.7894 |
0.7843 |
0.7867 |
GBP/JPY | 200.06 | 201.58 | - | - | - | 199.50 | 201.22 |
AUD/JPY | 82.42 | 83.04 | - | - | - | 82.30 | 82.90 |
25日の東京市場では、特段材料のない中、週末気分もあって昨日上昇したドル円は105.58から105.23へ弱含んだ。一方ユーロドルは、1.3180から1.3208でのレンジ的な推移となり、ポンドドルは1.9075から1.9117で動意の薄い展開となっている。 またユーロ円は、139.20から昨日139.34の高値をつけた後としては堅調推移となったが、夕方には138.77まで弱含んだ。 ポンド円は201.02から201.42で動意が薄く、オージー円は82.93から82.47へ軟調な展開となっている。バーナンキ米FRB理事は、「第4・四半期のGDPは年率4.0%程度に改定される見通し」と発言して、今夜の米GDP発表に期待感を抱かせている。また米IBMが「雇用創出法に基づき、海外子会社の利益80億ドルを米国に還流する」と発表したことから、今後米国企業がHIAを元に減税の恩恵を受けるためにレパトリを積極化するとの憶測を呼んでいる。ロンドン市場では、ユーロ円の利食い売りが続いており、ドル円、ユーロドルともこれにつられる形となっている。ドル円は、105.04から105.49での推移で、ユーロドルは、1.3212からストップをつけて1.3150まで下落となった。 またポンドドルは1.9125から1.9064へ下落となった。 一方肝心のユーロ円は、東京夕方に138.80のストップをつけて後、139.07へ上昇も、再び戻り売りに抑えられて138.55まで下落となり、ポンド円も200.50−60へ下落したが、その後201.35−40を回復した。 またオージー円では82.23−28へ弱含み後も軟調な展開を継続している。 英第4四半期GDP改定値は、速報と変わらないが予想は若干下回った。NY市場では、米第4四半期GDP改定値が事前の予想通り強い数字であったことからは、ドルが堅調な展開も週末のポジション調整からは徐々にドルは軟化した。 ユーロドルは、米系銀行の買いやショートカバーで1.3160から1.3248へ上昇して高値引け。 ポンドドルは、 4月の利上げ期待感が高まり、1.9085から1.9197まで上昇となった。 一方ドルは、こういったドルの買い戻しにも関わらず、クロス円のビッドや米債投資信託の販売に絡む買いなどから、下値を105.06でホールドして堅調な展開で引けた。 またクロス円では、総じてしっかりとなり、ユーロ円は本邦機関投資家の継続したヘッジ外しや米モデル系ファンド筋などの買いから、 138.63から103.39まで上昇して、前日の高値を上回った。 またポンド円は、201.00−10から201.95−00まで上昇して、直近の高値を上回ったが、オージー円は、来週の豪州準備銀行の政策金利決定委員会の発表を前にオージードルが弱含みで推移したために、戻りも82.83−88に限定している。
02/25 |
Open |
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USD/YEN |
105.38 |
105.58 |
105.23 |
105.26 |
105.49 |
105.06 |
105.23 |
EUR/USD |
1.3197 |
1.3208 |
1.3180 |
1.3198 |
1.3248 |
1.3145 |
1.3245 |
EUR/YEN |
139.07 |
139.20 |
138.77 |
138.92 |
139.39 |
138.83 |
139.35 |
GBP/USD |
1.9095 |
1.9117 |
1.9075 |
1.9101 |
1.9194 |
1.9065 |
1.9194 |
EUR/GBP |
0.69100 |
0.6918 |
- | - | - |
0.6885 |
0.6900 |
USD/CHF |
1.1693 |
1.1707 |
1.1677 |
1.1688 |
1.1741 |
1.1613 |
1.1619 |
USD/CAD |
1.2395 |
1.2451 |
- | - | - |
1.2375 |
1.2380 |
AUD/USD |
0.7867 |
0.7882 |
- | - | - |
0.7807 |
0.7865 |
GBP/JPY | 201.22 | 201.21 | 201.02 | 201.06 | 201.98 | 200.52 | 201.97 |
AUD/JPY | 82.90 | 82.92 | - | - | 82.47 | 82.22 | 82.78 |
28日の東京市場は、予想を上回る1月の鉱工業生産指数を受けて、ドル円は105.33からモデル系ファンドや本邦機関投資家からの利払いに絡む売りで104.49まで比較的大きな下落となった。またユーロ円も139.45の高値をつけるも、やはり138.66まで大きな下落となった。一方ユーロドルは1.3233から。13279へ堅調な上昇もユーロ円の売りに圧迫された。ポンドドルは1.9170から1.9236へ堅調な推移であったが、ポンド円はドル円の下落に、201.89から200.84まで下落して、1月の貿易赤字が大きく悪化したオージー円は、指標には反応せずにオージードルが0.7920−25まで上昇したことで、ドル円の下落にも82.46から82.90で他のクロス円に比べて堅調な推移となった。ロンドン市場では、 東京市場で強まった円買い戻しの流れが継続して、ドル円は104.57から104.10−15へ下落となり、総じてクロス円もこれにつれて下落となった。 ユーロ円も138.59から138.02−07へ下落して、ポンド円は200.05−15、オージー円も82.48−58へ下落した。 一方ユーロドルは1.3244に下落後1.3268に反発、ポンドドルは1.9196へ下落後、1.9255−60まで上昇したが、レンジ的推移となっている。日本の2月の為替介入額は当然ゼロと発表された。 マーケットでは、本邦投資家からリパトリ絡みとみられる円の買い戻しが出ていると言われている。NY市場では、日本の経済指標が予想を上回る力強さを示したことが好感されたが、この日発表された米経済指標が強弱混在の結果となり、ドルの下落は加速しなかった。 1月の米個人所得はほぼ予想通りとなり、シカゴ地区購買部協会景気指数は、2月の景気指数の雇用関連指標が力強さを示したものの、予想をやや下回った1月の新築1戸建て住宅販売に打ち消された格好となった。ユーロドルは、1.3275−80から1.3221へ下落、ポンドドルは1.9200−05から1.9262で動意は薄い状況。 ドル円も一時104.10へ下落したが、更に下値を追う状況とはならず、ロンドンで安値をつけたクロス円は総じて買い戻しとなった。 ユーロ円は、138.02へ一時下落も、138.55−60へ回復。 ポンド円もロンドンの安値から201.03−08へ回復した。 またオージー円は2日の金利政策発表を前に、オージードルが0.7945−50へ買い戻されたことから、他のクロス円に比して堅調な展開も、 上値は82.85−90に限定されている。
02/28 |
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USD/YEN |
105.21 |
105.33 |
104.49 |
104.58 |
104.66 |
104.10 |
104.62 |
EUR/USD |
1.3244 |
1.3279 |
1.3233 |
1.3253 |
1.3279 |
1.3221 |
1.3228 |
EUR/YEN |
139.35 |
139.45 |
138.55 |
138.58 |
138.74 |
138.02 |
138.39 |
GBP/USD |
1.9197 |
1.9239 |
1.9158 |
1.9210 |
1.9262 |
1.9196 |
1.9210 |
EUR/GBP |
0.69030 |
0.69090 |
0.68950 |
0.68990 |
0.69035 |
0.68820 |
0.68860 |
USD/CHF |
1.1616 |
1.1634 |
1.1589 |
1.1613 |
1.1635 |
1.1578 |
1.1630 |
USD/CAD |
1.2383 |
1.2405 |
1.2337 |
1.2340 |
1.2345 |
1.2276 |
1.2340 |
AUD/USD |
0.7869 |
0.7925 |
0.7855 |
0.7915 |
0.7946 |
0.7911 |
0.7918 |
GBP/JPY | 201.97 | 201.99 | - | - | - | 200.09 | 200.98 |
AUD/JPY | 82.78 | 82.90 | - | - | - | 82.44 | 82.83 |