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2010年02月01日(月) |
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1日の東京市場は、早朝から週末の米中の緊張感を伝えるニュースやターナー英金融サービス機構長官のキャリー・トレードに警鐘を鳴らす発言を受けて、投機的な円買いが強まったが、その後はバーゲン・ハント的な買いが支えた。 ドル円は89.76まで下落後、90.45まで反発、ユーロ円が124.45から125.63、ポンド円が143.21から144.39、オージー円が、今週の豪準備銀行の利上げ休止観測から78.97まで下落後、住宅指標が堅調な数字となったことで80.13まで反発。 NZD円が62.98から63.67、カナダ円が83.94から84.72、スイス円が84.80から85.31まで反発した。 一方ユーロドルは、1.3888から1.3852まで下落後、ショート・カバーで1.3900まで反発した。海外市場では、米12月ISM製造業景況感指数が、58.4と市場予想を大幅に上回ったことから、NYダウが一時120ドル近い上昇となり、円売り、ドル売り気味の展開となった。ただし、ダウが上げ渋ると利食いも優勢となり、大きな動きとなっていない。ドル円は一時90.15から90.94まで上昇後90.58まで下落し、ユーロドルは、1.3939まで上昇、ポンドドルも1.5968まで一時値を戻した。一方クロス円は、総じて東京市場での売りからの買い戻しで堅調な推移となり、ユーロ円が126.53、ポンド円が144.86、オージー円が80.90、NZD円が64.36、カナダ円が85.47、スイス円が85.92まで一時値を戻した。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月02日(火) |
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2日の東京市場は、ファイナンシャル・タイムズ紙の「ボルカー・ルールが米上院で廃案もしくは大幅変更になる可能性」や「郵貯による米国債買い増し観測」との記事を受けて円が軟調な推移となったが、豪準備銀行が政策金利の据え置き決定したことで、急速に円の買い戻しが強まった。ドル円は90.60から90.92まで値を上げたが、その後90.58まで下落し、ユーロドルは、ユーロ円の買い戻しもあり、1.3886から1.3952まで上昇した。 一方クロス円は高値つき後値を下げる展開から、ユーロ円が125.86から126.61、ポンド円が145.20から144.25、オージー円は、豪州中銀が声明で「当面のあいだ金利据え置きが適切」と表明したこともあり、81.16から79.65まで下落し、NZD円が64.45から63.85、カナダ円が85.69から85.17、スイス円が86.04から85.55まで下落した。海外市場は、ボルカー米経済再生諮問会議議長の上院銀行委員会での議会証言を前に警戒感の残る中、大きな材料が薄く、NYダウが堅調に上昇したことで、直近の相場の反動的なリスク選好の動きとなった。米12月中古住宅販売保留件数指数は、市場の予想通りの結果となり材料とならず、ボルカー米経済再生諮問会議議長が、商業銀行による高リスク取引を禁止すべきとの見解を表明したことで、一時ドル買いが強まる局面はあったが、終盤にかけて株式・商品相場が堅調を維持したことで更なる動きとならなかった。ドル円は90.26まで下落、ユーロドルはロシア筋の買いで1.3976まで上昇、ポンドドルも1.5998まで値を上げた。またクロス円もしっかりとした動きとなり、ユーロ円が125.82で下値を維持し、ポンド円が143.88、オージー円が79.52、NZD円が63.84、カナダ円が84.98、スイス円が85.46の安値近辺まで下落したが、その後反発気味となった。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月03日(水) |
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3日の東京市場は、材料難の中動意の薄い展開となったが、一時クロス円中心に利食いが優勢となった。ただし、東京や上海の株式市場が堅調に推移し、更なる大きな動きとなっていない。 ドル円は90.56から90.30まで下落後、このレンジでの揉み合い。ユーロドルは、1.3947から1.3990で堅調な推移となり、ユーロ円は、実需の売りで126.53から125.97まで一時値を下げ、オージー円も昨日の豪準備銀行の政策金利据え置きを受けた、買い持ちポジションの手仕舞いが続いており80.39から79.72まで値を下げた。その他ポンド円が144.23から145.11、NZD円が64.03から64.56、カナダ円が85.28から85.72での推移となった。ロンドン市場では、ドル売りからクロス円の買い戻しが優勢となった。NY市場では、一転1月ADP全米雇用者数が、予想より強い内容だったことをきっかけにドル買いが進んだ。また米長期金利の上昇も円売りに繋がったが、その後発表された米1月ISM非製造業景況指数が、市場予想を下回り、NYダウが冴えない動きとなったことで、更なる円売りに繋がらなかったが、ドルは対ストレードで堅調を維持した。 ユーロドルは、ギリシャやスペインのソブリンリスクに加えて、ポルトガルの信用不安が高まったことで、1.4027の高値から1.3885まで下落。ポンドドルも1.5878まで値を下げ、ドル円は91.10の大口のストップ・ロスをつけて91.28まで上昇した。一方クロス円も一時日中高値をつけたが、その後は利食いが優勢となった。ユーロ円が126.98まで上昇後126.30台まで下落、ポンド円が145.31、オージー円が80.67、NZD円が64.70、カナダ円が86.12、スイス円が86.21の高値まで上昇したが、高値圏を維持できなかった。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月04日(木) |
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4日の東京市場は、英MPCやECB理事会を控えて、動意の薄い展開も、東京・上海株式市場が軟調に推移したことで、円はクロス円中心に軟調気味の展開となった。ユーロドルは、ポルトガル、アイルランド、ギリシャ、スペインに対する懸念で、1.3903から1.3861まで下落、ドル円は91.06から90.79での揉み合い推移となった。一方クロス円では、ユーロ円が126.45から126.05、ポンド円が144.78から144.35での推移。 オージー円が豪州12月の小売売上高の減少を受けて80.33から79.69まで下落、NZD円はNZ10−12月期の雇用情勢の悪化を受けて63.93から63.14まで下落した。ロンドン市場は、リスク回避のドル買い、円買いが継続。特にギリシャの財政懸念は、一応欧州委員会の意見書で健全化プログラムに、了承が出てものの、ポルトガル国債の対独スプレッドやCDSが急拡大したことで、リスク回避の動きが継続した。NY市場でも、パニック的なドル買いが進む形となった。ダウが200ドルを超える下落となったことや商品相場の急落を受けて、リスク回避のドル買い、円買いが強まった。 また、NY州司法長官が、バンク・オブ・アメリカのルイス前CEOらを虚偽報告で起訴するとの話も悪影響を与えている模様。ユーロドルが、昨年5月21日以来の安値となる1.3722、ドル円は88.55、ポンドドルが1.5731、オージードルが0.8607、NZDドルが0.6847まで下落、ドルカナダは1.0753、ドルスイスは、1.0675まで上昇した。一方クロス円は急落。 ユーロ円が121.57、ポンド円が139.32、オージー円が76.20、NZD円が60.59、カナダ円が82.38、スイス円が82.95まで大きく値を下げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月05日(金) |
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5日の東京市場は、昨日のリスク回避の円買い、ドル売りからは本邦機関投資家、本邦輸入企業のバーゲン・ハント的な買いで、円の売り戻し気味の展開となった。また英テレグラフ紙報道で「欧州連合(EU)の対応次第では、ギリシャ、ポルトガル、スペインの危機がリーマン・ショックの再燃となる可能性」を受けて、ドルの買い戻しが続いたが、下値ではショート・カバーも散見されたが、欧州時間にスイス中銀が対ユーロでスイスフラン売りの介入を実施するとドル売りが再燃した。ドル円は、88.90から89.79まで上昇後、揉み合いとなり、ユーロドルは1.3747から1.3700のオプション・トリーガーで、1.3669まで下落後、1.3725−30で上値を抑えられて、1.3645−50レベルまで再下落となった。またクロス円も買い戻しが出るも上値は重い展開となった。ユーロ円が122.00から123.20、ポンド円が139.88から141.41、オージー円が76.84から77.99、NZD円が61.06から61.91、カナダ円が82.77から83.71、スイス円が83.04から84.23まで一時上昇した。ロンドン市場では、英デイリーテレグラフ紙がポルトガルやスペインについての懸念を示すニュースを掲載したことで、ユーロ圏の財政懸念が再びドル買い、円買いを誘う展開となった。NY市場では、米1月雇用統計において、非農業部門雇用者数が予想を下回る一方で、失業率が予想を上回る9.7%となり、強弱入り混じる結果となったが、これを受けて相場は乱高下気味の展開となった。 一旦ドル・ストレートでのドル買いから、その後急速にリスク選好的な動きとなる局面もあったが、株価や商品市況が冴えない動きとなったことで、再度週末を睨んでドル買い、円買いが大きく深まった。 ただし、終了間際には一定のショート・カバーが出て週末の取引を終了した。ユーロドルは、1.3670台から1.3740台まで上昇後、日中安値となる1.3585まで下落し、最終的には1.3670台で終了、ドル円は89.89から88.82まで下落し89円台前半で終了し、ポンドドルは1.5559の安値まで一時値を下げた。一方クロス円も上下が激しく、ユーロ円が121.75から日中高値となる123.33台まで上昇後、120.70の安値と2009年2月後半以来の水準へ下落したが、122円台を回復して引けた。またポンド円が141.41の高値から138.25の安値、オージー円が78.12から76.20、NZD円が61.06から60.48、カナダ円が84.19から82.49、スイス円は、スイス中銀が東京午後に続いて、対ユーロでのスイスフラン売り介入を実施しているとの思惑から84.23から82.33まで一時急速に値を下げたが、引けにかけてダウの持ち直しを受けて、全体的に買い戻されて週末の取引を終えた。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月08日(月) |
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8日の東京市場は、G7を受けたポジション調整から円の売り戻し気味となったが、ポルトガル議会での2月10日の予算案審議を控え、ギリシャの公共部門労組によるストの帰結などへの懸念で、ユーロが対ドルや対円で売られたことで、更なる動きとならなかた。ユーロドルは、1.3718から1.3621まで下落、ドル円は89.15から89.55で揉み合い気味となり、ユーロ円は122.64から121.55まで下落したが、その後は再度反発となった。その他ポンド円が138.59から139.69、オージー円が77.09から77.68、NZD円が61.16から61.67、カナダ円が83.11から83.76、スイス円が82.87から83.67での推移となった。海外市場では、主だった経済指標に薄く、揉み合い気味な展開となったが、NYダウが寄り付きから値を下げ、100ドルを超える下落となったことで、リスク回避の動きが継続した。ユーロドルは、ギリシャの金融機関の債務支払い停止の噂が市場に流れたが、大きな反応はなく、ドル円は89.57から89.15での揉み合いとなり、ユーロドルは、早朝の高値の1.3718を手前に上げ渋り、ポンドドルは、英ソブリン格付け引き下げ懸念から1.5660を上値に、1.5560台まで調整した。一方クロス円もロンドンでの高値トライからは利食いが優勢となり、ユーロ円が122.78から121.65−70、ポンド円が139.93、オージー円が77.94、NZD円が61.97、カナダ円が84.01、スイス円が83.67高値をつけた後は揉み合いとなった。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月09日(火) |
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9日の東京市場は、NY株価の下落でリスク回避的な動きが継続したが、日経平均株価が比較的堅調な推移となり、11日に開催される欧州理事会(首脳会談)で、ギリシャ支援策が決定する可能性を受けたドルや円の巻き戻しが中心となった。 ユーロドルは、欧州の大手数行がギリシャ国債をレポ取引などの担保として不適格としたとの報道が伝わったが、影響を与えず1.3643から1.4745まで一時値を上げ、ドル円は89.16から89.65で堅調な推移となった。一方クロス円も買い戻しが優勢となり、ユーロ円が121.62から123.12、ポンド円が138.80から140.19、オージー円が76.80から78.14、NZD円が60.77から61.80、カナダ円が82.79から83.86、スイス円が83.01から83.88まで値を上げた。ロンドン市場では、トリシェECB総裁が滞在していた豪州から予定を繰り上げて欧州に戻るとの話などから、ギリシャ問題で一定の話し合いが行なわれる期待感から、ドル売り、円売り気味の展開となった。NY市場でも、ドイツ政府によるギリシャ支援検討の報道を受けて、ドル売り、円売り気味の展開となったが、独政府報道官が「根拠がない」と否定したことで、その後は巻き戻し気味の展開が終了した。 ユーロドルは1.3840まで上昇後、1.3750台へ下落、ポンドドルも1.5748から1.5680台へ下落し、ドル円は89.82の高値から89.32まで一時下落したが、その後は89円後半へ反発して引けた。 一方クロス円も荒れた動きとなったが、ーロ円が122.36までは反落後、124.18まで上昇、ポンド円が141.19、オージー円が78.92、NZD円が62.52、カナダ円が84.26、スイス円が84.59まで一時値を上げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月10日(水) |
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10日の東京市場は、東京株式市場が堅調に推移したことで円が軟調気味の推移となったが、「ドバイワールドが220億ドルの債務凍結を今月にも要請する方針」とのニュースを受けて、リスク回避的な動きとなった。 ユーロドルは、ギリシャ救済策期待で1.3777から1.3808まで上昇後、1.3734まで大きく値を下げたが、買い戻しから1.3785−90レベルまで反発し、ドル円は5−10日要因もあり、90.02まで上昇後、本邦機関投資家から米国債の四半期オークションに絡んだ円買いで、89.53まで下落後、89.75−80レベルまで反発した。一方クロス円も上値トライ後は軟調推移となり、ユーロ円が124.28から123.00まで下落、ポンド円が141.39から1410.21、オージー円が79.12から78.20、NZD円が62.70から61.99、カナダ円が84.44から83.75、スイス円が84.60から83.86まで一時値を下げた。 海外市場は、ギリシャ関連にニュースで右往左往する形。ロンドン市場では、英四半期インフレ報告での弱いインフレ見通しやGDP予想の下方修正を受けて、ポンドが売られる展開。NY市場では、バーナンキ米FRB議長の議会証言の原稿が公表され、「近い将来公定歩合を引き上げる選択も」との内容を受けて、金融政策引き締め観測が高まったことやNYダウがマイナス90ドルからプラス圏に回復したことで、ドルの売り戻しや円売りが強まった。ユーロドルは、「ドイツが融資保証以上のギリシャ支援を検討」、「独主導のギリシャ救済策が10日にもECBとの協議後に最終決定へ」との報道を受けて、ロンドン市場で、1.3813まで上昇していたが、その後独政府関係者が「ギリシャ救済に関する決定はまだなされていない」と発言したことで、1.3676の安値まで下落後、反発基調となった。 またポンドドルは、英四半期インフレ・リポートやキング英中銀総裁が「資産の追加購入がないと結論づけるのは時期尚早」と発言したことで、1.5769から1.5576まで下落後、1.5627−31で反発を限定し、ドル円は、米国債の10年債の入札不調から長期金利が上昇したことで、89.25の安値から90.07まで値を上げた。一方クロス円もNYダウの下落を受けて安値トライ後は、水曜日の買い戻しが優勢となった。 ユーロ円が122.69から123.79−83レベル、ポンド円が139.47から140.65、オージー円が78.12から78.99、NZD円が61.85から62.60、スイス円が83.71から84.38まで値を上げ、特にカナダ円が83.65から84.82と日中高値を一時更新したが、その後は揉み合いとなった。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月11日(木) |
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11日のアジア市場は、東京休場のなか、豪州1月雇用情勢の改善を受けたオージー円の上昇や予想を下回る中国消費者物価指数が材料となって、円が軟調気味に推移した。中国のインフレ指標が、落ち着いたことで金融引き締め懸念後退と中国経済と結びつきの強い豪州にとってプラス材料になるとの見方が率先した形。ドル円は89.91から90.15まで上昇、ユーロドルは、欧州連合首脳会合でのギリシャ支援策待ちのなか、一部英紙が「EU首脳の間ではギリシャの救済およびユーロ支援についてほぼ決定間近との方向」と報じたことも買い材料となり、1.3730から1.3802へ上昇、ユーロ円も123.56から124.16、オージー円は78.70から80.01まで上昇した。その他ポンド円が140.95、NZD円が62.97まで連れて上昇した。ロンドン市場では、ギリシャの財政再建が決定されるとの期待感から、ユーロが堅調な推移となったが、NY市場に入って、欧州連合(EU)が、ギリシャへの財政再建支援で合意したことを発表するも、具体策が示されなかったことやメルケル独首相が「ギリシャは追加措置に頼らざるを得なくなる可能性」と述べたことで、ギリシャの先行き不透明感が高まり、ユーロ売りが急速に強まった。ただし、要人からのサポート発言や来週にも対策が決定される期待感、更にNYダウが大幅上昇したことで、ポジション調整の巻き返しから、ユーロ買い、クロス円の買い戻しで引けた。 ユーロドルは、1.3802から一時1.3595まで下落後、1.3695まで反発、ドル円は、週間新規失業保険申請件数の減少や債券利回りの上昇を受けて、89.62から89.88まで値を上げたが、動意に薄い展開が続き、ポンドドルは1.5585から1.5718まで上昇、ユーロポンドは0.8701まで値を下げた。一方クロス円も下落後、値を戻したが、ユーロ円が123.25から122.05へ下落、ポンド円が139.65、オージー円が79.26、NZD円が62.44、カナダ円が84.53、スイス円が83.26まで一時下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月12日(金) |
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12日の東京市場は、米国が月曜日にプレジデンツデーで休場、中国では春節がスタートすることで、ロングウィークエンドを控えて動意の薄い展開となったが、欧州勢参入後はドル買いが強まった。ユーロドルは、来週月曜日のEU財務相会合でギリシャ支援策協議を控えて買い持ちポジションの手仕舞い売りが強まり、1.3695から1.3632まで下落。 弱いドイツのGDPも悪影響を与えた。 またドル円は89.58から90.15まで一時上昇した。一方クロス円は揉み合い気味も、ドル円の上昇にショート・カバー気味に値を上げた。ユーロ円が122.42から123.10、ポンド円が140.37から141.63、オージー円が85.15から85.72、NZD円が62.40から62.90、カナダ円が85.15から85.72、スイス円が83.57から84.04まで値を上げた。ロンドン市場は、予想より弱いドイツやユーロ圏のGDP、中国の預金準備率の引き上げを受けて、リスク回避の動きが強まった。 NY市場では、1月米小売売上高が予想より強い内容となったが、2月ミシガン大消費者態度指数が、予想より弱く、週末のポジション調整もあってドル売り、円売りが強まった。 ユーロドルは、1.3532の安値から1.3640台まで値を上げ、ポンドドルも1.5581から1.5706−11まで上昇。ドル円は、90.36から89.58まで下落後、90.43まで一時値を上げたたが、90円前後に押し戻されて引けた。またユーロスイスに国際機関の買いが入ったことで、ユーロスイスが1.4702まで上昇、ドルスイスは、昨年8月17日以来の1.0830に迫る上昇なった。 一方クロス円でも、ダウの150ドル日買い下落を受けて、下値を拡大したが、その後はダウが値を戻したことで、買い戻し中心に週末の取引を終えた。 ユーロ円が121.38まで下落後、122.87−91レベルへ反発、ポンド円が139.80から141.46へ上昇し、オージー円が78.87へ下落後80.04へ上昇して引けた。その他NZD円が61.95から62.81、カナダ円は84.79から85.96へ急騰後、押し戻され、スイス円は82.84まで下落後、戻りを83.87に限定して引けた。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月15日(月) |
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15日の東京市場は、日本の第4四半期国内総生産(GDP)が予想を上回ったものの、GDPデフレーターが過去最大の低下を記録したことで、円が軟調気味となったが、NYの休日やユーロ圏財務相会合を控えて動意に薄い展開となった。 ドル円は89.98から90.25での推移。 ユーロドルは、ドバイのナキールに対する懸念、ギリシャの支援策に対する不透明感で1.3635から1.3578まで下落し、ユーロ円も122.90から122.41へ値を下げた。その他クロス円では、ポンド円が141.36から140.73、オージー円が80.11から79.75、NZD円が62.93から62.58、カナダ円が85.88から85.56、スイス円が83.82から83.42での推移となった。海外市場は、米国がプレジテンツ・デイで休場のため、材料難から動意に薄い展開となった。期待されたユーロ圏の財務相会合からも、具体的な話は出てきておらず、相場は膠着状態が続いた。ドル円は89.92から90.17、ユーロドルは1.3613から1.3590台での取引となり、ユーロ円が122.26から122.57、ポンド円が141.38から140.85、オージー円79.85−80.15、NZD円が62.70−90での推移となった。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月16日(火) |
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16日の東京市場は、材料難から揉み合い気味となったが、ギリシャの財政赤字削減のための追加措置の提示期限が3月16日まで猶予を与えられたことで、ドルの売り戻しが進んだ。ユーロドルは、1.3588から1.3666までショート・カバーで上昇し、ドル円は、米国債の利払い・償還売りが邦銀から出て模様で、90.11から89.71まで値を下げた。またクロス円では、ユーロ円がユーロドルの上昇に、122.33から122.77まで値を上げ、オージー円は、豪準備銀行議事録で、段階的な追加利上げが示唆されたことで、79.88から80.50まで上昇。その他ポンド円が140.89から141.28、NZD円が62.64から63.34、カナダ円が85.67から85.97、スイス円が83.41から83.76での推移となった。海外市場は、金や原油など商品価格の上昇を背景に、リスク回避の巻き返しの動きが強まった。政府系持ち株会社ドバイ・ワールドの子会社債務が、ロールオーバーされるとの観測が広がったことや2月NY連銀製造業景気指数や12月対米証券投資動向が予想より強い内容となったこと、連休明けのNYダウが180ドル近い上昇を示現したことで、ドル売り、円売りが強まった。 ユーロドルは、1.3780、ドル円は90.52まで上昇。ポンドドルは、キング英中銀総裁のハト派発言を嫌気して1.5628まで下落したが、ユーロドルの上昇を受けて、1.5795まで反発。ユーロポンドが0.8745まで上昇した。またクロス円も大きく買い戻され、ユーロ円が124.48、ポンド円が142.61、オージー円が81.51、NZD円が63.93、カナダ円が86.89、スイス円が84.77まで値を上げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月17日(水) |
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17日の東京市場は、材料難の中、FOMC議事録を控え動意の薄い地合も、東京株式市場が堅調に推移したことで、円売り気味の展開となったが、上値の重さもあり、引けにかけてクロス円を中心として下押しする局面もあったが、更なる大きな動きにはなっていない。ユーロドルは、ロシア勢の売りで1.3782から1.3738まで下落後反発。 ユーロ円はモメンタム系のポジションの外しが出て、124.50から124.08まで値を下げ、ポンドドルは英MPC議事録や英雇用統計の発表を控えて、ユーロポンドの売り戻しから1.5808まで上昇、ドル円は90.14から90.38で膠着状態が続いた。その他のクロス円では、豪ドル円が、豪準備銀行ウォッチャーの「ギリシャの財政赤字問題が終息し、中国の景気回復基調に急ブレーキがかからなければ、豪準備銀行は年内に2%の追加利上げを行うと予想」との発言もあり、81.12から84.52で堅調推移。ポンド円が142.10から142.97、NZD円が64.52から63.91、カナダ円が86.21から86.71、スイス円が84.40から84.84での推移となった。海外市場では、FOMC議事録がハト派となるとの見通しから、ドル買いが強まった。特にユーロドルは、イタリアのスワップによる会計操作の噂や債務問題が蒸し返されて、1.3597まで急落気味となり、ポンドドルも1.5667まで下落、ユーロポンドは0.8670まで値を下げた。またドル円は、議事要旨で「資産売却を近い将来開始することを支持するメンバーもいた」とFRBが出口戦略に近づいているとの見方が広がったことや同時に発表された米経済見通しで、2010年のGDPやインフレ見通しが上方修正されたことで、91.39まで上昇した。 一方クロス円は、日中高値更新後、欧州通貨の下落に利食いが優勢となった。ユーロ円が124.85の日中高値から123.40まで反落、ベルへ反発した。ポンド円が143.61の高値から142.38、オージー円が82.18から81.49、NZD円が64.37から63.78、カナダ円が82.28から86.61まで一時値を下げたが、特にスイス円は85.04の日中高値から84.08と日中安値まで下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月18日(木) |
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18日の東京市場は、昨日のドル買い相場からは調整気味も、WS紙報道の「イタリア行政裁判所検事が、地方自治体が締結しているデリバティブ取引が今後地方財政の脅威になると警告」などを受けて、ユーロの上値は継続した。ドル円は91.28から90.81まで下落、ユーロドルは1.3613から1.3539まで値を下げ、ユーロ円は124.11から123.02で軟調推移。その他ポンド円が143.07から142.55、オージー円が82.07から81.27、NZD円が64.22から63.50へ下落した。海外市場は、ロンドン市場からは原油価格の上昇や株価の堅調を受けてリスク志向が先行し、米週間新規失業保険申請件数の予想外の増加を嫌気して、ドルが下値トライとなるも、米1月生産者物価指数や米2月フィラデルフィア連銀製造業業況指数の上昇から更なる動きとならなかった。たあdし、日本時間早朝にサプライズ的に、FRBが公定歩合を0.25%引き上げたことで、ドル買いが炸裂した。ユーロドルは、スイス中銀の介入の噂が流れたことで1.3655まで上昇後、1.3490まで急落、ドル円も90.56から91.82まで急騰し、ポンドドルは1.5501まで下落した。 一方クロス円はストレート中心の動きから、揉み合い気味となり、ユーロ円は122.76から124.46、ポンド円が140.99まで下落後142.88まで反発、オージー円が81.18から82.42、NZD円は63.36から64.51まで高値を一時更新した。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月19日(金) |
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19日の東京市場は、早朝の米連邦準備理事会(FRB)の公定歩合引き上げを受けて、ドル買いが進んだが、その後はロックハート米アトランタ地区連銀総裁の「公定歩合引き上げ、政策引き締めとか引き締めが近いサインと受け止めるべきでない」、デュークFRB理事の「公定歩合引き上げは、金融政策の見通し変更のシグナルではない」、ブラード米セントルイス地区連銀総裁の「公定歩合引き上げは、FF金利の今後の動きを示唆するわけではない」、「FF金利の変更はかなり先」などの発言を受けて利食いが優勢となった。ドル円は91.76から92.10まで続伸後、本邦輸出企業からの売りで、91.68まで下落、ユーロドルは、1.3537から1.3443まで一時値を下げ、ポンドドルも英テレグラフ紙の「英国の今年の財政赤字は、ダーリング英財務相予想の1780億ポンドを上回る1800億ポンド、対GDP比で12.8%となり、ギリシャの12.7%を上回る見通し」との報道を受けて1.5383まで下落した。 一方クロス円はストレートの上下に、揉み合い気味の推移となったが、ドル円レートの上げ渋りを受けて軟調気味な展開。ユーロ円が124.35から123.55へ下落、ポンド円が142.69から141.22、オージー円が82.34から81.62、NZD円が64.28から63.68、カナダ円は87.85から87.36、スイス円が84.86から84.31での推移となった。海外市場は、ロンドンで、弱い英小売売上高を受けてポンド売りが進んだ。しかしNY市場では、米1月消費者物価指数(CPI)が予想より弱い内容だったことで、米公定歩合引き上げを受けた金融引き締め観測が後退し、原油や金先物相場が持ち直すにつれて、リスク回避の巻き戻し的な動きとなり、週末のポジション調整もあり、ドルが売り戻される展開となった。ユーロドルは1.3460近辺から1.3619まで上昇、ポンドドルも1.5345の安値から1.5470台まで反発し、ドル円は92.16の高値から91.48まで下落後、日中安値圏で引けた。 一方クロス円は買い戻し中心で、ユーロ円が124.80、ポンド円が140.92から142.20、オージー円が82.49、NZD円が64.28、カナダ円が88.30、スイス円が85.12まで買い戻されたが、引けにかけては小緩んで引けた。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月22日(月) |
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22日の東京市場は、東京株式市場が堅調に推移したことや米国債利回り上昇を受けて、円売り気味となった。ユーロドルは、独誌シュピーゲルの「ギリシャが財政赤字削減に向けた対策を講じることを条件に、ドイツがギリシャへの200億−250億ユーロ規模の融資と信用保証の提供をユーロ圏諸国に要請することを検討している」との報道を好感して、1.3602から1.3655まで上昇し、一時クロス円も高値をトライする動きとなった。ユーロ円が、124.60から125.24まで上昇、ポンド円が141.41から142.16、オージー円が82.33から82.81、NZD円が64.08から64.46、カナダ円が88.01から88.44、スイス円が85.02から85.47での推移となった。ロンドン市場では、上げ幅を縮小した欧州株や軟調な資源価格の動きに連れて円が堅調推移となった。NY市場では、オバマ米大統領が医薬品メーカーへの追加手数料100億ドルとの方針を表明したことダウ平均が下落、サンフランシスコ連銀のイエレン総裁が、低金利政策の維持を引き続き示唆したことも、リスク回避の動きを強めさせた。ユーロドルは、ユーロ圏加盟国がギリシャへの支援策を分担して実施する可能性があるとのドイツの有力週刊誌シュピーゲルが報じた記事に対して、欧州委員会が「そのような計画はない」と否定したことで、1.3574の安値まで下落、ドル円は91.02の安値、ユーロ円が123.65、ポンド円が140.79、オージー円81.80、NZD円63.77、カナダ円が87.18、スイス円が84.45まで値を下げた。ただし、今週に控えるバーナンキFRB議長の議会証言を前に、動意に薄いNY月曜日の午後の取引で終了した。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月23日(火) |
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23日の東京市場は、東京株式市場が軟調に推移したことや第一生命の株式上場に伴う海外投資家の円買いの思惑などで円が堅調推移。 また午後にはスイス中銀が、またまたスイスフラン売り介入を実施した模様で、ユーロ買いが強まった。ユーロドルは1.3588から1.3680まで上昇、ドル円は91.30から90.86まで下落した。 一方クロス円は揉み合い気味で、ユーロ円が123.73から124.47、ポンド円が140.88から141.66、オージー円はバッテリーノ豪準備銀行副総裁が「豪ドル上昇は資源ブームでのインフレ圧力を抑制するうえで重要」と発言したことを受けて、81.73から82.52まで堅調推移、NZD円が63.73から64.19、カナダ円が87.16から87.64、スイス円が84.47から84.94での推移となった。海外市場は、米大手民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した2月の米消費者信頼感指数が予想を下回り、格付け会社フィッチがギリシャの大手銀行4行の格付けを引き下げたことあり、リスク回避のドル買い、円買いが強まった。 また米景気の回復期待が後退したことで、NYダウが寄り付きプラス圏からマイナス100ドル越えの下落となり、米長期金利が低下したことも悪影響を与えた。ユーロドルは、1.4396まで下落、ポンドドルは、ロンドン時間にキング・イングランド銀行総裁を始めとした英中銀当局者が、量的緩和政策再開の可能性を示唆する発言をしたことで1.5494まで値を下げ、ドル円は989.92まで下落した。一方クロス円も軒並み大きく値を下げた。 ユーロ円が121.57、ポンド円が138.75、オージー円が79.95、NZD円が62.15、カナダ円が85.05、スイス円が83.03まで下落した |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月24日(水) |
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24日の東京市場は、昨日のリスク回避的なドル買い、円買いからは、バーナンキFRB議長の議会証言を控えていることもあり動意が薄いが、売り戻し気味となった。ドル円は、90.10から90.36での揉み合い、ユーロドルは、1.3503から1.3552での推移となった。一方クロス円では、外貨建て投信設定絡み思惑が高まり、買い戻し優先となったが、本日設定の投信について、1200億円強の資金が集まったことから、ロンドン・フィキシングでの円売りの期待感が出ているが、上値の重い状況が続いている。 ユーロ円は121.75から122.32、ポンド円が138.02から139.59、スイス円が83.14から83.56、カナダ円が85.32から85.74まで値を戻したが、オージー円は80.68、NZD円も62.76で上値をCapされて、東京時間の安値圏を再度脅かす展開となった。ロンドン市場では、小動きながら、ユーロ圏鉱工業新規受注が予想を上回ったことや英国債の入札結果が好調だったことで、欧州通貨が堅調推移となった。 NY市場では、米1月新築住宅販売件数が市場予想を下回ったことやバーナンキFRB議長が、金融サービス委員会での証言で「低金利政策を長きにわたって維持する」と発言したことで、一時円買い、ドル売りが進んだが、その後はNYダウが堅調推移も、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズが、ギリシャの長期ソブリン債の信用格付けを、1ヶ月以内に1−2段階引き下げる可能性があるとの見方を示したことで、ユーロ売りが進んだ。ユーロドルは1.3627まで上昇後、1.3517−20レベルまで下落、ドル円は90.26で反発を抑えられて、89.76と日中の安値を更新したが、その後は揉み合いに終始した。またポンドドルは反発が1.5470−75レベルで押さえられて、一時1.5387まで下落した。一方クロス円は上下する展開も、下値は支えられた。 ユーロ円は121.60の安値から、122.62の日中高値まで上昇後、このレンジで上下し、ポンド円は138.39の安値、オージー円は、ロンドンでの79.72の安値から80.67まで反発後、79.85まで下落し、NZD円は、安値61.86から62.52、カナダ円は85.72の高値から84.97の安値、スイス円はロンドンの安値83.08へ再トライ後、83.76まで一時反発した。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月25日(木) |
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25日の東京市場は、昨日のS&Pに続いて、米ムーディーズがギリシャの財政再建策が機能しなければ格付けを引き下げると発表したことなどを受けて、リスク回避の動きが強まった。また、本邦輸出勢や資本筋が月末に向けてリパトリの売りを持ち込んだことも悪影響を与えた。 ユーロドルは、1.3548から1.3451まで下落、ドル円は90.33から89.23まで値を下げ、ユーロ円が122.29から120.24へ下落。その他クロス円も軒並み大きく値を下げ、ポンド円は、英国の緊縮財政、英中銀による追加量的金融緩和観測で、139.22から136.80まで下落、オージー円が79.15、NZD円が61.36、カナダ円が84.45、スイス円が82.15まで下落した。海外市場では、東京市場からの流れを引継ぎリスク回避の円買いが継続した。週間米新規失業保険件数や輸送用機器などを除いた米1月耐久財受注の悪化から、NYダウが寄り付きから180ドル越えの下落となったことも悪影響を与えたが、引けにかけて値を戻したことで、ドル円、クロス円も更なる動きとはならなかった。ユーロドルは、1.3537−40まで上昇後、再度ギリシャ格下げ懸念で1.3458まで下落したが、ダウの反発を受けて1.3575まで上昇し、ドル円は88.80の安値へ下落後、89円台前半での小動きとなった。またポンドドルは、英中銀が量的緩和策を拡大するとの見方が広がり、2009年5月以来の1.5187まで値を下げた。一方クロス円は軒並み大きく下値を拡大し、ユーロ円が120円のオプション・バリアを下抜け昨年2月24日以来の119.66まで下落後120.91へ反発、その他ポンド円が134.90、オージー円が78.20、NZD円は60.88、カナダ円が83.18、スイス円が81.79の安値まで一時下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2010年02月26日(金) |
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26日の東京市場は、昨日の円の急騰からは日本の1月のコア消費者物価指数が、11ヶ月連続のマイナスとなったこと、バーゲン・ハントの買いや月末需要を受けて、円安気味に推移したが、更なる大きな動きとなっていない。 ユーロドルは、BISはアジア中銀の買いで、1.3531から1.3604まで一時上昇し、ドル円は89.05から89.51まで値を上げた。一方クロス円も買い戻し中心で、ユーロ円が120.69から121.36、ポンド円が135.89から136.68、オージー円が79.08から79.58、NZD円は61.57から62.09、カナダ円が83.96から84.47、スイス円が82.47から83.01での推移となった。ロンドン市場では、英GDP・改定値の発表を受けて、ポンド売りが優勢となった。NY市場では、米10−12月期GDP・改定値や2月シカゴ購買協会指数の結果が予想を上回ったことは好感されたが、その後の全米リアルター協会(NAR)が発表した1月米中古住宅販売件数が予想を下回り、ダウがマイナス圏へ下落したことで、円買いが一時強まったが、NYダウが値を戻し、原油相場が大幅に上昇したことで、資源国通貨などは買い戻しが優勢で週末の取引を終了した。ユーロドルは、一時1.3683の高値をつけたが、利食いが優勢とあんり1.3630台での引け、ポンドドルは、1.5322から1.5153まで下落、ドル円は、88.74の安値をつけた。一方クロス円でも、ユーロ円が121.65の高値から120.51の安値まで下落、ポンド円が134.66、スイス円が82.34の安値まで下落したが、引けにかけては買い戻しが優勢となった。またオージー円は、78.94の安値から79.82の日中高値、NZD円も61.56から62.34へ上昇。カナダ円は、83.74から84.64まで上昇した。 |
経済指標&要人発言 |
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