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2009年10月01日(木) |
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1日の東京市場は、まちまちとなった9月日銀短観には反応が薄く、輸出勢の売りが散見され午前は円が堅調推移となったが、午後になって、アルムニア欧州委員が「ユーログループはG7に向けた準備でユーロ高について討議」との発言を受けてユーロが急落気味となってことを受けて、ドル買いが強まった。ユーロドルは、1.4668から1.4551まで下落、ポンドドルも1.6014から1.5925まで値を下げ、ドル円は89.67から90.18まで値を上げた。 一方クロス円は、高値圏での揉み合いが続き、ユーロ円が131.81から131.00、スイス円が86.92から86.34まで下落したが、ポンド円は143.11から143.95、オージー円が79.06から79.52、NZD円が64.62から64.09、カナダ円が83.77から84.14での推移となった。海外市場では、9月ISM製造業景気指数の悪化を受けて、NYダウが200ドルを超える下落を示し、リスク回避の動きから、ドル買い、円買いが強まった。 ユーロドルは一時、1.4517の安値まで下落後、反発的となったが、その後も安値圏を目指す動きが継続した。ドル円は89.41から89.82まで反発後も上値が重い状況となり、ポンドドルは1.5925の安値まで下落、またオセアニア系が弱く、オージードルが、0.8717、NZDドルが0.7156まで下落、ドルカナダは1.0812まで上昇した。一方クロス円も上値が重くユーロ円が一時130.13、ポンド円が142.84、オージー円が77.89、NZD円が64.04、カナダ円が82.67、スイス円が85.81まで値を下げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月02日(金) |
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2日の東京市場は、東京株式市場が軟調に推移したことや米雇用統計前のポジション調整、藤井財務相が「G7では円高について自らは触れない」と発言したことを受けて、リスク回避の円買いが続いた。また、対欧州通貨では、G7を前にユーロ高の議論が出るとの懸念を受けて、売りが強まった。ユーロドルは、1.4545から1.4502まで下落後、1.45の防戦に阻まれ1.4563まで反発、ポンドドルは1.5957から1.5865まで下落し、ドル円は89.63から89.21まで下落後、再度この高値に戻す展開となった。一方クロス円も軟調推移。ユーロ円が130.32から129.65まで下落後、130.39まで反発。ポンド円は142.98から141.83まで値を下げ、オージー円は78.03から77.48、NZD円は64.08から63.44、カナダ円は82.74から81.98、スイス円は86.18から85.95まで一時下落した。海外市場では、9月米雇用統計を受けて相場乱高下となたt。 9月失業率は予想通りも、非農業部門雇用者数が、マイナス26.3万人となり、一時リスク回避の円買い、ドル買いが急速に強まったが、その後はドルの売り戻しとなった。 またドルの売り戻しに伴い、その後はNYダウがマイナス77ドルからプラス5ドルまで回復したことやロンドン・フィキシングに絡めて、東京が2016年の夏季オリンピックに落選したことや日銀によるレートチェックの噂もあり、大口のショート・カバーの円売りが強まった。ドル円は、米雇用統計後88.60の安値まで急落となったが、その後は大きくショート・カバーの買いが誘発されて、89.94の高値まで上昇し、89円後半で引けた。 ユーロドルは、雇用統計発表後1.4480まで下落したが、その後はじりじりと買戻しが強まり、1.4650の高値まで上昇したが、利食いに押される展開なり、ポンドドルは1.5805の安値から、1.5937まで一時値を戻し、その他では、オージードルが0.8569、NZDドルが0.7079の安値まで一時下落した。一方クロス円も、急落から大きく反発となった。ユーロ円が129.02の安値まで下落後、129円の大口のストップをつけられず、131.25の日中高値まで反発、ポンド円が140.59から143.20、オージー円が76.29から78.06、NZD円が63.12の安値から64.47、カナダ円も81.29から83.16、スイス円は85.37から86.90と日中高値を更新する動きとなった。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月05日(月) |
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5日の東京市場は、早朝にストップ・ロスを狙った円買いが出たが、不発に終わりその後は5−10日の仲値不足やオージー円の機関投資家からの買いが入り、円は軟調気味に推移とした。またユーロドルは、ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロの水準、現時点では大きな脅威ではないが、動向を注視する必要がある」とコメントしたこともあり、1.4582の安値から一時1.4656の高値まで上昇したが、ラガルド仏財務相が「強いドルを望む」と述べたことで、更に上昇は拡大しなかった。ポンドドルは1.5920から1.6025、ドル円は89.23から89.96で堅調推移となった。一方クロス円も堅調な上昇で、ユーロ円が130.50から131.66、ポンド円が142.48から143.96、オージー円は、オーストラリアの新聞で「明日の豪準備銀行金融政策委員会で政策金利が3.25%に引き上げられる可能性が高い」と報じられたことで、77.3から83.78.61まで上昇、NZD円もイングリッシュNZ財務相が、NZドル高に警鐘を鳴らし「NZの金利は、オーストラリアよりも長期間低水準で推移する可能性が高い」と述べたが、64.01から64.88まで値を上げ、カナダ円が82.73から84.00、スイス円が86.48から87.15まで値を上げた。の海外市場では、米9月ISM非製造業指数の予想以上の改善を好感した株価の上昇を受けて、リスク選好のドル売り、資源通貨買いが強まったが、円は、引き続き株価から離れた動きを継続した。ドル円は、90円台に乗せることが出来ずに、89.97から英系の売りで89.42まで値を下げ、ユーロドルは1.4670まで値を上げたが、ポンドドルは1.6006を上値に、1.5903まで下落し、ユーロポンドが0.9202まで上昇した。一方クロス円も上値の重い展開が続き、ユーロ円が131.56−61から130.88、ポンド円が143.81から142.62、オージー円が78.65−70レベルから78.23、NZD円が64.91から64.58、カナダ円が83.82から83.12、スイス円が87.14から86.57まで一時値を落とした。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月06日(火) |
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6日の東京市場は、英インディペンデント紙の「アラブ諸国がドル建て原油取引中止協議」との報道を受けて、ドル売りが進んだが、その後は、ジャーセル・サウジアラビア通貨庁総裁の「原油取引での米ドル利用を中止するとの報道は完全に不正確なもの」、ロシア財務次官の「ロシア財務省は原油取引における米ドルの役割変更を協議していない」との否定発言を受けて、更にドル売りは進んでいない。ただし、ドルは軟調なレベルから回復できていない。ユーロドルは、1.4646から1.4750まで上昇、ドル円は89.65から88.85まで下落し、ポンドドルは、5930から1.6048まで上昇した。また、豪州の利上げ及び、更なる追加利上げの示唆を受けて、オージードルは、0.8875まで上昇、オージー円も79.22まで一時値を上げた。その他クロス円では、ユーロ円が130.74まで下落後、131.56へ反発。ポンド円が143.24から142.00まで値を下げ、NZD円は65.15から65.68、カナダ円は83.18から83.82、スイス円は86.42から87.09での推移となった。海外市場では、金価格が1040まで上昇したことを受けて、資源国通貨買いが進み、ドル売りが強まった。オージードルが0.8920、NZDドルが0.7379まで上昇し、ドルカナダは、強い加9月Ivey購買部景況指数や8月建設許可額を受けて、1.0546と今年の安値を更新した。またユーロドルは、ユーロポンドの買いもあり、1.4763まで一時高値を更新。 ユーロポンドも0.9274まで値を上げたが、ポンドドルは、1.5875の安値まで下落後、1.5941まで反発。ドル円は88.62の安値まで値を下げた。 一方クロス円は、NYダウが一時170ドル上昇するも、リスク選好の形にはならず、ユーロ円が131.29から130.56まで値を下げ、ポンド円が141.02、スイス円が86.36まで下落したが、ウェストミンスター系は、しっかりとした展開で、オージー円が78.79を下値に79円前半での推移、カナダ円は一時84.15まで高値を更新、NZD円は65.60まで上昇した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月07日(水) |
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7日の東京市場は、材料難の中、大手証券会社の公募増資に絡んだ海外投資家の円買いの噂、クロス円の売りから円買いがじりじりと進み、上値を89.07で抑えられて、午後に本日東京カットのオプションの権利行使期限を過ぎると、纏まったヘッジ売りで88.18まで下落した。一方ユーロドルは、1.4683から1.4735で揉み合い推移となり、ユーロ円が130.85から129.73まで値を下げ、ポンド円が141.57から140.11、オージー円が79.14から78.68、NZD円が65.41から64.88まで下落した。ロンドン市場では、東京市場の流れを引き続き投機的な円買いとなったが、88円のオプションの防戦買いで、サウジ通貨庁が20億ドル規模のドル買いを行ったとの見方から、NY市場にかけては、ショート・カバーの円売りが大きく拡大した。 ただし、その後は材料が薄く、米長期金利の下落を受けて、円の買戻しが優勢となった。また、NYダウが揉み合いとなったことや4−6月期のユーロ圏GDP・確報値が下方修正されたことで、ユーロ売りが強まり、ユーロドルは1.4650まで下落、ポンドドルは1.5975まで上昇し、ユーロポンドは0.9192まで下落した。一方クロス円は、ドル円同様下値トライ後、日中高値まで反発したが、その後じりじりと値を崩す形となった。 ユーロ円が129.58から131.10まで上昇後、129.92まで反落、ポンド円は139.71から142.04へ上昇、オージー円は78.65から79.39、NZD円は64.87から65.49、カナダ円は83.35から84.32、スイス円が85.56から86.55まで反発したが、その後値を下げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月08日(木) |
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8日の東京市場は、大きな材料のない中、ドル売りが継続している。特に金価格や豪州の強い雇用統計を受けて、豪ドル買いが強まり、オージードルは、0.9042まで上昇、オージー円も79.79まで値を上げた。またドル円は88円のオプションの防戦を目指す動きが続く、88.72から88.15まで下落、ユーロドルが1.4683から1.4788まで上昇し、ポンドドルは英MPCを控えて、買い戻しが優勢となり1.5949から1.6071まで値を上げた。その他クロス円では揉み合い気味推移から、ユーロ円が129.98から130.50、ポンド円が140.97から141.86まで値を上げ、NZD円が65.16−57、カナダ円は83.38−82での推移となった。海外市場は、英MPCを受けたポンド買いやトリシェECB総裁が「為替相場の過剰な変動は経済に悪影響を与える」、「米国の強いドル姿勢は非常に重要」との見解を表明したことで、ユーロドルが乱高下となったが、NYダウがアルコアやペプシコの好決算を受けて、一時プラス107ドルまで堅調に推移したことで、リスク選好気味な展開となった。 ユーロドルは1.4720まで下落後1.4818まで値を上げ、ポンドドルは1.6121の高値をつけ、金価格の上昇を受けた資源国通貨買いが継続して、オージードルが0.9092、NZDドルが0.7457の高値、ドルカナダは、ジェンキンズ加中銀副総裁が、カナダドル高は景気回復の妨げとなることや豪準備銀行の利上げが加中銀の金融政策に影響を及ぼすことはないとの見解を示したが、材料視されず、1.0506まで値を下げた。 一方ドル円は、88.18から88.69での揉み合い推移となったが、クロス円は堅調にユーロ円が130.95、ポンド円が142.55、オージー円が80.33、NZD円が65.87、カナダ円が84.22、スイス円が86.33まで上昇した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月09日(金) |
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9日の東京市場は、バーナンキFRB議長が、「経済見通しが十分に改善すれば引締め準備態勢に」との発言したことやサマーズNEC委員長が「米国は強いドルを支持する」と発言したことで、ドルの買い戻しが進んだ。 また、上海や東京株式市場が堅調に推移したことで、クロス円の買いが強まった。ドル円は88.36から89.43まで値を上げ、ユーロドルは1.4796から1.4704まで下落し、ポンドドルは、1.6078から1.6000まで下落した。一方クロス円では、ユーロ円が130.70から131.70へ上昇、ポンド円が141.96から143.11、オージー円が80.03から80.84、NZD円が65.54から66.07、カナダ円が83.97から84.92、スイス円が86.07から86.72まで値を上げた。ロンドン市場では、東京市場からのドル買いの巻き戻しの動きとなったが、NY市場では、米長期金利が上昇。 前日の30年債の入札が不調だったこと、東京時間に、バーナンキFRB議長が、景気回復が確認されれば、早期に金融引き締めが必要との発言したことや月曜日が、コロンブスデーで米債券市場が休場となることもあり、米国債にポジション調整の売りが強まり、ドルが再度買い戻される展開となった。 ユーロドルは、1.4674まで下落。1.4670にある大口のストップ・ロスを狙った売りは失敗に終わり、1.47台を回復した引けた。ポンドドルは、1.5826の安値まで下落、ドル円はロンドンの安値88.60から89.90まで一時値を上げた。 一方クロス円も、ダウの堅調な動きもあって、上値を拡大したが、ロンドンで調整が強まったポンド円は、141.68へ安値から142.73に戻りを限定されたが、その他では、ユーロ円が132.30、オージー円が81.22、カナダ円が86.22、スイス円が87.11と日中高値を更新、NZD円は、65.43の安値から引けにかけて急速に66.05まで再度買い戻された。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月12日(月) |
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12日のアジア市場は、東京市場が祝日で全般的に動意薄の中、ドルの買戻しが強まった。ドル円は早朝に海外勢からの仕掛け的な円買いが入ったが、下値を89.30で限定して、米系ファンド勢によるストップ買いの動きから、欧州勢参入後89.47の高値まで上昇した。またユーロドルもモデル系の売りで1.4743を上値に、1.4677まで下落、ポンドドルは、ユーロポンドの買いにつれて1.5886から1.5728の安値と今年5月以来の水準に下落したが、中国筋の買いに支えられた。 一方クロス円も早朝にドル円につれて下落後は、反発となった。 ユーロ円が131.50から132.90へ上昇、オージー円が80.85から81.52、NZD円が65.41から66.04、カナダ円が85.80レベルから86.98、スイス円が86.70レベルから87.44まで一時値を上げたが、ポンド円は143.20まで上昇後、欧州勢のポンド売りで142円近辺まで値を下げた。ロンドン市場では、原油先物価格が73ドル台に乗せるなら商品相場が堅調な推移となったことから、資源国通貨などを中心に、ドル売り、クロス円の買いが優勢となった。 NY市場では、主だった経済指標のない中、NYダウが9930ドル台と今年の高値を更新したが、ドル売りに利食いが強まり、クロス円も利食いが率先した。ユーロドルは、一時1.4814まで上昇、ユーロポンドの買いが強まり、ユーロポンドは、0.9384と9月28日の0.9302を上回る上昇となった。これを受けて、ポンドドルは東京の安値1.5728から反発も、上値は1.5844レベルに限定されている。一方ドル円は89.65まで値を下げたが、その後は89円後半で小康状態となり、ユーロ円が133.32の高値から132.64−69レベル、ポンド円が143.20から141.58へ値を下げ、オージー円が88.85から81.26、NZD円が66.36から65.77、カナダ円が87.33から86.66、スイス円が87.83の87.42まで調整した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月13日(火) |
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13日の東京市場は、材料が薄い中、揉み合い気味の相場展開となったが、「北朝鮮がミサイル発射準備の兆候」とのニュースが伝わったことや日経平均株価が堅調に推移したことで、円は軟調気味となった。 ドル円は89.62へ下落後90.19まで反発したが、機関投資家や輸出の売りで、上げ渋った。また90.50のオプションに絡んだ売りも噂されている。ユーロドルは、1.4763まで調整後、1.4801へ反発、ポンドドルは、1.5826から1.5739まで下落した。一方クロス円も揉み合い気味だが堅調推移で、ユーロ円が132.54から133.26へ上昇、ポンド円も141.56から142.23、オージー円は、81.45から81.74、NZD円が65.82から66.56、カナダ円が86.63から87.24、スイス円が87.36から87.82での推移となった。ロンドン市場は、弱いドイツやユーロ圏のZEW景況感指数にも、ドル買いは限定的で、金先物価格が、1070ドル手前まで史上最高値を更新したことなどを受けて、資源国通貨買いから、ドル売りが強まり、軒並み対ドルで年初来高値を更新する展開となった。 NY市場では、特別の材料のない中、ロンドンからのドル全面安が、一服気味となったが、FRBのコーン副議長が講演で、「FRBは出口戦略のツールを持ち合わせている」と発言したことを受けて、一時ドルの買い戻しが強まったが、内容的には、「雇用は弱く、失業率は来年初めに10%に達する可能性ある」、「V字回復となる可能性は高くない」と強弱感入り混じる玉虫色で、ドルは乱高下気味の展開となったが、引け値ベースでは、ロンドンのドルの安値を前に、揉み合いレベルで終了となった。 ユーロドルは、1.4876の高値から1.48前後まで下落。ポンドドルはユーロポンドが0.9326まで下落したこともあり、1.5899まで反発した。またドル円は、89.43まで下落したが、89.40の買いオーダーに下支えされて、一時90.04へ反発した。 その他ではオージードルが一時0.9127の高値、ドルカナダが1.0268の安値まで下落した。一方クロス円では、ユーロ円が133.52、ポンド円が141.18から143.23まで一時上ヒゲを描いたが、オージー円は、利食いが優勢となり、ロンドンの高値81.78から81.02へ調整、NZD円も66.61から65.53、カナダ円は87.24から86.52まで一時調整した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月14日(水) |
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14日の東京市場は、大きな材料はないが、峰崎財務副大臣が「ドルの価値の下落、今後も根強く継続する可能性」、「藤井財務相は円高が良いとは言っていないが、すぐに介入すべきではないというのが考え」との発言もあり、ドル売りが継続した。 ユーロドルは、原油先物が75ドルまで上昇したことや1.49のオプション・トリガーへの買い仕掛けで、1.4839から1.4902まで一時値を上げ、ドル円は89.89から88.83まで下落、ポンドドルは、1.5903から1.5992まで値を上げた。一方クロス円もドル円の売りに調整的で、ユーロ円が133.50から132.25、ポンド円が143.24から141.76まで値を下げたが、オージー円は、金価格が1070ドルと高値を更新したことで下げも限定的で81.62から81.17へ調整した程度。 その他ではNZD円が66.40から65.83、カナダ円が87.04から86.46、スイス円が87.96から87.14まで一時値を下げた。ロンドン市場では、JPモルガンの好決算を受けて、リスク選好的な円の売り戻しが強まった。 NY市場では、や米小売売上高の発表を受けて、一時円売りが進んだが、その後は利食いが優勢となった。また、FOMC議事録では、資産購入拡大の議論が行われたことが伝わり、一時ドル売りが進んだが、その後更なる動きは出なかった。 ドル円は、89.90まで一時上昇後、売りが嵩み一時88.95の安値を電子取引でつけたが、これはどうもミス・ヒットとなったようで、FOMC議事録を受けて89.08まで再度売り込まれた後は、89円ミドルでの揉み合いが続いた。 ユーロドルは、1.4948の年初来高値を更新。ただし1.4950の防戦やストップ・ロスをつけることが出来ずに、1.49近辺に押し戻され、ポンドドルは、英雇用が予想より強かったことで、1.6026までロンドンで上昇後、1.5920まで下落したが、その後は1.6001で反発を抑えられた。フィッシャー英MPC委員が「資産購入拡大の議論続く見込み」と述べたが、あまり反応は出ていない。 一方クロス円もNY入りで、米小売売上高を受けて、日中の高値をつけた後は、急速に利食いに押される展開となったが、その後はNYダウが年初来高値となる1万ドル台乗せたこともあり、じりじりと値を回復した。 ユーロ円は133.77の高値から132.76まで調整後、133円台を回復、ポンド円が143.86の高値から142.16まで下落後、143円近辺に反発。 その他オージー円は81.97から81.29、NZD円は66.49から65.76、カナダ円は87.38から86.54、スイス円は88.17から87.47へ一時下落後反発した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月15日(木) |
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15日の東京市場は、東京株式市場が堅調に推移したことや5−10日の仲値不足もあり、クロス円が堅調に推移した。ただし、ドル円は揉み合い気味で、89.27から89.67での上下の動きの中、ユーロドルが1.4920から1.4950の防戦を超えて1.4967まで一時値を上げたが、対ユーロでのポンド売りが強まり、更に上昇は拡大していない。ポンドドルは1.6172まで上昇、ユーロポンドは0.9237まで下落した。一方クロス円では、スティーブンス豪準備銀行総裁の追加利上げ示唆発言で、オージードルが0.9228まで上昇したことで、オージー円は82.54まで値を上げ、NZDドルもNZ第3・四半期消費者物価指数の上昇を受けて、0.7491まで上昇、NZD円は66.94まで値を上げた。その他ユーロ円が133.35から133.91、ポンド円が144.73まで値を上げ、カナダ円87.73、スイス円88.41まで値を上げた。海外市場では、シティ・グループの決算が良好だったことや週間新規失業保険週間申請件数の改善、米9月消費者物価指数や10月NY連銀製造業景況指数が、5年ぶりの水準に上昇したことを受けて、ドルの買い戻しが強まったが、その後はフィラデルフィア連銀製造業指数が予想より弱く、利食いが強まった。ユーロドルは、トリシェECB総裁によるユーロ高牽制もあって1.4843まで下落後、1.4960まで反発したが、1.4967のアジア時間の高値を超えることが出来ずに、1.49前半の推移。ポンドドルは、ロンドンの高値1.6299から1.6212へ下落後、1.62後半の推移、ドル円は90.79の高値から90.17まで下落後、90.75へ再上昇した。一方クロス円も堅調に値を上げた。ダウが高値圏から37ドル安へ下落後、再度高値を10063ドルまで更新したことから、ユーロ円が135.39、ポンド円が147.61、オージー円が83.49、NZD円が67.59、スイス円が89.32まで一時値を上げた。またカナダ円は、予想より弱い加8月製造業出荷から荒れた動きとなり、87.16から88.22まで上昇後、87.44まで値を下げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月16日(金) |
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16日の東京市場は、相次ぐ要人からの出口戦略に関するコメントを受けて、リスク選好的な動きとなった。ドル円は90.51から91.21まで下落、ユーロドルは、1.50の大量のオプションへの買い仕掛けで1.4933から1.4968まで上昇したが、ユーロ圏財務相会合でのユーロ高牽制懸念から1.4891まで下落し、ポンドドルは、昨日のフィッシャー英中銀理事の「出口戦略」への言及を受けた買戻しが続き、ポンドドルは、1.6259から1.6401まで値を上げた。 一方クロス円は堅調な動きで、ユーロ円が135.25から136.03、ポンド円が148.79、オージー円が88.28、NZD円が65.21、カナダ円が888.28、スイス円が89.68まで値を上げた。海外市場では、ゼネラル・エレクトリックの売上高が予想に届かなかったことやバンク・オブ・アメリカの赤字が予想より悪化したことを受けて、NYダウが寄り付きから120ドル近い下落。米9月鉱工業生産や設備稼働率が、市場予想より強い結果となったが、8月対米証券投資や10月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が予想を下回ったことを受けて、リスク回避的なポジション調整が主流となった。ユーロドルは1.4849まで下落したが、国際機関の買いが支え、その後は1.49台を回復して引け、ドル円もロンドンの91.30の高値から輸出企業の売りに上値を抑えられ90.58まで下落した。またポンドドルは、底堅い動きとなっており、1.6373へ反発、ユーロポンドは0.9094まで下落した。一方クロス円でも利食いが優勢となった。 ユーロ円が134.97、ポンド円が148.27、オージー円が83.00、NZD円が66.94、カナダ円が87.16、スイス円が88.98まで下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月19日(月) |
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19日の東京市場は、早朝から今夜行われるユーロ圏財務相会合でユーロ高が協議されるとの思惑やヘッジファンドに対する規制などが協議されるとの噂から、ドルの買い戻しが進んだが、一定の織り込みや否定的な見解を基に、逆説的なドル売りとなった。ユーロドルは、1.4829まで下落後、1.4947まで反発。ドル円は、東京株式市場が軟調に推移したことで米系ファンド筋からの売りが強まり、91.15から90.49まで下落したが、90.45以下のストップ・ロス・オーダーは付けられなかった。ポンドドルは、投機的なユーロポンドの買いで、1.6241まで下落、ユーロポンドは0.9191まで上昇した。一方クロス円もドル円の下落に値を下げ、ユーロ円が135.91から134.76、ポンド円が149.14から147.19、オージー円が83.55から82.83、NZD円が67.79から67.05、カナダ円が87.80から87.15、スイス円が89.60から88.80まで一時下落した。海外市場では、リスク選好のドル売りが継続した。米10月住宅市場指数が予想を下回ったが、NYダウが一時10100ドル台まで上昇したことで、ドル売り、円売り気味となった。ユーロドルは、ユーロ圏財務相会合から、強いユーロ高の牽制が見られなかったことや独連銀月報が「経済のリセッションからの回復が7−9月期も続いた」との見解を示したことで、1.4967まで上昇、ポンドドルも1.6425まで値を上げ、ユーロポンドは0.9105まで下落した。ドル円は、米国債利回りの低下などから90.37まで下落、クロス円もドル円の下落に値を下げたが限定的で、その後は反発地合い。ユーロ円が135.77から135.14、ポンド円は149.13まで値を上げ、オージー円が84.23、NZD円が68.65、カナダ円88.19、スイス円が89.71まで値を上げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月20日(火) |
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20日の東京市場は、ドル買いが続いた。ユーロドルは、ユーロ圏財務相会合で、主だったユーロ高牽制発言が出なかったことや1.50のオプションへの買い仕掛けで、1.4954から1.4994まで一時値を上げ、ドル円は本邦輸出企業の売りは藤井財務相の「輸出のため意図的に円安に振った時期もあり、反省が必要」との発言を受けて、90.80から90.07まで下落し、ポンドドルは1.6354から1.6447まで上昇した。 一方クロス円も利食いが優勢で、ユーロ円は135.84から134.87まで軟調推移となり、ポンド円が148.97から147.52、オージー円は、タカ派的な豪準備銀行10月定例理事会議事録を受けて、オージー・ドルが一時0.9309まで上昇したことで、84.36の高値まで上昇後、83.50まで下落、NZD円は68.65から67.86、カナダ円が88.24から87.50、スイス円が89.74から89.11まで値を下げた。 海外市場では、弱い米9月生産者物価指数や米9月住宅着工件数もあり、NYダウが100ドル近い下落となり、ドルの買い戻しが優勢となった。ただし、その後はNYダウの下げ止まりから、ドルの売り戻しも出て、全体的には膠着感の残る相場展開となった。 ユーロドルは、1.50の防戦を超えることができずに、1.4883の安値まで下落後、1.49ミドルへ再反発、ポンドドルは、カタール政府傘下のファンドが、英バークレイズの株を手放すとのニュースを受けて、1.6354まで売り込まれた後、カタールが別の英企業に投資するとの話もあり、1.6432まで上昇後、ユーロポンドの買いから1.6327まで再下落となり、ユーロポンドは0.9133まで反発した。一方クロス円は揉み合い気味推移だが、資源国通貨は利食いが優勢。ユーロ円が東京引け際の安値134.87から135.84まで、ポンド円が149.40の高値をつけたが、オージー円は83.46、NZD円は67.64まで値を下げ、特にカナダ中銀が政策金利を据え置き、今後も低金利の継続を表明したことで、カナダ円は86.22まで大きく下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月21日(水) |
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21日の東京市場は、外貨建て投信設定に絡んだ円売りニースはあったが、東京株式市場が軟調に推移したことや中東筋やアジア筋のユーロ買いを受けて、ドルは軟調気味の推移となった。 ドル円は90.92から90.48まで下落、ユーロドルは1.4945から1.4888まで下落後、1.4964まで再反発となり、ポンドドルは、キング・イングランド銀行総裁の「いつまで低金利を維持するかわからない」との発言や英MPC議事録を控えて、ショート・カバー意欲から、1.6347から1.6517まで上昇した。 一方クロス円はまちまちの動き、ユーロ円は135.75から135.19まで軟調気味も、ポンド円は148.45から149.68まで値を上げ、オージー円が83.52から84.20、NZD円はボラード・NZ準備銀行総裁の「NZドルの上昇は、必ずしも金利引き上げの障害にはならない」との発言を受けて、67.75から68.65へ上昇、スイス円も89.42から89.82まで値を上げたが、昨日カナダ中銀の声明がハト派的だったことから、カナダ円は86.26から86.69の安値圏の小康状態が続いた。 海外市場は、ドルや円が全面安となった。NYダウが一時10119ドルと高値を更新したことや商品市況の上昇、水曜日のクロス円のショート・カバーの買戻しなどが影響して、リスク選好が続いた。 ユーロドルは一時1.5047、ポンドドルは1.6638、オージードルが0.9329、NZDドルが0.7635と昨年7月以来の大台乗せを示現し、ドルスイスが1.0036、ドルカナダが1.0379の安値まで下げ、ドルインデックスは、74.940と75ポイントを割り込み、2008年7月以来の安値まで下落した。ドル売り相場の中、ドル円は91.29を高値にその後は90円台後半の推移となった。一方クロス円では、ユーロ円が136.98、ポンド円が151.53、オージー円が84.85、NZD円が69.48、カナダ円が87.65、スイス円が90.70まで一時値を上げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月22日(木) |
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22日の東京市場では、中国の7-9月GDPがほぼ予想通りだったことで、材料とならず、前日のNYダウ引け際に急速に値を下げたことから、日経もマイナスで終了。商品価格の調整もあり、ドルの買い戻しが優勢、また資源国通貨にも利食いが目達展開となった。ユーロドルは、1.5036まで上昇後、1.4970台まで下落、ポンドドルは、1.6582から1.6638で底堅く推移した。またドル円は、ハイブリッド債がらみの買いから、90.77から91.48まで値を上げたが、クロス円はまちまちの展開。ユーロ円が136.30から一時137.10まで値を上げ、ポンド円が151.99に高値、スイス円が90.73へ上昇したが、オージー円は84.63から84.12で揉み合い、NZD円は、大量にNZドルを保有する米ヘッジファンドの大手ガリオン・グループが、傘下のHFを清算するとの報道が伝えられて、今後NZドルのポジション整理を行うとの噂が広がって、69.15から68.40まで下落した。海外市場では、序盤は米株が軟調に推移したこともあり、ドルの買戻しとなったが、NYダウが一時の30ドル安から130ドル近い上昇となり、直近の流れとなるドル売り、クロス円の買い戻しへ回帰する形となった。ユーロドルは、1.4943の安値から再度1.5040まで反発、ポンドドルは、ロンドン市場でタッカー英MPC委員の「必要なら量的緩和拡大させることが可能」との発言や弱い英9月小売売上高を受けて、1.6488まで下落したが、その後1.6638まで反発し、ドル円は91.72の高値をつけた後は、91.24まで下落後揉み合い気味となった。 一方クロス円では、ユーロ円が137.43の高値から137円レベルへ調整し、ポンド円は、ロンドンの安値150.57から151.83へ上昇、オージー円が83.91へ下落後84.70、NZD円が68.55から69.31、カナダ円が一時87.55に上ヒゲを出し、スイス円は90.20の安値から90.94と日中高値を更新した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月23日(金) |
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23日の東京市場は、海外勢による日本の財政赤字拡大懸念を背景とした円売り意欲や亀井郵政・金融担当相の「10兆円以上の補正予算をやらないと経済はもたない」との発言を受けて、円売りが進んだ。 ドル円は91.28から91.93まで上昇、ユーロドルは、米系インベストメント・バンクによるオプションへの買い仕掛けで、一時1.5061まで上昇したが、その後は高値圏を維持できず、アジア系中銀やBISの売りで1.4991まで反落し、ポンドドルは、1.6609から1.6690で堅調に推移した。一方クロス円も買戻しが優勢で、ユーロ円が137.20から137.97、ポンド円が151.66から153.13、オージー円が84.52から85.13、NZD円が69.00から69.44、スイス円が90.82から91.32まで堅調に値を上げたが、カナダ円は87.12から87.52での揉み合い推移となった。ロンドン市場は、英7−9月期GDPが、市場予想を大幅に下回り、6・四半期連続でマイナス成長となったことでポンドが急落となった。NY市場では、9月米中古住宅販売件数が予想より強かったが、NYダウが週末のポジション調整もあり、120ドル安と軟調に推移したことや来週の入札を前に米債利回りが上昇したことで、ドル買い戻しを後押しした形となった。ユーロドルは、独10月ifo景況感指数が、市場予想を若干下回ったが、ユーロポンドの買いから下落は限定的で、その後1.5050台での国際機関からの売りで、1.4985まで下落したが、下落は限定的となった。ポンドドルは、NY市場でも、元英MPC委員のブイター氏が「金利をゼロに下げるべき」とインタビューで主張したことから、1.6300まで下落、ユーロポンドは0.9216まで上昇した。一方ドル円は、スピード感は鈍いが92.13の高値まで値を上げ、ユーロ円138.36の高値、スイス円が91.43の高値まで堅調に値を伸ばしたが、ポンド円は149.94まで下落。 その他資源国通貨は利食いが優勢となり、オージードルが0.9296、NZDドルが0.7525までじり安となり、オージー円が85.31の上ヒゲを描いた後は、84.76まで下落、NZD円は69.71の高値から69.21−51レンジでの揉み合いとなり、カナダ円も87.97から87.14まで値を上げたが、この範囲の動きに留まった。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月26日(月) |
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26日の東京市場は、材料が薄い中、中国金融時報の記事で「ドルは引き続き中国外貨準備の主要通貨だが、ユーロや円の比率は上昇すべき」を受けて、ドル売り気味となったが、執筆者が個人的な見解と表明したことでドルは下げ渋る展開となった。ユーロドルは1.4981から1.5064まで上昇したが、上値は国際機関の売りに抑えられた。ポンドドルは、投機的な売りで1.6329から1.6251まで下落、ドル円は輸出の売りに抑えられて、92.23から91.57まで下落した。 一方クロス円は揉み合い気味で、ユーロ円が137.66から138.29、ポンド円は150.34から149.10まで下落し、オージー円は84.58から85.06、NZD円は69.08から69.50、カナダ円は87.05から87.65での揉み合いで推移した。海外市場では、寄り付きからNYダウが100ドル近い上昇となり、リスク選好的な動きとなったが、その後銀行株が、信用リスクを懸念して急落となったことで、ダウが一転前日比120ドルを超える下落となり、リスク回避的な動きが急速に高まった。ユーロドルは、1.4845まで急落気味となり、ポンドドルは1.6396まで上昇後、1.6286まで値を下げた。ドル円はドル買い相場の中、クロス円の急速な下げで、92.28から91.88まで下落後、再度92.29まで上昇した。一方ユーロ円が138.49の高値から136.82、ポンド円が151.17から150.07、オージー円が85.22から84.20、NZD円が69.53から68.74、カナダ円が87.39から86.21、スイス円が91.55から90.34まで下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月27日(火) |
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27日の東京市場は、材料に薄い中、日経平均株価の軟調を受けて、円の下値が底堅い状況が続いた。ユーロドルは、ショート・カバー意欲や値ごろ感の買いで、1.4849から1.4928まで上昇、ポンドドルは1.6285から1.6385まで値を上げ、ドル円は一時92.33まで上昇も、本邦輸出企業からの売りで91.93まで下落した。 一方クロス円は、買戻しから値を戻すも同様に上値は限定された。ユーロ円が136.82から137.38、ポンド円が150.08から150.79、オージー円が84.30から84.78、NZD円が68.59から69.13、スイス円が90.18から90.67まで値を上げたが、カナダ円は今夜のカナダ財務相やBOC総裁の議会証言を控え、86.40から84.99まで下落した。ロンドン市場では、ポジション調整主体も、強い英CBI流通取引調査を受けて、ポンドに買戻しが優勢となった。 NY市場では、弱い米経済指標を受けて、NYダウが、揉み合い気味での推移となったことで、特に直近高値圏をつけたペアに利食いが優勢となり、リスク選好的な動向となった。 ユーロドルは、1.4769まで下落、ポンドドルは、1.6439から1.6311まで反落。ドル円は米2年物国債の入札が好調な結果となり、長期金利が低下したことで、92.18まで反発後、91.71まで値を下げた。 一方クロス円は利食いが優勢で、ユーロ円が135.66の安値、ポンド円がロンドンの高値151.19から149.92へ値を下げ、オージー円が83.73、NZD円が68.11、スイス円が89.66まで下落したが、カナダ円は85.72に下ヒゲを出した後は、97から86.64の上ヒゲと揉み合い気味の推移となった。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月28日(水) |
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28日の東京市場は、材料が薄い中、月末に向けた本邦輸出企業からの円買いや日経平均株価の下落を受けたリスク回避的な動きが主流となった。ユーロドルは、1.4789から1.4841まで値を上げ、比較的堅調な推移となったが、ドル円は91.81から91.07まで下落、ポンドドルは、1.6404から1.6338まで値を下げた。 一方クロス円も軟調で、ユーロ円が135.97から134.84、ポンド円が150.42から148.94、オージー円が、豪州第三・四半期消費者物価指数が小幅上昇に留まったことを受けて、失望感から84.34から82.71まで下落、NZD円も68.41から67.14まで下落した。海外市場では、リスク回避の動きが継続し、株価の下落や資源国通貨売りが中心となり、大きくドルや円の買戻しとなった。 9月米耐久財受注は予想より強かったものの、9月新築住宅販売件数の結果が予想を下回ったことで、NYダウは寄り付きから下落傾向を強め、120ドル近い下落で終了。 また独のヘッジ・ファンドに不正取引絡みで調査が入ったことで、ヘッジ・ファンドと取引がある金融機関に相当額の損失が出るとの思惑、週間在庫統計が市場予想平均から悪化したことで、原油や金価格の下落を受けて、今まで堅調だった通貨に投売りがかさんだ。 ユーロドルは、1.4690、ポンドドルは、ユーロポンドの売りに1.6286から1.6417まで値をあげ、ドル円は90.55まで下落した。その他では、オージードルが0.8962、NZDドルが0.7190台まで下落、ドルカナダは1.0814まで上昇した。一方クロス円は急落気味となり、ユーロ円が133.28、ポンドは一時148.32まで下落後、149.58まで反発したが、再度安値圏を目指す動き、オージー円が81.25、NZD円は、NZ中銀が政策金利の据え置きを発表、ボラードNZ中銀総裁が「利上げを開始する緊急性無し」と発言したことで65.30の安値、カナダ円が83.88、スイス円が88.19まで下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月29日(木) |
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29日の東京市場は、昨日のNY市場の流れを引き続き、東京、上海株式市場が軟調に推移したことで、リスク回避的な円買いが継続した。 ドル円はクロス円の売りに圧迫されて、90.81から90.23まで下落、ユーロドルは、1.4732から1.4683まで下落後、1.4747まで値を上げた。一方クロス円は、商品投資顧問筋などの投売りで下落したが、ドル円の戻りを受けて、下げ止まりから反発気味に終了した。 ユーロ円が133.73から132.81まで下落後反発、ポンド円が147.71の安値、オージー円が80.85、NZD円は64.71まで下落後、65.66まで反発した。ロンドン市場では、商品市場やダウ先物の上昇が背景となり、米GDPの発表を前に、前日の急落からのポジション調整の買戻しが中心となった。NY市場では、米7−9月期GDP・速報値が、予想を上回ったことで、NYダウが大幅高となり、昨日から一転リスク選好の動きが強まった。また、米7年債の入札を受けて、長期金利が上昇を強め、円売りが加速気味となった。ユーロドルは、1.4860、ドル円は91.63、ポンドドルは1.6605まで値を上げ、クロス円もアジアの安値から大幅に反発した。ユーロ円が136.00、ポンド円が151.66、オージー円が84.05、NZD円が67.39、カナダ円が85.88、スイス円が90.01まで上昇した。 |
経済指標&要人発言 |
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2009年10月30日(金) |
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30日の東京市場は、月末仲値需要で、早期には円が軟調気味な推移となったが、その後は本邦輸出企業や本邦機関投資家からの円買いが強まり、日銀がコマーシャルペーパーと社債買い入れ打ち切りの決定を発表したことで、日本も出口戦略の可能性との思惑を受けて、ドル円、クロス円が値を下げたが、大きな動向とはなっていない。 ドル円は91.85から90.84まで下落、ユーロドルは1.4859か1.4816まで値を下げ、ポンドドルは、1.6525から1.6579での推移となった。一方クロス円も値を下げ、ユーロ円が135.89から134.74、ポンド円が151.74から150.25、オージー円が83.91から83.01、NZD円が67.07から66.17、カナダ円が85.82から85.08、スイス円が89.95から89.19まで一時下落した。海外市場は、予想通りの米9月個人所得、米7−9月期雇用コスト指数、強い米10月シカゴ購買部協会景気指数や10月ミシガン大学消費者信頼感指数、弱い10月ミルウォーキー購買部協会景気指数には反応は限定的で、NYダウが一時300ドル近い下落となり、週末のポジション調整も含めてリスク回避の動きが強まった。 ユーロドルは1.4704、ポンドドルが1.6408まで下落。ドル円も89.91まで値を下げた。こういった影響からクロス円も下落幅大きく拡大し、ユーロ円が132.30、ポンド円が147.63、オージー円が80.80、NZD円が64.39、カナダ円は弱いカナダGDPを受けて82.97まで下落、スイスが87.65、ランド円が11.47まで値を下げた。 |
経済指標&要人発 |
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