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Date | コメント | |
2010年12月01日(水) | ||
1日の東京市場は、東京株式・上海株式市場が弱含みに推移したことや米国債10年物利回りが時間外取引で、買われたことで円買い気味の展開が続いた。 ドル円は83.71から83.37まで下落、ユーロドルは動意の薄い中、S&P社長が、「仏格付けはAAAに値する」と仏紙のインタビューで答えたことなどが伝わり、1.2970から1.3048での、堅調な揉み合い推移となった。 一方クロス円では、ユーロ円が108.45から109.00レベルへ上昇、NZD円が81.89から82.44、カナダ円が81.36から81.77での揉み合い推移から、オージー円が、弱い豪州7−9月期GDPを受けて、79.77まで下落も中国の11月製造業PMIが予想を上回ったこともあり、80.52まで反発、ポンド円が130.38から129.92へ下落、スイス円もユーロスイスの買い戻しから、83.50から83.13まで一時下落した。海外市場は、米11月ADP全国雇用者数が予想を上回ったことやNYダウが、中国の11月購買担当者指数(PMI)が予想を上回ったことなどを好感して、210ドル高まで上昇したことで、リスク回避の巻き戻しの動きが強まった。 ユーロドルは、ポルトガル国債入札が無難な結果となったことや英フィナンシャル・タイムズ紙が「欧州中央銀行(ECB)が2日の定例理事会でユーロ圏の資産買取を拡大させる可能性がある」と報じたことで、1.3183まで一時値を上げ、ポンドドルも1.5548から1.5638まで反発し、ドル円は84.40の高値まで値を上げた。 一方クロス円では、ユーロ円が110.78、ポンド円が131.66、オージー円が81.69、NZD円が63.25、カナダ円が83.06、スイス円が84.14まで反発した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月02日(木) | ||
2日の東京市場は、ECB理事会を控え、IMF高官の話として「IMFは今後2−3カ月以内に貸し出し枠を現在の2倍に当たる4500億ドルに倍増させる方向性で検討している」との報道、ECBの追加国債買入の思惑からドルの売り戻し気味の展開となった。 ユーロドルは1.3087から1.3168まで上昇、ドル円は84.21から83.98まで下落した。 一方クロス円は揉み合い気味。 ユーロ円が110.06まで下落後、110.75まで反発、ポンド円が131.15から131.58、オージー円は市場予想を大きく下回った豪11月小売売上を受けて80.87まで下落後、81.45まで反発、NZD円が62.87から63.45、カナダ円が82.53から83.03、スイス円が83.64から84.12での推移となった。 海外市場では、ECB理事会後のトリシェ総裁の記者会見において、「ECBは緊急流動性供給策の解除を延期する」、「3カ月物資金供給を全額継続する」と流動性の供給が示されたが、「国債購入計画は継続している」と期待された債券買入額の拡大が示されず、一時ユーロ売りが強まったが、その後週間新規失業保険申請件数が、市場予想を下回るも、米10月中古住宅販売保留件数指数が予想より強い内容となったことで、NYダウが100ドル近い上昇を示現。 ドル売り気味の展開となった。 ユーロドルは1.3217の高値から1.3060まで下落後、1.3248まで上昇、ポンドドルは1.5667から1.5513まで下落後、1.56レベルへ持ち直している。またドル円は、83.97から84.36まで上昇後、83.48へ日中安値を更新したが、更なる動きとならなかった。 一方クロス円はまちまち、ユーロ円が111.20から109.97へ一時値を下げた後は、このレンジの揉み合い推移。 ポンド円が131.76から130.31、NZD円が63.46から62.79まで下落したが、オージー円が81.12から81.95へ上昇、カナダ円も82.75から83.71、スイス円は83.75から84.65に値を上げた。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月03日(金) | ||
3日の東京市場は、米11月雇用統計の発表を控え、材料難から動意の薄い展開となった。 ただし、ユーロドルは、S&Pがギリシャの更なる格下げの可能性を示唆したことで、1.3198まで下落したが、更なる動きとならず、その後1.3235レベルまで反発後m、1.3193まで下落した。 ドル円は83.89まで上昇後、83.54まで値を下げたが、大きな動きとなっていない。 一方クロス円も揉み合い推移で、ユーロ円が110.86から110.41へ下落、ポンド円が130.44から130.82、オージー円が81.56から81.93、NZD円が63.15から63.38、カナダ円が83.25から83.61、スイス円が84.10から84.51での推移となった。海外市場は、11月米雇用統計が市場予想から大幅に乖離したことで、ドル売りが大きく強まった。 非農業部門雇用者数は、予想がプラス15万人の処、結果はプラス3.9万人に留まり、民間部門雇用者数も予想プラス16万人からプラスが5万人となり、市場の失望感をかった。 また失業率も9.6%から9.8%に上昇した。 その後は一時利食いも優勢となったが、引け際に米CBS放送が、11月30日に行なったバーナンキ議長とのインタビューを公表し、「6千億ドル超の国債購入を否定せず」示されたことで、ドル安で引ける展開となった。 ただし、これもあくまで週末のポジション調整が発言によって助長されたと見ておきたい。 ユーロドルは、1.3404まで上昇後1.3360台を支えて、1.3438まで値を上げて、1.34台で引けた。 ポンドドルが1.5790、オージードルが0.9941まで上昇。ドル円は、82.53の安値から83.03まで買い戻された後、82.52と安値を更新して安値圏でひけた。 一方クロス円は、米雇用統計発表後の急落からは、NYダウがプラス圏を回復して引けてこともあり、買い戻しが優勢。ユーロ円が111.11の高値から109.87に下ヒゲを描いた後、111円近辺まで買い戻され、ポンド円が131.08から129.30へ下落後130.64へ戻し、オージー円が81.20から82.20、NZD円が62.59から63.44へ値を回復したが、カナダ円は、カナダ雇用統計が悪かったことで83.68から81.97まで下落後も82円ミドルで上値を抑えられ、スイス円はユーロスイスの売りで、83.86から84.95と日中高値を更新した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月06日(月) | ||
6日の東京市場は、材料が薄いなか、ドルの買い戻しが優勢となった。格付け会社ムーディーズが「ハンガリー国債を格下げ」したことノワイエ仏中銀総裁が「実効為替相場からは、ユーロはまだ高い」と発言したことなどが嫌気されたが、欧州清算機関であるLCHクリアネットが、アイルランド国債の取引証拠金を、先日の引き上げから早々と引き下げに転じたことなどが下値を支えた。 ユーロドルは1.3453から1.3331へ下落、ル円は82.56から82.99まで上昇した。一方クロス円は揉み合いの範囲。 ユーロ円が111.07から110.55、ポンド円が130.63から130.12、オージー円が82.16から81.77、NZD円が63.40から63.08、カナダ円が82.61から82.30、スイス円が85.16から84.66での推移となった。 海外市場では、独報道官が「EU救済基金を拡大する理由はまったくない」、「ユーロ圏共同債券発行を改めて否定」と発言、ノワイエ仏中銀総裁が、現状のユーロの水準が未だ高いとのレベル感を示した発言などを受けて、ドル買いが進んだが、NY市場では主だった指標の発表がなく、レーン欧州委員が「ユーロ債発行に関しては、議論の段階」と述べたこと、ビニスマギECB理事が、「必要であれば、欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模は拡大されるべき」と述べたことで、更なる動きとはならなかった。 ユーロドルは1.3246の安値から1.3334へ反発、ポンドドルも1.5655の安値から1.5737まで上昇、ドル円は82.94から82.57まで値を下げた。 一方クロス円は、揉み合い気味もNYダウがマイナス圏での推移となったことで、上値の重い展開が続いた。 ユーロ円が109.63から110.12、ポンド円が129.56から129.99、オージー円が81.52から81.91での推移となり、NZD円は一時62.78、カナダ円が82.04、スイス円が83.75まで下落した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月07日(火) | ||
7日の東京市場は、中国の利上げ観測を受けて東京や上海株式市場が、弱含みに推移したことで、リスク回避志向的な動きとなった。 ドル円は米国債利回りの低下もあり、82.72から82.34まで下落、ユーロドルは1.3277から1.3353まで一時値を上げた。 一方クロス円も下値トライとなったが、政府税制調査会が、小額株式投資の非課税措置を従来の計画より拡充する方針を固めたとの報道が好感された。 ユーロ円が109.58まで下落後、110.23へ反発、ポンド円が129.55から130.00、NZD円が62.54から63.00、カナダ円が81.82から82.28、スイス円が83.95から84.24での揉合い推移となったが、オージー円は、豪州中銀が金利据え置いたことで、81.86から81.41まで一時下落した。海外市場では、ロンドン市場からは、株価や商品相場の堅調さを受けて、リスク志向が強まったが、その後株価が上げ幅を消したこと、米国債利回りが軒並み上昇したことで、ドルの買い戻しが強まった。 米債利回りは、2年債の入札が不調となったことやオバマ米大統領と共和党が、ブッシュ減税の延長が合意したことなどが嫌気された。 ユーロドルは、1.3401まで上昇後、1.3266まで下落、金先物価格の最高値更新(1432.50ドル)を受けて、0.9965まで上昇したオージー円ドルも0.9823まで反落。ドル円は83.66の高値まで上昇した。 一方クロス円も一時の上昇から、ダウが値を前日比変わらずのれベルまで値を戻したことで、利食いが優勢。 ユーロ円が111.11、ポンド円が131.80、オージー円が82.47、NZD円が63.47、カナダ円が82.80、スイス円が84.83まで一時値を上げたが、その後値を消した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月08日(水) | ||
8日の東京市場は、材料が薄い中、北朝鮮が砲撃とのニュースを受けた地政学的リスク、米長期金利の上昇などを受けたドルの買い戻しが優勢となった。 ユーロドルは、1.3280から1.3192、ポンドドルが1.5669まで下落、ドル円は、仲値需要後も証券系などの買いが支え84.03まで一時上昇した。 一方クロス円は、一時高値を目指すも揉み合い推移。 ユーロ円が110.50から111.06、ポンド円が131.96から131.36、オージー円が82.43から82.00、NZD円が63.32から62.95、カナダ円が82.90から82.44、スイス円が84.86から84.48で推移となった。海外市場は、主だった米国の指標がないことで、材料不足も米長期金利の動向に一喜一憂する形。 一時米10年物国債の利回りが、3.30台に乗せたことで、ドル売りが進むも、その後米10年物国債入札が、無難に終了したことで利回り上昇が一服。 ドルの売り戻しもでて、揉み合い気味の推移となった。 ユーロドルは1.3180の安値から一時1.3279まで反発したが、日中高値を超えることが出来きず、ポンドドルは、一時1.5836まで上昇、ドル円は84.31高値まで値を上げたが、29日の高値84.41を超えることは出来なかった。 一方NYダウが小じっかりとしたとで、クロス円は上昇。ユーロ円が111.48、ポンド円が133.02、オージー円が82.62、カナダ円が83.31、スイス円が85.33の高値まで一時上昇したが、NZD円は、NZ中銀が政策金利を当面据え置くことを表明しことで、62.51まで下落した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月09日(木) | ||
9日の東京市場は、材料難の中、ドルの売り戻し気味の展開から、日経平均株価が堅調な推移となったことで、クロスで円が軟調気味の推移となった。 ドル円は本邦輸出企業の売りで、84.12から83.65まで下落、ユーロドルは1.3244から1.3323まで値を上げた。一方クロス円では、ユーロ円が111.27から111.66まで上昇、ポンド円が132.42から132.93、NZD円が62.67から63.14、カナダ円が82.85から83.21、スイス円が85.10から85.37で推移。強い雇用統計を受けたオージー円は、82.18から82.81まで上昇した。 海外市場は、ギリシャの7−9月期GDPが下方修正されたこと、フィッチによるアイルランドの格下げ、同社がイタリアの格付けも引き下げで検討し始めたとの噂、アイルランド労働党報道官が、救済措置に反対姿勢を示したこと、米新規失業保険申請件数の減少などからドル買いが強まったが、 米30年物国債入札が、好調だったことで、米債利回りが低下。 ドルの売り戻しとなった。 ユーロドルは1.3164まで下落後、1.3238まで反発、 ポンドドルは、英MPCが材料とならず、1.5813から1.5711まで反落した。 ドル円は83.51まで一時値を下げた。一方クロス円は、NYダウが軟調推移となったことで利食いが優勢。 ユーロ円が110.59、ポンド円が131.76、オージー円が82.16、NZD円が62.46、カナダ円が82.74まで下落したが、スイス円は、ユーロスイスの売りに84.99から85.34に一時上ヒゲを描く動きとなった。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月10日(金) | ||
10日の東京市場は材料難から、動意の薄い展開が続いた。 ユーロドルは、本日開催される予定の独仏閣僚会談を意識して、1.3222から1.3283まで買い戻しが優勢。 ドル円は、米長期金利の下落や本日の日本時間18時にも、中国が利上げを発表との噂から、83.87から83.65で軟調気味な推移となった。 一方クロス円は、揉み合い気味の推移。 ユーロ円が110.78から111.12、ポンド円が131.96から132.40、オージー円が82.31から82.59、NZD円が62.63から62.88、カナダ円が82.79か82.98、スイス円が85.10から85.31での小動となった。 海外市場は、ロンドン市場で、中国が預金準備率を0.50%の引き上げを発表したことで、中国と関連性の強い通貨が売り込まれたたが、更なる動きとならず、NY市場では、強い米10月貿易収支や12月ミシガン大消費者態度指数などを受けてドル買いが強まった。 ユーロドルは、IMFの報道官が、アイルランド向け融資承認手続きに関し、アイルランド政府の救済案決議を待つため16日以降へ延長すると発言したことで、1.3178の安値まで下落したが、その後は週末の買い戻しもあり、1.3243まで反発。 ドル円はロンドン時間に83.45の安値まで下落後、84.03まで買い戻しが進んだが、84円台を維持できず終了した。一方クロス円もNYダウが堅調なレベルを維持したことで、ロンドンの安値からは反転気味となり高値圏を維持して引けた。 ユーロ円が110.50の安値から111.08まで再度反発、東京時間の高値には届かなかった、111円台で引け、ポンド円が132.13から132.80、資源国通貨も、ロンドンでの急落後反発気味で、オージー円が82.23から82.81、カナダ円が82.60から83.20の高値まで上昇、NZD円は62.63から62.93で弱めの推移、スイス円がユーロスイスの売りに、84.99から85.69と日中高値を更新した。 |
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経済指標&要人発言 | ||
2010年12月13日(月) | ||
13日の東京市場は、材料難の中、今週の材料を控えて小動き。 ドル円は米国債利回り上昇などもあり、83.75から83.21まで上昇、ユーロドルは、独仏首脳会談で欧州共同債券の発行が反対されたことで、1.3235から1.3182まで下落した。 一方クロス円は、東京や中国の株式市場が堅調に推移したことで、買い戻しが優勢。 ユーロ円が110.67から111.24、ポンド円が132.48から133.04、オージー円が82.61から83.09、NZD円が62.67から63.18、カナダ円が83.06から83.43、スイス円が85.33から85.67での推移となった。海外市場は、ムーディーズが、ブッシュ減税案延長について米国の格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げる確率を高めると指摘したことを受けて、ドル売りが強まった。 また米議会予算局(CBO)が、ブッシュ減税延長によって財政赤字は向こう5年間で8930億ドル拡大するとの試算を発表したことも悪影響を与えている。 ユーロドルは1.3434まで上昇、ポンドドルも1.5897レベルまで一時値を上げ、ドルスイスが0.9650、ドル円が83.10まで一時値を下げた。一方クロス円は、NYダウが堅調に60ドル高まで上昇したことで、買い戻しが優勢となったが、その後ダウが失速。 利食いに押された。 ユーロ円が111.29から一時112.07まで上昇、スイス円が86.54まで一時値を上げ、ポンド円は荒れた動きとなり、ロンドンの高値133.06から131.83まで下落後、132.85まで反発、カナダ円が83.68から82.67まで下落し、オージー円が83.35から82.97で小じっかりとしたが、NZD円は、63.32から小売売上高の悪化を受けて、62.40まで一時大きく値を崩した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月14日(火) | ||
14日の東京市場は、米FOMCを控えて、動意の薄い展開となった。 ドル円は台湾ドルが、台湾中銀が介入を諦めたとの噂から急騰したこともあり、明日の日銀短観を控えて、上値の重い展開から83.55から83.33での推移となり、ユーロドルは、ドイツやユーロ圏のZEW景況感調査を前に、買い戻しが優勢となり、1.3373から1.3463まで上昇した。 一方クロス円も動意は薄い展開。 ユーロ円が111.70から112.19と堅調な推移となり、ポンド円は132.23から132.88、オージー円が83.00から83.18、カナダ円は82.73から82.97、スイス円が86.11から86.42での動きとなったが、NZD円はNZの10月小売売上高減少を受けて62.54まで下落後、63.06まで一時買い戻されたが、更なる動きとはならなかった。 海外市場では、ロンドン市場から、ドルの売り戻しが進んだが、NY市場では、米11月生産者物価指数や小売売上高が強い内容となったことで、米長期金利が上昇、ドルの買い戻しとなったが、更に注目の米FOMCで、来年6月末までの6千億ドルの資産買取を維持、長期にわたり異例の低金利を維持すると声明文に特段の変更は見られず、米長期金利が更に上昇を強めたことで、ドル売りが強まる形で終了した。 ユーロドルは、FOMC前の買い戻しや強いZEW景況感指数を受けて、1.3500まで上昇後、1.3362まで下落、ドル円は82.83の安値から83.78まで反発した。一方クロス円は、ダウが堅調なレベルを維持したことで、動意は薄いが、堅調なレベルで終了した。 ユーロ円が111.55から112.05まで値を上げ、オージー円は83.69の高値、スイス円が87.27まで上昇した。 その他ポンド円は131.31から132.15、NZD円は62.60から63.03、カナダ円は82.30まで下落後、83.26まで反発した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月15日(水) | ||
15日の東京市場は、5-10日要因や米国債利回り上昇、ムーディーズが「スペインの格付けAa1を引き下げの可能性で見直し」との報を受けて、ドルが堅調な推移となった。 ドル円は83.61から83.96まで値を上げ、ユーロドルは1.3382から1.3290まで下落した。 一方クロス円は揉み合いの範囲だが、株価がしっかりとしていることで、堅調な推移を継続した。 ユーロ円が112.08から111.44まで下落、ポンド円が132.28から131.76、オージー円は83.60から82.10、NZD円が62.95から62.48まで値を下げたが、カナダ円が83.04から83.44、スイス円は86.95から87.38での推移となった。 海外市場は、ロンドン市場で、英失業率の悪化を受けて、ポンド売りが強まった。 またNY市場では、米11月消費者物価指数は、市場予想より弱い内容となったが、12月NY連銀製造業景況指数や11月鉱工業生産は、市場予想より強い結果なり、ドルは保合い気味となったが、その後米上院でブッシュ減税延長法案が可決されたことで、米国債の利回りが上昇したことで、ドル全面高となった。 米10年債利回りは、一時3.557%と5月中旬以来の高水準まで上昇。 ドル円はこれを受けて84.51まで上昇、 ユーロドルは、ロンドンの安値1.3285から1.3378まで上昇後、1.3209まで下落、ポンドドルは、1.5531まで値を下げた。 一方クロス円は、ダウが揉み合い気味ながら、欧州通貨の下落で売りが優勢となった。 ユーロ円が112.12から111.24へ下落、ポンド円が130.80、オージー円が83.02、NZD円が62.12まで値を下げ、スイス円は87.57の日中高値から86.98まで下落し、カナダ円は堅調に84.19の高値まで一時上昇した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月16日(木) | ||
16日の東京市場は、東京市場は、米国債10物利回りが、昨日の上昇から調整したこと、本日EUサミットを控えて、ドル買いは更に拡大してなかった。 ユーロドルは、EUサミットで、欧州共同債券発行が実現する期待感や欧州金融安定化基金(EFSF)の増額の可能性から、1.3207から1.3244での推移、ドル円は84.38から84.14での狭い範囲の動きとなった。 一方クロス円は揉み合いも利食いが上値を抑える形。ユーロ円が1111.24から111.63、ポンド円が131.21から130.86、オージー円が83.25から83.03、NZD円は62.45から62.20、カナダ円が83.99から83.75、スイス円が87.25から86.94での狭いレンジでの推移となった。海外市場は、ロンドン午後に昨日売り込まれたポンドドルが、英小売売上高の強い内容を受けて上昇。 全般的にドル売りとなったが、その後NY市場で、米週間新規失業保険申請件数、11月住宅着工件数などが予想を上回り、更に米フィラデルフィア連銀製造業指数も予想を大幅に上回ったことで、米国債利回りが、徐々に水準を持ち直し、ドルが買い戻されたが、利回り上昇も限定されたことで、更なる動きとならなかった。 ユーロドルは、1.3266まで上昇後、一時日中安値の1.3181まで下落したが、1.3246まで再反発。 ポンドドルも1.5560まで下落した後に1.5637まで買われ、ドル円は84.45まで一時値を上げたが、その後は83.88まで反落した。 一方クロス円は揉み合い気味で、ユーロ円が111.08から111.58、ポンド円が130.96から131.63、オージー円が82.97から83.26、NZD円が61.82から62.25での推移となったが、カナダ円が引け際に83.34まで下落した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月17日(金) | ||
17日の東京市場は、動意が薄い中、週末のポジション調整が中心の動きだが、米国債利回りが一服していることで、ドル売りが優勢。 ユーロドルは、欧州連合(EU)首脳会議で、ネガティブな材料が出なかったとの見方から、1.3235から1.3326まで上昇したが、アイルランドの格下げが、上値を抑えた。ドル円は84.08から83.78での揉み合い推移。 一方クロス円も揉み合い気味で、ユーロ円が111.19から111.86まで上昇、ポンド円が131.00から131.41、オージー円円が83.03から83.26、NZD円が62.08から62.34、カナダ円が83.38から83.61で動意の薄い展開となったが、スイス円は、ユーロスイスの売りに、86.97から87.78まで大きく上昇した。海外市場は、 ドルの買い戻しやクロス円に利食いの売りが強まった。 ただし、米国債利回りが、アイルランドの5段階の格下げを受けて、質への逃避から利回りが低下したことで、更なる動きとはならなかった。 ユーロドルは、上値でオフィシャルネームの売りが出たことで、ロンドンの高値1.3360からアジアの安値を割り込み1.3133まで下落後、1.31後半に買い戻されて引け、ポンドドルは、欧州中央銀行(ECB)が、アイルランドの銀行システムに必要となる一時的なポンドの流動性をカバーするため、最大100億ポンドの通貨スワップ協定をイングランド銀行(BOE)と合意したと発表したこと、英国企業による米企業に対する買収観測に関連したポンド売りが出たことで、売りが強まり1.5455まで一時下落したが、商いが細る中、1.55前半に戻して引けた。 またドル円は83.69から84.21まで上昇したが、引け際のクロス円での売りもあり、84円台を割り込んで引けた。一方クロス円は、NYダウが一時のマイナス圏からプラスを回復して引けたが、軟調なレベルで引けた。 ユーロ円が110.41まで下落、ポンド円が130.02、オージー円円が82.77、NZD円が61.83、カナダ円が82.81、スイス円が86.44まで一時値を下げた。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月20日(月) | ||
20日の東京市場は、材料が薄い中、週末のアイルランドの格下げなど欧州を取り巻く環境の悪化、韓国の軍事演習を受けた北朝鮮との地政学リスクから、株価が軟調な推移となり、リスク警戒的な相場展開となった。 ユーロドルは1.3186から1.3125まで下落、ドル円は84.13から83.83での推移。ユーロ円が110.72から110.15まで下落、ポンド円が130.43から129.99、オージー円は83.11から82.76、NZD円が61.99から61.76、カナダ円が83.05から82.72、スイス円が86.75から86.49での推移となった。 海外市場は、ECBがアイルランドに対する懸念を表明したほか、ムーディーズが、アイルランドの銀行5行の格付けを引き下げ、アイルランド政府によって国有化されたアングロ・アイリッシュ銀行などの優先債の格付けをジャンク級(投機的格付け)に引き下げたことが嫌気されて、ドル買い、リスク回避の円買いが進んだ。 ユーロドルは、1.3094まで下落、ユーロスイスが1.2636と歴史的な安値を更新、ポンドドルも1.5480まで値を下げた。 ドル円は、ドル買い相場の中、83.64から83.86での小動きに終始した。 一方クロス円はまちまちとなったが、ユーロ円が110.23から109.57まで下落、ポンド円が129.59、カナダ円が82.00まで下落したが、オセアニア通貨は底堅い動きとなり、オージードルが0.9950、NZDドルが0.7437、オージー円が83.35、NZD円が62.30まで値を上げた。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月21日(火) | ||
21日の東京市場は、動意の薄い中、王岐山中国副首相が「中国、欧州連合の市場安定化に向けた措置を支持」するとの発言、シュタルクECB専務理事の「物価上昇の兆候が確認された場合、金利を引き上げる」との発言などを受けて、ユーロの買い戻しが強まった。 ユーロドルは1.3113から1.3202まで一時値を上げ、ドル円は、日銀金融政策決定会合の結果に新味はなく、83.56から83.80での小動きが継続した。 クロス円は、昨日の地政学リスクの反動で、株価が堅調に推移としたこともあり、買い戻しが優勢となった。 ユーロ円が109.85から110.49へ値を上げ、ポンド円は129.82から130.33、オージー円は、豪準備銀行12月定例理事会議事録で、「住宅ローン金利上昇や豪ドルの水準を考えると、政策は穏やかに引き締め的」と示されたことで、83.10から80.48まで上昇、NZD円は、AUD/NZDでのNZドルの買い戻しから62.02から62.63へ値を上げ、カナダ円が82.22から82.48、スイス円は86.74から87.11での推移となった。 海外市場は、休暇ムードで米国の経済指標の予定がない中、欧州の信用不安が続き、ドル買いが優勢となった。 ムーディーズが、ポルトガルの格付けを引き下げると発表したこと、フィッチがギリシャの長期発行体デフォルト格付けの「BBB−」を「ジャック級」へ引き下げを検討との報道を受けて、ユーロドルが1.3073まで下落、ポンドドルは、英11月財政収支が、過去最大に悪化したことで1.5437へ値を下げ、ドル円は米長期債利回りの上昇を受けて83.50から83.91まで反発した。 一方クロス円はまちまちの動きで、 ユーロ円が110.20から109.62まで下落、ポンド円が129.27、NZD円が62.01、カナダ円が81.96まで一時下落したが、クロスでの買いが支えるオージー円は83.59、スイス円は87.47まで反発した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月22日(水) | ||
22日の東京市場は、材料難から小動きに終始した。 ドル円は83.63から83.86での推移、ユーロドルは1.3080から1.3151まで堅調な推移となった。 一方クロス円も揉み合い気味で、ユーロ円が109.55から110.13、ポンド円が129.40から129.71、オージー円が83.34から83.62、NZD円が62.05から62.35、カナダ円が82.26から82.46での推移となったが、スイス円は、ユーロスイスの売りに87.30から87.80まで上昇した。海外市場は、米7−9月期GDP・確定値や米中古住宅販売件数が予想を下回ったが、影響は限定的。 商いの細る中、米国債利回りの反発などを材料に、休暇前にポジション調整を含めたリスク志向的な、ドル買い、円買いとなった。 ユーロドルは、ロンドン時間に、一部メディアが「中国がポルトガル国債を40−50億ユーロ購入する準備をしている」と報じたことで、1.3183まで反発も、その後は中国人民銀行が、この報道にノーコメントの姿勢をとったこと、アイルランド国債の利回りスプレッドが再拡大したことを受けて、1.3079まで下落した。 ユーロスイスでの売りも圧迫し、ユーロスイスは一時1.2439と最安値を更新。 ポンドドルも英MPC議事録は予想の範囲内の結果となったが、英第3四半期GDP・確報値が、下方修正されたことで1.5357まで下落、ドル円は83.41の安値まで下落も更なる動きにはならなかった。一方クロス円も軟調で、ユーロ円が109.20、ポンド円が128.34、カナダ円が一時82.04へ下落したが、スイス円は87.23から87.94へ上昇、オージー円は83.27から83.57で堅調推移となった。 ただし、NZD円はNYクローズ前に発表された第3四半期NZのGDpが、市場予想を下回り、6四半期ぶりにマイナスとなったこと受けて61.66まで下落した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月23日(木) | ||
23日のアジア市場は、東京勢不在の中、上海株式市場の弱含み推移となり円買いやドル買い持ちポジションの調整が強まった。ドル円は83.58から83.05まで下落、ユーロドルは、中国が「EUは引き続き重要な外貨準備の投資先」とのコメントもあり、1.3094から1.3152まで堅調推移となった。 一方クロス円は、ドル円の下げに調整気味となり、ユーロ円が109.61から108.92まで下落、ポンド円も128.76から127.47、オージー円円が83.54から83.14まで値を下げた。 海外市場は、クリスマス・ムードの中、方向が定まらない取引も、円が堅調な推移となった。 米指標は、総じて良い内容となったが、予想の範囲内におさまったことで、大きな材料とはならず、フロー主導の展開。 ユーロドルは、ムーディーズが「ポルトガルの25の資産担保証券を格下げ方向で見直す」としたこと、フィッチがポルトガルの長期発行体デフォルト格付け(IDR)を「A+」に引き下げたことなどもあり、1.3055まで値を下げたが、ユーロスイスで、年末の調整から大口の買い戻しが入ったことで、1.31前半を回復。 ユーロスイスは一時1.2636まで上昇した。 またドル円は、82.85の安値から83.40まで一時値を戻した。一方クロス円も売りが優勢。 ユーロ円が108.46まで下落し、ポンド円は127.47まで下落後、128.56へ一時反発。 オージー円が83.13から83.52、NZD円が61.74から62.21、カナダ円が81.71から82.29で推移したが、スイス円は、ユーロスイスの動きに、85.92まで一時値を下げる局面があった。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月24日(金) | ||
24日の東京市場は、動意の薄い中、揉み合い気味の展開となった。 ドル円は来月の胡錦濤国家主席の訪米を控えて中国人民元が強含みに推移したことで、仲値不足から82.90から83.18まで上昇後、上げ渋る展開となった。ユーロドルは、中国によるユーロ圏への投資継続スタンスもあり、1.3087から1.3147まで堅調推移。ポンドドルが英系の月末に向けた買いで1.5476まで反発した。 一方クロス円も揉み合い気味で、ユーロ円が108.80から109.35、ポンド円が127.90から128.43へ上昇、オージー円が83.18から83.41での堅調推移、スイス円が86.90まで反発した。 海外市場は、米国がクリスマスの振替休日で株や債券市場が休場で、主だった経済指標の発表もなく、動意の薄い展開で終了した。 ユーロドルは、ロンドン序盤に1.3148まで上昇後、1.3094に一時下ヒゲを描く動きとなったが、その後は1.31前半で小康状態となり、ポンドドルは、1.5418へ値を下げ、その後は1.5440を挟んだ動きとなり、ドル円は82.99から82.86での揉み合い推移となった。 一方クロス円では、欧州通貨が一時下ヒゲを描く動きとなったことで、ユーロ円が109.00から108.57レベル、ポンド円が128.38から127.85へ同様な下ヒゲを描いたが、更なる動きとならず、カナダ円が82.51から81.99まで値を下げ、スイス円が86.05へ下落したが、オセアニア通貨はほとんど動かず、オージー円円が83.21から83.33、NZD円が61.94から62.10での底堅い推移となった。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月27日(月) | ||
27日の東京市場は、25日の中国人民銀行の利上げによる上海株式市場弱含み、中国人民元強含みを受けて、ドル円は82.98から82.65まで軟調に推移、ユーロドルは1.3072から1.3171まで反発した。 ユーロ円が108.42から108.93まで堅調となり、資源国通貨は中国の利上げを受けて一時売り込まれたが、その後は買い戻しが優勢。 オージードルが、0.9988から1.0058、オージー円が82.85から83.17まで上昇、NZDドルも0.7454から0.7494、NZD円が61.84から62.07まで値を上げた。 海外市場は、未だ英国が休暇中、NYが寒波に襲われていることもあり、盛り上がらない展開となった。 唯一経済指標としては、米12月ダラス連銀製造業活動指数が発表されたが、市場予想より弱い内容も反応は鈍く、NYダウが中国の利上げ懸念で、下落したスタートしたが、更なる動きとならず、米長期金利も2年債の入札が無難に消化されたことで、動意は薄く手がかり難の相場展開で終了した。 ユーロドルは、東京午後の高値1.3171から1.3125まで下落後、再度高値圏に反発もこれを超えず、ポンドドルは1.5370まで値を下げ、ユーロポンドが0.8559まで反発。 ユーロスイスは、一時1.2698まで一時上昇後、1.2620まで下落した。 一方円絡みでは、ドル円が82.66の東京時間の安値から82.93まで反発、ユーロ円が109.06の高値をつけたが、ポンド円は127.40まで下落した。その他オージー円が83円、NZD円が62円、カナダ円が82.20を挟んだ揉み合い推移。 スイス円が85.87まで一時下落した。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月28日(火) | ||
28日の東京市場は、材料に薄い中、ドルの売り戻しが強まった。 ドル円は東京・上海株式市場が軟調に推移したこと、年末を控えた円転ニーズで82.81から82.36まで下落、ユーロドルは、ショート・カバー・ニーズで1.3160から1.3255まで上昇した。 一方クロス円は、まちまちの動きで、ユーロ円が108.91から109.52まで上昇も更なる動きとならず、ポンド円が128.03から127.17まで下落、オージー円が83.05から83.35、NZD円が62.01から62.23で揉み合い推移となり、カナダ円が82.29から81.87まで下落、スイス円は、ユーロスイスの売りに86.20から86.75まで一時値を上げた。海外市場は、ロンドン時間のドル売りから、NYでは一転してドルの買い戻しが強まった。 米10月S&P/ケースシラー住宅価格指数や12月消費者信頼感指数が、市場予想を下回り、NYダウが下落してスタートも、更なる動きとならず、米長期金利の上昇はあったが、主に年末を控えたフローが相場を左右した模様。 ユーロドルは、米系のレパトリの売りで、1.3275のロンドンの高値から1.3093まで下落、ポンドドルも1.5512から1.5345まで下落し、ドルスイスは0.9443の最安値から0.9530まで反発、ドル円は81.81から82.55へ上昇した。一方クロス円では、ユーロ円が本邦輸出勢の売り年末調整の売りで107.62まで下落、ポンド円が126.12へ値を下げたが、スイス円はロンドン時間に一時87.16まで上昇後、86.06まで下落と荒い動きとなった。 その他オージー円は83円前半、NZD円は62円前後、カナダ円は82円前後での揉み合いが続いた。 | ||
経済指標&要人発言 | ||
2010年12月29日(水) | ||
29日の東京市場は、手がかり難から動意の薄い展開となったが、中国人民銀行が再割引・貸出金利を引き上げたこと、米国10年債利回りが若干低下したことで、ドル円は82.45はじり安気味で、82.06まで値を下げた。 ユーロドルは、アジア中銀の買いで、1.3083から1.3158まで上昇した。 一方クロス円も動意は薄く、ユーロ円が107.77から108.18、ポンド円が126.82から126.11まで下落、オージー円が83.04から83.28、NZD円が62.12から62.53、カナダ円が82.16から82.35、スイス円が86.31から86.64での動きに留まった。海外市場は、材料難の中、好調な米7年物国債入札の結果を受けて、米国長期金利が下落、ドルの売り戻しが強まった。 また米住宅市況の二番底懸念や中国・人民元相場の早期切り上げ観測も浮上した模様。 ユーロドルが1.3109から1.3240へ上昇、ポンドドルが1.5518まで値を上げ、オージードルが、11月5日の変動相場制以降後の高値を若干越える1.0184まで上昇、ドル円は82.30から81.61まで値を下げた。 一方クロス円はまちまちの動きが続いている。 主に欧州クロスに振れる展開。 ユーロ円が107.63と日中安値をつけた後に108.11まで反発、ポンド円が126.11から126.79まで値を上げ、オージー円が83.27から83.03へ下落、NZD円は62.31から62.76まで上昇、カナダ円が82.42から81.52まで下落し、スイス円は86.14から86.64の範囲での推移となった。 | ||
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2010年12月30日(木) | ||
30日の東京市場は、東京市場が年内最終取引となる中、円の買い戻しが強まった。 ドル円は米国債利回りが低下したことや東京株式や上海株式市場が弱含みに推移し、中国元相場が過去最高値を更新したことなどで、81.68から81.28まで下落した。 ユーロドルは、アジア中銀の買いで1.3217から1.3260で、比較的堅調推移となった。 一方クロス円は、総じて揉み合い気味だが、上値の重い展開が続いている。 ユーロ円が107.60から107.99、ポンド円が126.16から126.90、オージー円が83.13から82.78まで値を下げ、NZD円が62.75から62.45、カナダ円も81.69から81.22へ一時下ヒゲを描き、スイス円が86.19から86.58での推移となった。 海外市場では、米週間新規失業保険申請件数、2月シカゴ購買部協会景気指数、11月中古住宅販売保留件数指数が軒並み市場予想を上回り、米長期金利が上昇したが、ドルの買い戻しには繋がらず、ドル売り、円売り気味の展開が継続した。 ユーロドルは1.3315まで上昇、ロンドン時間に、欧州のレパトリのユーロポンドの売りで、1.5400まで急落したポンドドルは1.5465まで反発、ユーロポンドは一時0.9624の高値まで上昇した。 一方円絡みでは、円の売り戻しが優勢。 ドル円は81.85、ユーロ円が108.93の高値、ポンド円が125.52の安値まで下落後、126.54へ反発、オージー円が82.62から82.99へ値を上げ、NZD円が63.03、カナダ円が81.86、スイス円が一時87.20まで上昇した。 | ||
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2010年12月31日(金) | ||
31日のアジア市場は、主だった市場が休場または、短縮取引で流動性の薄い中、ドル売りが強まった。 主に年末のポジション調整の動きと見られるが、中国株底堅い動きを受けて、ユーロドル中心にドルの売り戻しが主流。 ユーロドル1.3285から1.3391まで上昇、ポンドドルは、英12月ネーションワイド住宅価格が、市場予想を上回ったことで、1.5509まで値を上げ、ドル円は81.54から81.29まで下落した。 一方クロス円では、ユーロ円が108.80、ポンド円が126.15まで反発、オージー円は82.75から82.95、NZD円が62.79から63.04、カナダ円が81.34から81.60で底堅く、スイス円がユーロスイスの買いに87.25から86.67まで下落した。 海外市場では、ドル売り先行。 取引参加者が少ない中、年末のリバランス絡んだドル売りが中心となったが、ロンドンフックス後には、こういった反動の動きも出て、上下に荒っぽい動きとなった。 ユーロドルは、ロンドンタイム序盤からのドル売りの動きが加速すると、12月14日以来の1.3425まで上昇、ポンドドルも1.5660まで値を上げ、ドルスイスは、0.9301の年初来安値をつけた。 一方ドル円は81円割れにあったストップ売りをつけて、80.95まで下落、オージードルが1.0256と1983年の変動相場制が導入後の最高値を更新した。 | ||
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