2009年08月31日更新
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2009年08月03日(月) 英欧銀の決算発表を前に、欧州通貨の買戻し。ダウの上昇を受けてリスク選好が強まりユーロドルは一時1.4445の高値
3日の東京市場は朝方から今週の英欧銀の決算発表を前に、ストップ狙いのドル売りが強まり、クロス円も値を上げたが、その後は利食いが優勢となり、ドイツ6月小売売上高減少やバークレイズ銀行の1−6月期の決算が予想を下回り、ドルの買戻しとなった。 ユーロドルは、1.4310まで上昇後、1.4206まで下落、ポンドドルも1.6775−80から1.6696まで下落したが、その後ロンドンの寄り付きにかけて急速に買い戻しが進んでいる。 またドル円は、94.59から95.03まで値を上げた。一方クロス円では、ユーロ円が135.44から134.58、ポンド円が159.18から158.11、オージー円が79.46から78.98、NZD円が63.00から62.39、カナダ円が88.22から87.66、スイス円が88.81から88.25まで下落した。 海外市場では、米7月ISM製造業景況指数が、市場予想を上回り、2008年8月以来の高水準を達成したことで、NYダウが堅調に上昇。一時9300ドルに迫る125ドル高まで値を上げたことで、リスク選好のドル売り、円売りが続いた。 ユーロドルは1.4445の高値、ポンドドルは、英銀大手HSBCの好決算や良好な英指標を受けて1.6988、ドル円は95.43まで一時値を上げた。 またクロス円も欧州通貨の反発の大きく値を上げた。 ユーロ円が137.55、ポンド円が161.78、オージー円が80.36、NZD円が63.71、カナダ円が89.50、スイス円が90.14まで一時上昇した。
経済指標&要人発言
2009年08月04日(火) FOMCを前に揉み合い
4日の東京市場は、昨日のドル売り、円売り相場の流れを引継ぎ、豪州の良好な経済指標を受けて、クロス円全般に買いが一時強まった。ただし、日経平均株価が思ったほど上昇しなかったことや信託銀行や個人投資家からの利食いが強まり、更なる動きとはなっていない。 ドル円は95.08から一時95.47まで上昇したが、その後は94.93まで下落、ユーロドルも1.4434を高値に堅調推移となったが、一時1.4376−81レベルまで下落した。また、ユーロ円が、136.90から137.70まで上昇後、136.55まで下落、ポンド円は、160.95から162.22まで上昇後、160.59まで下落、オージー円は、スワン豪財務相が今後の金利上昇を示唆したことで、80.08から80.85まで一時値を上げたが、その後79.81まで値を下げ、NZD円は、63.44から64.05まで上昇後、63.23まで下落した(16:45現在)。ロンドン市場では、クロス円に投資家からの利食いが優勢となり、円が堅調推移となった。 NY市場では、 米6月の個人所得・支出において、個人消費支出が市場予想を若干上回る内容も、個人所得が4年半ぶりの大幅な落ち込みとなったが悪影響は出ず、米中古住宅販売保留が予想を大幅に上回ったことをきっかけに、ドル円、クロス円の買い戻しが強まった。NYダウがプラス・マイナス30ドル前後で、しっかりとしたことも影響を与えている。ることもサポートしている。ドル円は、ロンドンの安値94.36から一時95.43レベルまで反発。 東京の高値95.47には若干及ばなかった。 同様にユーロ円が135.97から137.65−70と東京高値の137.70に迫り、ポンド円が160.05から161.76、オージー円が79.37から80.54、NZD円が62.96から63.92、スイス円が88.95から90.19と日中高値を更新した。また、フラハティ加財務相が「加ドルの急変動を懸念」と発言したことで、ドルカナダが、1.0766まで上昇し、カナダ円は、88.38の安値から89.40まで反発後、再度この安値圏を目指す動きとなった。一方ユーロドルは、一時1.4367まで下落も、1.4425−35レベルとの揉み合いを継続し、ユーロポンドの買戻しから、ポンドドルは、1.6891まで下落、ユーロポンドは、0.8527まで値を上げた。
経済指標&要人発言
2009年08月05日(水) 米7月ADP全国雇用者数やISM非製造業景況指数が予想を下回り、ダウの下落を受けてリスク回避
5日の東京市場は、東京や上海株式市場が軟調に推移したことで、クロス円に利食いが強まった。ユーロドルは揉み合い気味もユーロ円の売りに圧迫され、1.4423から1.4367まで下落、ポンドドルは1.6960から1.6901での推移となり、ドル円は95.40かあら94.87まで軟調気味推移となった。一方クロス円では、ユーロ円が137.53から136.45、ポンド円が161.67から160.41、オージー円は、豪州6月貿易赤字が予想を下回ったことで、80.55から79.70まで下落し、NZD円は、NZ全脂粉乳の入札の良好な結果を受けて、一時64.31まで上昇したが、その後は63.65までは反落した。海外市場は、米7月ADP全国雇用者数が市場予想より弱い結果とり、7月製造業受注指数が予想を上回ったが、ISM非製造業景況指数も予想を下回ったことで、ダウが寄り付きから100ドルを超える下落となり、一時リスク回避の動きが強まった。 ただし、その後株価が下げ止まりを見せたことで、NY午後にはドルの売り戻りが優勢となった。 ユーロドルは、1.4438から1.4355まで下落後1.4448の高値をつけ、 ポンドドルは、英6月鉱工業生産などの経済指標が軒並み好結果となったことで1.7043レベルまで反発後、1.6928−32レベルまで調整し、1.7030台まで値を回復した。またドル円は、95.39から94.63まで一時下落したが、その後は95円を前に動意に薄い展開が継続した。 一方クロス円では、ロンドンで日中高値を更新する買戻しとなったが、NYでは逆に、日中安値を更新する動きとなった。 ユーロ円は137.60レベルへ上昇後、136.22の安値、ポンド円が162.49の高値をつけた後は、160.63まで下落、オージー円が80.53から79.33、NZD円は64.44と日中高値更新後、63.65まで下落、カナダ円も80.00から88.04、スイス円は90.01から89.08まで下落したが、その後は堅調なレベルまで買戻しとなってNYの取引を終了した。
経済指標&要人発言
2009年08月06日(木) 英金融政策委員会(MPC)が、予想外の資産買取枠の増額を決めたことで、サプライズ的なポンド売り
6日の東京市場は、全般的に動意が薄い中、東京株式市場が堅調に推移したことを受けて、円が軟調気味な展開となった。 ドル円は94.78から95.23まで堅調推移で、ユーロドルは1.4385から1.4432で揉み合いを継続、ポンドドルは1.6960から1.7031での推移となった。 一方クロス円では、ユーロ円が136.57から137.36、ポンド円が161.10から1162.03、オージー円は、豪州7月の失業率が改善したことで、79.68から80.49まで値を上げ、NZD円は、NZの第2・四半期失業率が、上昇したことが相場を圧迫し、64.13から63.61まで下落、カナダ円は88.63から89.11、スイス円は89.40から89.78での推移となった。海外市場では、米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことやNYダウが、寄り付きから下落を強めたことで、リスク回避の動きが中心となった。ユーロドルは、ECB理事会やトリシェECB総裁の記者会見に新味はなく、1.4403−08レベルを高値に1.4328まで下落、ポンドドルは、英金融政策委員会(MPC)で、予想外の資産買取枠の1750億ポンドへの拡大がサプライズとなり、1.6753まで下落、ユーロポンドは、0.8563まで反発し、ドル円は一時95.82まで値を上げた後は、ドル買い相場に95.38まで反落した。一方クロス円もロンドンで高値つき後は、欧州通貨の下落に値を崩した。ユーロ円が137.96の高値から136.82へ下落、ポンド円は162.40と日中高値をつけた後は、160.01の安値まで下落、その他オージー円が80.79から79.88、NZD円が64.45から63.85、カナダ円が89.61から88.47、スイス円が90.19から89.35まで下落した。
経済指標&要人発言
2009年08月07日(金) 米7月雇用統計のサプライズからドル全面高
7日の東京市場は、米7月雇用統計を控えて、動意の薄い展開となった。ドル円は95.56から95.20まで下落したが動意は薄く、ユーロドルは、トリシェECB総裁が、「ユーロ圏経済は依然として縮小している」と発言したが、1.4339から1.4374でのレンジ推移、ただし、ポンドドルはRBSの決算を受けて、1.6816から1.6724まで下落した。 一方クロス円も揉み合いだが、利食いが優勢となった。 ユーロ円が137.29から136.60まで一時値を下げ、ポンド円も160.54から159.46へ下落した。 またその他では、オージー円が79.68から80.39、NZD円が63.73から64.14での堅調推移となったが、カナダ円は88.73から88.30、スイス円は89.82から89.37まで一時値を下げた。ロンドン市場では、米7月雇用統計を控えて全般的には動きは鈍かったが、カナダ7月就業者数が、市場予想から大幅悪化し、カナダドル売りが目立った。 NY市場では、米7月雇用統計がNFP、失業率とも合わせてサプライズ的に強い内容となったことで、円売りが大きく進んだ。 NYダウが一時200ドル近い上昇となったことで、クロス円の買いが強まった。 ユーロドルは、米雇用統計後リスク選好との思惑から1.4415まで買われたが、そのドルの買戻しに1.4154まで下落、ポンドドルも1.6831から1.6653まで値を下げた。 またドル円は、米長期金利が上昇もあり、97.79まで大きく値を上げて高値圏で終了した。一方クロス円は、直近高値と更新する動きで、ユーロ円が138.72、ポンド円が163.09、オージー円が81.92、NZD円が65.80、カナダ円が90.32、スイス円が90.69まで上昇した。
経済指標&要人発言
2009年08月10日(月) 米雇用統計後の利食いが優勢
10日の東京市場は、先週末の大幅に改善した米雇用統計を受けて、朝方は円売り気味の推移でスタートしたが、輸出勢や機関投資家の断続的な円買いが上値を押さえ、クロス円も含めて利食いが優勢となる展開となった。また欧州通貨では材料難から方向感が薄い展開も、英中銀が12日のインフレ報告書でGDP予想を引き下げる可能性が指摘されたことで、ポンド売りが強まった。ドル円は、97.75の高値から97.07まで下落、ユーロドルは、1.42を破産で方向感に欠く展開となり、クロス円は午前は売り優勢で推移した。 ユーロ円が138円半ばから一時137.82へ下落。オージー円も81.26円へ水準を下げたが、下値では投資家の買いが観測され、その後81.80へへ切り返した。その他ポンドドルが1.6612まで値を下げ、ポンド円が161.76へ下落した。海外市場では、株価の下落を受けて、リスク回避の円買いや米の早期利上げ観測の台頭からドルが堅調な推移となった。ユーロドルは1.4214から1.4104まで下落、ポンドドルも1.6639から1.6431まで値を下げ、ドル円は97.50へ反発後、96.90まで値を下げた。一方クロス円もダウの下落を受けて利食いが優勢から、ユーロ円が136.91、ポンド円が159.40まで下落した。またオージー円は、82円近辺の年初来高値をやや上回る上昇後、利食いに80.87まで下落し、NZD円も65.90−95レベルへ上昇後、65.30まで下落したが、NZDドルが0.6723−80での揉み合いから堅調推移となった。
経済指標&要人発言
2009年08月11日(火) FOMCを前にポジション調整の円買い
11日の東京市場は、前日の米株価下落、リスク回避の円買いの流れが続き円が堅調な推移となった。ドル円は97.17から96.55まで下落し、ユーロ円が136.45まで下落後、ユーロドルの反発に連れて137.37まで上昇、ユーロドルは、ユーロポンドの買いなどで1.4123から1.4181まで値を上げた。その他ポンドドルは、1.6447から1.6523で推移、ポンド円が158.89から160.21まで値を上げ、オージー円が80.37から81.36、NZD円が64.96から65.72、カナダ円は88.50から89.26での推移となった。海外市場では、FOMCの声明文発表を控えて、NY株に利食いが優勢となったことで、円が堅調推移。また商品市況の下落を受けて、オセアニア通貨に売りが強まった。 ドル円は、95.75と日中安値を更新し、クロス円も軒並み下値を切り下げ、ユーロ円が135.25、ポンド円は157.84、スイス円が88.42、オージー円が79.29、NZD円が63.84、カナダ円が86.76の安値まで下落した。またオージードルが0.8276、NZDドルが0.6663まで下落し、ドルカナダは、1.1047まで上昇したが、ポンドやユーロ、スイスフランなどは対ドルでまちまちの動きとなり、ユーロドルは1.41前半から半ばでの推移に留まった。
経済指標&要人発言
2009年08月12日(水) FOMCの声明での、国債買取の終了が示唆されたことで、景気底入れ感からリスク選好が強まる
12日の東京市場は、アジア株式市場が下落するなか、本邦輸出企業のドル売り、海外短期筋のポジション調整の売りや本邦投資家の外債償還・利払い絡みの円買いに円が堅調推移となった。 ドル円は96.09から95.12まで下落、ユーロドルも1.4166から1.4086まで値を下げ、ポンドドルは1.6507から1.6392まで下落した。一方クロス円も総じて利食いに押される展開から、ユーロ円が135.99から134.10、ポンド円が158.42から155.93、オージー円が79.71から77.89、NZD円が64.19から62.88まで下落した。海外市場では、東京市場の円の急騰からは、ダウ先物上昇を受けてロンドンでドル売り、円売りが優勢となった。NY市場でも、米FOMCで景気に対する見方が修正されるとの期待でNYダウが寄り付きから上昇を強め、リスク選好の動きが中心となったが、FOMCの声明で、国債買取について、10月末まで延期されたものの同時に終了も示唆されたことで、相場は乱高下となったが、底堅い株価を受けて、円売り気味、ドル売り気味で相場を終了した。ユーロドルは、1.4248の高値から一時1.4120まで下落したが、その後は1.42台を回復、ドル円も96.80の高値後、95.72まで値を下げたが、その後は96円前半での揉み合いとなった。 一方クロス円は、欧州通貨やドル円の上下に振らされる展開も、株価の堅調を受けて底堅い終了となった。 ユーロ円が136.93、ポンド円が159.78、オージー円が80.58、NZD円が65.08、スイス円が89.67まで一時値を上げた。
経済指標&要人発言
2009年08月13日(木) 独仏のGDPが予想を上回ったことや米7月小売売上高が減少したことで、ドル売りが強まる展開もクロス円の上値は重い
13日の東京市場は、上海総合株価指数の下落を受けたリスク回避的なクロス円の売りや本邦投資家からの外債償還・利払い絡みとみられる円買いが出ている模様だが、東京勢がお盆休暇入りとなっていることもあり動意は薄い展開。ただし、日経平均や上海株式市場が堅調な動向となったことで、午後は買戻し優先気味で、独4−6月期GDP速報値が予想より強かったことで、午後にはユーロ買いが強まっている。ドル円は96.25から95.80まで下落、ユーロ円が136.82から136.18まで下落後、137.05の高値、ポンド円は、138.97の安値へ下落後、159.24、オージー円は79.89から80.63、NZD円は64.31から64.85レベルまで値を回復した。またユードドルは、1.4181から1.4250レベルへ値を上げ、ポンドドルも1.6476から1.6559まで上昇した。 海外市場では、ドイツやフランスのGDPが予想を上回ったことや米7月小売売上高が減少したことで、ドル売りが強まる相場展開となった。ユーロドルは1.4328まで上昇後、利食いで1.4256まで反落。ドル円は、米30年債入札の結果判明後に、利回りが低下したことで95.04の安値まで一時値を下げた。一方クロス円は、ロンドン時間からは、欧州通貨の上昇に買戻しが強まり日中高値を更新したが、その後株価の下落もあり、利食いに逆に日中安値を更新する動きとなった。 ユーロ円が137.85から135.56へ値を下げ、ポンド円が160.38から157.39、オージー円が81.36から79.74、スイス円が89.96から88.70、カナダ円が89.15から87.26まで下落したが、NZD円は65.56の高値後も日中安値を守った。
経済指標&要人発言
2009年08月14日(金) 弱い7月米消費者物価指数・コアや8月ミシガン大学消費者信頼感指数を受けて、NYダウが下落。ドル買い、円買いで週末を終える
14日の東京市場は、上海総合株価指数の下落を受けて、リスク回避的なクロス円の売りが先行した。 またこれを受けて欧州通貨も週末のポジション調整を含めて軟調な展開となり、ユーロドルが1.4304から1.4252まで下落、ポンドドルも1.6607から1.6487まで値を下げ、ドル円は95.48を高値に一時ストップをヒットする形で、94.85まで下落した。 一方クロス円も総じて上値の重い展開で、ユーロ円が136.45から135.34、ポンド円が158.39から156.47、オージー円が80.85から79.68、NZD円が65.08から64.40、カナダ円が87.92から87.01、スイス円が89.24から88.48まで一時下落した。ロンドン市場は、狭いレンジの動きの中、ダウ先物や欧州株が下げ止まったことから、わずかにドル売りの動きが優勢となった。NY市場では、弱い7月米消費者物価指数・コアや8月ミシガン大学消費者信頼感指数を受けて、NYダウが下落を強めたことで、ドル買い、円買いが加速した。ユーロドルはロンドンで僅かに日中高値を1.4306まで更新後、1.4160まで下落、ポンドドルもロンドンでの下げからの反発を、1.6607に限定して、再度安値圏となる1.6485まで値を下げ、ドル円は、94.42まで下落後、ショート・カバー気味に95円に迫るレベルで終了した。また資源国通貨も調整が進み、オージードルが0.8276、NZDドルが0.67445まで下落、ドルカナダは、1.1023まで上値を伸ばした。 一方クロス円は軒並み値を下げ、ユーロ円が134.20、ポンド円が156.02、オージー円が78.40、NZD円が63.82、カナダ円が86.02、スイス円が88.04まで一時値を下げた。
経済指標&要人発言
2009年08月17日(月) 日本の4−6月期GDP・速報値が、予想を下回ったが、上海株式市場の下落を受けてリスク回避の動きが先行
17日の東京市場は、日本の4−6月期実質国内総生産(GDP)速報値が、予想を下回ったことで、若干の円売りとなったが、その後は東京や上海株式市場が軟調に推移となったことで、リスク回避の動きが先行した。ドル円は本邦資本筋からの米国債償還・利払い絡みのドル売りが出て、94.87から94.38まで下落、ユーロドルも1.4199から1.4116まで下落、ポンドドルは1.6540から1.6336まで値を下げた。 一方クロス円も下落基調を強める展開から、ユーロ円が134.50から133.45、ポンド円が156.53から154.67、オージー円が中国経済との連動性を受けて78.79から77.37、NZD円が64.08から63.12、カナダ円が86.19から85.24、スイス円が88.38から87.69まで下落した。上海株急落については、中国銀行業監督管理委員会が銀行に対するリスク強化を要請した14日の報道が蒸し返されている模様。昨晩の海外市場では、米連邦準備制度理事会が、不良債権救済プログラム(TALF)の延長を発表、米8月NY連銀製造業景況指数が、2008年4月以来の景気拡大・縮小の分水嶺となるゼロを上回ったが、アジア・欧州株安を受けて、NYダウが寄り付きから200近い下落を示現して、リスク回避の円買い、ドル買いが継続した。ユーロドルは一時1.4045の安値、ポンドドルは、1.6276の安値へ下落、ドル円も94.19まで一時値を下げたが、午後には動意の薄い展開から買戻し気味となったが、反発も鈍い展開。 またクロス円もアジア、ロンドンからの下値を拡大。ユーロ円が132.51、ポンド円が153.44、オージー円が77.04、NZD円が62.62、カナダ円が84.75、スイス円が87.22まで一時下落した。
経済指標&要人発言
2009年08月18日(火) 強い英7月消費者物価指数や独8月ZEW景況指数と米7月住宅着工件数、7月生産者物価指数が悪く、ドル売り、リスク選好
18日の東京市場は、上海、東京株式市場が下げ渋ったことや米国債の利払い・償還の売りが一巡したことを受けて、円が軟調気味な推移。リスク選好からは、欧州通貨も買戻しが優勢となった。ユーロドルは、ZEW景況感調査を前にショートカバーもあり、1.4068から1.4140まで上昇、ポンドドルも1.6325から1.6417まで値を上げ、ドル円は94.34から95.20まで堅調推移となった。一方クロス円も買戻しが優勢で、ユーロ円が132.77から134.58、ポンド円が154.03から156.10、オージー円が77.40から78.71、NZD円が62.93から94.01、カナダ円が85.15から86.21、スイス円が87.46から88.51まで値を上げた。ロンドン市場では、強い英7月消費者物価指数や独8月ZEW景況指数を受けて、リスク選好が進んだが、NY市場では、米7月住宅着工件数や7月生産者物価指数が、予想より悪い内容となったにも関わらずNYダウが一時100ドル近い上昇を示現したが、ロンドンでのリスク選好からは巻き返しが中心の動きとなった。唯一ポンド相場が強気を維持して、ポンドドルは、ユーロポンドの売りを背景に、1.6589まで上昇。 ユーロドルは、指標後の高値1.4155から1.4068まで下落後、1.4148まで反発、ドル円は95.30の高値から、から94.53まで値を下げた。一方クロス円もロンドンの高値からは利食いが優勢で、ユーロ円は134.81から133.15、ポンド円は156.86から155.33まで下落後、157.10へ上昇、オージー円は78.74から77.57へ一時値を下げ、NZD円も64.05から63.41、スイス円は88.60から87.61まで下押し、カナダ円は86.35から日中安値に面合わせる85.21まで一時下落したが、更に大きな動きとなっていない。
経済指標&要人発言
2009年08月19日(水) キャメロン英保守党党首や英MPCのペシミスティックな発言や内容からポンド売り強まる
19日の東京市場は、上海、東京株式市場が軟調に推移したことや本邦機関投資家からの円の買戻しで、円が堅調推移。またキャメロン英保守党党首が、英政府債務リスクへの警告を発したことで、ポンド売りが強まった。 ユーロドルも材料は薄いが、ユーロ円やポンドの売りにつれて、1.4173から1.4086まで軟調推移。 ポンドドルは、1.6595から1.6444まで下落、ドル円も94.97から94.13まで値を下げた。 一方クロス円も一時の反発から値を落としている。 ユーロ円が134.50から132.62、ポンド円が157.54から154.48、オージー円は、米石油大手エクソンモービルと中国石油天然ガスが豪州のゴーゴンプロジェクトの液化天然ガスについて、410億ドル規模の供給契約締結を合意したことで、一時78.81まで値を上げたが、その後は77.12まで値を崩し、NZD円は強いNZ4−6月期生産者物価指数を受けて、64.23まで上昇後63.01まで下落、スイス円は88.49から87.37まで下落した。ロンドン市場は、8月5−6日に開催された英MPC議事録で、一部の委員が750億ポンドの資産買取額の拡大を主張したこと(決定は500億ポンド)が明らかになり、全会一致と見ていただけに、更なる流動性供給が必要との見方からポンド売りが活発化した。 また、上海株の大幅下落の流れを引きずり、英欧株式市場が軟調に推移したことで、リスク回避的な動きが中心となった。 NY市場でも早期には、NYダウが寄り付きからマイナス70ドル台まで下落したことで、クロス円、ドル円が日中安値をつける動きとなったが、その後新たな刺激策の発動の期待感から、プラス100ドルまで上昇すると、リスク選好から円売り、ドル売りが強まった。 ユーロドルは、1.4268まで上昇、ポンドドルも英MPCを受けて、1.6376まで下落後1.6567まで値を上げ、ドル円は93.66の安値まで下落後、94.10まで反発した。 一方クロス円も、ロンドン昼間につけた安値からは比較的大きく反発。 ユーロ円が132.17から134円手前、ポンド円が153.66から155.61、オージー円が76.72から78.13、NZD円が62.55から63.46、カナダ円は、予想より強い7月カナダ景気先行指数もあって84.40から85.91、スイス円が76.72から78.38まで一時値を回復した。 
経済指標&要人発言
2009年08月20日(木) 強弱感のある米経済指標に揉み合い気味
20日の東京市場は、上海、東京株式市場が堅調に推移したことで、円が軟調気味な推移から、対欧州通貨でドルは軟調気味推移となった。ユーロドルは、1.4207から1.4258、ポンドドルは1.6503から1.6582での推移となり、ドル円は、93.98から94.56まで値を上げた。またクロス円も同様に反発となり、ユーロ円が133.76から134.63、ポンド円が155.30から156.60、オージー円が77.85から78.68、NZD円は63.30から63.96、スイス円が88.14から88.68まで値を上げた。の海外市場では、米経済指標に上下に振れる展開。米週間新規失業保険申請件数が予想より弱い結果となるとリスク回避の動きが強まったが、その後はフィラデルフィア連銀製造業指数や景気先行指数が堅調な内容となったことで、NYダウがプラス74ドルまでは反発。 円売りドル売り気味の展開で終了した。ユーロドルは、1.42前半を中心とした揉み合い気味から、上値のストップをつけて一時1.4277まで上昇。 ポンドドルは、ロンドンで、好結果となった英小売売上高受けて、1.6600まで上昇後、ダーリング英財務相が「英国経済の先行きに不確実性がある」と発言したことや英7月PSNB(公共部門ネット負債)が市場予想より悪化したことを受けて、下落が大きく1.6452まで進んだが、その後は1.6525まで買い戻された。一方ドル円は、94.58の東京夕方の高値から93.85まで下落後、一時94.40に上ヒゲを描いたが、その後は94円前半で揉み合い推移となり、ユーロ円は、133.41まで下落後、134.34−39へ反発、ポンド円が154.85の安値から155.92に上ヒゲを出し、オージー円が77.65の安値から78.39、NZD円が63.20から63.83、カナダ円が84.40から86.65、スイス円が87.97から88.65まで値を回復した。 
経済指標&要人発言
2009年08月21日(金) NYダウが9500ドルを回復、リスク選好で週末を終了
21日の東京市場は、中国の金融機関の自己資本基準引き上げ報道、東京株式市場の軟調推移を受けて円の買戻しが進んだが、上海株式市場が堅調に推移したことで、更なる動きとはならなかった。ドル円は、94.30から93.47まで一時下落。 また、ユーロドルは、ドイツ8月のPMI・速報値の上昇を受けて1.4209から1.4302まで一時値を上げ、ポンドドルは1.6419から1.6520まで上昇した。 他方豪州では、州政府の格下げ懸念から、豪ドルの対ドル相場が、0.8313から0.8216まで下落したが、スワン豪財務相の「国債の源泉徴収税を撤廃へ」との発言を受けて反発した。 その他クロス円は、下落後ドル円が一時94.05−10まで反発したことで、夕方には買い戻しが優勢となった。 ユーロ円は134.50から132.90まで下落後、134円台を回復、ポンド円は155.65から153.56、オージー円は78.49から76.83、NZD円は63.81から62.78、カナダ円は86.63から85.44、スイス円は87.76まで下落後、88.75まで一時反発した。ロンドン市場では、クロス円中心に、ショートカバーの動きが出て、欧州通貨も対ドルで値を上げる展開。NY市場でも、強い米中古住宅販売件数の結果や世界的な景気回復に言及したバーナンキFRB議長の発言を受けて、NYダウが一時200ドル近い上昇。 リスク選好ムードが継続したが、週末のポジション調整の利食いもあり、午後は動意が薄くなった。ユーロドルは、8月7日以来の1.4377の高値まで一時上昇も利食いに押されて一時1.42後半に下落後、1.4325前後で終了。ポンドドルは、1.6623まで上昇もユーロポンドの売りが押さえ、1.6443まで下落後、1.65台を回復して引けた。 またドル円は一時94.72まで反発したが、その後は94円前半での揉み合いが続いた。一方クロス円では、総じて今週上値を抑えられた戻り高値を超える上昇となり、ユーロ円が135.48、ポンド円が156.60、オージー円が79.15、NZD円が64.77、カナダ円が87.64、スイス円が89.43まで一時値を上げ、堅調なレベルで週末の取引を終了した。
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2009年08月24日(月) RBSの「ポンドを主要通貨で最大の下落リスク」や英税収がダーリング英財務相の予想の3倍の落ち込みとなるとの英タイムズの報道を受けてポンド売りが強まる
 24日の東京市場は、東京、上海株式市場が堅調に推移したことで、円が軟調気味の推移となった。一方欧州通貨は、材料難の中、先週末の上昇からは利食いが優勢となった。ユーロドルは、1.4360から1.4282まで下落、ポンドドルも1.6548から1.6440まで値を下げ、ドル円は94.10から94.98まで上昇した。 一方クロス円も上値トライとなったが、夕方には欧州通貨の売りに利食いが優勢となった。 ユーロ円が136.09まで上昇後、135.33まで下落、ポンド円が156.78の高値から155.73へ値を下げた。その他オージー円が78.99から79.68、NZD円が64.54から65.08、カナダ円が87.34から87.93、スイス円が89.16から89.62での推移となった。ロンドン市場では、ドルの戻り売りが進んだが、NY市場では、まちまちの展開。一時NYダウが9587ドルと先週金曜日に高値を更新したことで、リスク選好的な動きも、その後値を消したことで、円買いドル買い気味で終了した。 特にロイヤル・バンクオブ・スコットランドがポンドを主要通貨で最大の下落リスクがあるとの見解を示したことや英税収がダーリング英財務相の予想の3倍の落ち込みとなると英タイムズオンラインが報道したことで、ポンド売りが強まった。ユーロドルは、1.4280から1.4344での揉み合い推移となり、ポンドドルは1.6522から1.6392の安値へ下落。 ユーロポンドが0.8728まで値を上げた。 またドル円は94.90から94.42まで値を下げた。一方クロス円は総じて揉み合い気味も、ユーロ円が153.95から134.99へ下落、ポンド円が154.85、スイス円が88.83まで値を下げた。 その他豪ドル円は、株の上昇に79.85の高値後79.10レベル、NZD円は65.20の高値をつけて64.69、カナダ円も強いカナダ小売売上高を受けて、88.39の高値まで上昇後87.57まで下落した。
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2009年08月25日(火) バーナンキFRB議長の再任、米6月S&P/ケースシラー住宅価格指数や米8月消費者信頼感が好結果を好感
25日の東京市場は、上海、東京株式市場が軟調に推移したことで本邦輸出企業、モデル系ファンド筋からの円買い戻しが続いた。 ドル円は94.58から93.79まで下落、ユーロドルも1.4308から1.4252まで値を下げ、ポンドドルも1.6430から1.6341で軟調推移となった。 一方クロス円も利食いが優勢となったが、引けにかけては買い戻しも散見された。ユーロ円が135.23から133.96、ポンド円が155.28から153.65、オージー円が79.30から78.25、NZD円が64.78から64.14、カナダ円が87.84から86.95、スイス円が89.12から88.32まで一時値を落とした。ロンドン市場は、株価を受けた東京終盤から欧州に入って進んだが、リスク回避の巻き返しの展開となった。 NY市場でも、バーナンキFRB議長の再任をオバマ政権が発表したこと、米6月S&P/ケースシラー住宅価格指数や米8月消費者信頼感が好結果となったことを受けて、NYダウが一時前日比110ドル高へ上昇。リスク選好の動きが中心でスタートとしたが、その後8月のリッチモンド連銀製造業指数が、前月から横ばいとなったことやダウが上げ幅を縮小したことで、各通貨とも高値から値を消して引けている。 ユーロドルは、一時1.4364まで上昇後1.4302へ下落、ポンドドルは1.6446から1.6331まで値を下げ、ドル円は96.65まで上昇後93.93まで調整した。一方クロス円も一時日中高値を更新したが高値を維持でず、ユーロ円が135.90から134.36へ下落、ポンド円が155.56から154.45まで値を下げた。その他オージー円が79.72、NZD円が65.21、カナダ円が88.05、スイス円が89.48まで一時値を上げたが、高値を維持できずに利食いに押されて取引を終了した。
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2009年08月26日(水) 強い独ifo景況感指数にも、ユーロドルはポンド売りに上昇できず、堅調な米7月耐久財受注や新築住宅販売件数にも揉み合い気味
26日の東京市場は、材料難の中、早朝は円の買戻し気味となるも、上海株式市場、東京株式市場が堅調に推移したことで、揉み合いの域を出なかった。ドル円は93.87から94.30、ユーロドルは指標を控え、1.4280から1.4334で堅調推移となり、ポンドドルはユーロポンドの買いに圧迫され、1.6354から1.6299まで一時値を下げた。 一方クロス円も揉み合いが継続しており、ユーロ円が134.10から134.99、オージー円が78.20から78.95、NZD円が64.11から64.82、カナダ円が86.31から86.96、スイス円が88.35から89.090での推移となった。ロンドン市場では、東京中盤から進んだリスク選好の動きも、強い独ifo景況感指数にも、ユーロドルが1.4354で頭打ちとなり、ポンドを中心としたドル買いが強まった。NY市場では、米7月耐久財受注や新築住宅販売件数が、予想より強い結果となったが、NYが揉み合い気味となり、ドル買いが継続した。 またクロス円は、欧州通貨の下落に上値の重い展開が継続した。ユーロドルは、一時1.4205まで下落、ポンドドルも1.6160の安値をつけ、ドルスイスが1.0714、ドルカナダが1.1000、ドル円が94.59まで一時値を上げたが、ドル円はその後94円前半での揉み合い推移となり、クロス円では、ユーロ円が133.90、ポンド円が152.26、オージー円が77.80、NZD円が64.00、カナダ円が85.62、スイス円が87.97まで一時下値を拡大した。
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2009年08月27日(木) 日経新聞の「海外子会社からの利益還流」に減税が適応されるとのニュースが蒸し返され、円高リスクが危惧されるも、ダウの堅調を受けて更に進まず、ユーロはスイス中銀のジョーダンSNB理事による「SNBはスイスフランの如何なる上昇も容認出来ない」を受けて、1.4007まで上昇
27日の東京市場は、日経新聞の「海外子会社からの利益還流」に減税が適応されることで、今後円高が高まるとのニュースや上海、東京株式市場が軟調に推移したことで、円買いが強まった。ドル円は94.30から93.37まで一時値を下げ、ユーロ円も134.47から133.13、ポンド円が153.16から151.31、オージー円が78.09から77.30、NZD円が64.24から63.38、カナダ円が85.89から84.96、スイス円が88.32から87.45まで一時下落した。一方欧州通貨は揉み合い気味で、ユーロドルは、強い独9月GFK消費者信頼感指数にも、1.4219から1.4270、ポンドドルも英8月ネーションワイド住宅価格が予想を上回ったが、1.6191から1.6252での推移に限定された。昨晩の海外市場では、ポジション調整に上下に振れる展開。 予想より強い米4−6月期GDP・改定値を受けて一時円売り、ドル買いとなったが、その後はNYダウがマイナス80ドルと軟調推移となったことで、円の買い戻しが強まる局面があるも、結局再度NYダウがプラス圏まで上昇したことで、円売り気味、ドル売り気味で終了した。ユーロドルは、ジョーダンSNB理事による「SNBはスイスフランの如何なる上昇も容認出来ない」との発言を受けて一時1.4407まで上昇、ドル円は、93.95まで反発後、93.20まで下落、ポンドドルは、1.6156の安値と一昨日の安値を若干下回ったが、その後1.6306まで反発した。 その他クロス円では、ユーロ円が132.92へ下落後、134.47へ反発、ポンド円が151.07へ下落後152円台を回復して、カナダ円が84.98の安値、スイス円が87.31、オージー円は77.59から78.65へ反発、NZD円も63.47から64.45まで反発した。
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2009年08月28日(金) 日本の7月失業率が過去最悪を更新も円安は進まず、英GDPの改善もポンド買いは限定的で、週末のポジション調整中心
28日の東京市場は、日本の7月失業率が過去最悪を更新、コア消費者物価指数が過去最大の下落率を3ヶ月連続で更新したことを受けて、上海株式の下落にも、円売り気味となったが、週末の選挙を控えて動意に薄い状況となった。ドル円は93.42から93.99まで値を上げ、ユーロ円が134.08から134.94へ一時値を上げた。またユーロドルは昨日の上昇からは材料難もあり、利食いが優勢となり、1.4377から1.4325まで値を下げ、ポンドドルは、1.6262から1.6316での揉み合いが継続した。 その他ポンド円が151.95から153.24へ上昇、オージー円が78.27から79.04、NZD円が64.13から64.57、カナダ円が85.83から86.38、スイス円が88.24から88.77での推移となった。昨日の海外市場では、米7月個人所得が予想より悪く、8月ミシガン大学消費者信頼感・確報値は、予想より強い内容となったが、特別反応は薄く、NYダウが、インテルが売上げや粗利益の上方修正を受けて、プラス圏でスタートもその後は週末の利食いも含めて、マイナス80ドルまで下落したがことで、リスク回避の円買い、ドル買いで週末の取引を終了した。ユーロドルは、1.4389まで上昇後、1.4281まで下落、ポンドドルも、英4−6月期GDP・改定値が予想より強かったことで、1.6381まで上昇後、1.6258まで値を下げ、ドル円は動意の薄い中、94.08から93.42まで下落した。一方クロス円も堅調気味の推移から、利食いに押された。ユーロ円がロンドン寄りの高値135.02から133.70へ下落、ポンド円が153.64の高値から153.00、オージー円が79.44から78.55、NZD円が64.65から63.96、カナダ円が86.94から85.54、スイス円が88.92から88.18まで値を下げ、総じて安値圏が引ける展開となった。
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2009年08月31日(月) 週末の選挙で民主党圧勝から、政権交代に対する期待感から日本買いが進む
31日の東京市場は、月末仲値での実需筋からの大口の円買いや「政権交代=日本買い」の思惑による投機筋からの円の買い仕掛けで、円が急騰する展開となった。ただし、東京、上海株式市場が軟調に推移したことやロンドン市場が休場で、更なる動きとはなっていない。ドル円は93.55から92.54まで下落、ユーロ円は。133.77から132.16、ポンド円が152.16から150.07まで値を下げた。一方ユーロドルもユーロ円につれて、1.4317から1.4256、ポンドドルも1.6303から1.6183まで下落。 その他クロス円では、オージー円が78.79から77.53、NZD円が64.01から63.05、カナダ円が85.66から84.36、スイス円が88.25から87.20まで値を下げた。ロンドン市場では、休場で動意の薄いなか、ドル売りフロー中心の動きとなった。NY市場では、株式市場が終始軟調な動きとなるも、リスク回避の動きは出ず、対欧州通貨でのドル売りから、クロス円が反発し、ドル円は揉み合いの範囲に終始した。 ユーロドルは、1.43台のストップ・ロスをつけて、一時1.4368まで上昇、ポンドドルも買戻し優勢となり1.6330まで値を上げた。ドル円は一時ショート・カバー気味に93.30−35レベルへ値を上げるも、高値を維持できずに92.70−75レベルとの揉み合いに終始した。 一方クロス円では、ユーロ円が133.66−71、ポンド円が151.83、オージー円が78.74、NZD円63.89、カナダ円が85.18、スイス円が88.01まで反発したが、週初の東京時間の寄り付きレベルは回復できなかった。
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