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2011年02月01日(火) |
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1日の東京市場は、動意の薄い展開も、ドルが軟調推移。 ユーロドルは、ユーロ圏のインフレ懸念を受けて、ECBによる利上げ観測で、1.3690から1.3758まで堅調推移。 ドル円は、中国の1月製造業部門購買担当者指数(PMI)が、予想を下回ったことで、ドル円は82.15から81.75まで下落した。 一方クロス円は、揉み合い気味も利食いが優勢。 ユーロ円が112.70から112.22まで一時値を下げ、ポンド円が131.98から131.26、オージー円は、豪準備銀行が、政策金利の据え置を発表。 声明文については「中期的なインフレが金融政策の焦点」との見方を示したこともあり、81.76から82.20まで上昇、 NZD円が83.58から83.28、カナダ円が82.30から81.93、スイス円が87.16から88.83での推移となった。 海外市場は、米1月ISM製造業景況指数が、市場予想を上回り、一時ドルの買い戻しも出たが、NYダウが堅調な上昇を示現し、S&Pがスペインの格付けを据え置いたこと、ムバラク・エジプト大統領が、次期選挙への出馬を見送ったことで、エジプトを含めたアラブ諸国の政情不安が鎮静化するとの期待感からリスク志向が高まった形となった。 ユーロドルが1.3843、ポンドドルが1.6165、オージードルが1.0148まで上昇、ドル円が81.31、ドルスイスが0.9337まで下落した。 一方クロス円は、株価の上昇にも、円買いが進んでいることで、上昇は鈍い感じ。 ユーロ円が111.90から112.62、ポンド円が130.96から131.86、スイス円が86.54から87.12へ反発も直近高値圏を越える動きとなっておらず、オージー円は82.57、NZD円が63.63、カナダ円が82.27まで値を上げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月02日(水) |
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2日の東京市場は、オバマ米大統領が緊急会見を開き、「米国は、エジプト国民に対して必要ないかなる支援も行う用意がある。ムバラク大統領は変化が必要であると認識している」などと発言、株価も堅調な推移となったことで、リスク回避の動きも沈静化する状況となった。 ドル円は、81.30に控える年金の買いに81.35から81.61まで値を上げ、ユーロドルは、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)による私募形式でのユーロ圏国債購入の可能性などが指摘され、1.3820から1.3860、ポンドドルは、センタンス英MPC委員が「現在の状況において利上げが必要」と発言したことで1.6180まで上昇した。一方クロス円も堅調だが、揉み合いの範囲を逸脱していない。 ユーロ円が112.45から112.89レベル、ポンド円が131.25から131.83、オージー円が82.22から82.58、NZD円が63.48から63.73、カナダ円が82.08から82.44、スイス円が86.93から87.35での推移となった。 海外市場は、米1月ADP全国雇用者数が、市場予想を上回り、米長期金利が上昇。 ドルの買い戻しが優勢となった。 ユーロドルは、アイルランドの格下げ報道や独当局者が、欧州金融ファシリティー(EFSF)の柔軟な運営に対して否定的な見解が示したことで、1.3767まで下落、ポンドドルは、利上げ期待が高まり1.6230まで上昇後、1.6140レベルへ値を下げ、ドル円は81.86、ドルスイスは0.9436まで値を上げた。 一方クロス円は、株価小康状態なこともありまちまちの動き。 ユーロ円が112.20まで下落、ポンド円も132.32の高値から131.73へ値を下げ、オージー円は、サイクロンの影響などが懸念され82.02、スイス円は、ユーロスイスの買いに86.68へ下落したが、NZD円が63.78、カナダ円は82.82まで上昇した。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月03日(木) |
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3日の東京市場は、本日のECB理事会、トリシェECB総裁の記者会見、バーナンキFRB議長講会見、明日の欧州連合(EU)臨時首脳会談、米雇用統計を控えて、動きづらい展開となった。 ドル円は81.49から81.70、ユーロドルは1.3785から1.3826での推移。一方クロス円は、総じてもみ合いだが、夕方になってポンド円やオージー円が一時ショートカバー的に急伸した。 ポンド円が132.04から132.62、オージー円が82.26から82.75まで一時値を上げたが、その他ユーロ円が112.54から112.85、NZD円が62.99から63.20、カナダ円が82.44から82.71、スイス円が86.51から86.88での動意に薄い展開を継続した。 海外市場は、理事会後のトリシェECB総裁の記者会見における発言が、タカ派的でないとの見方や米新規失業保険申請件数、10−12月期非農業部門労働生産性・速報値、米12月製造業受注指数、米1月ISM非製造業景況指数などの一連の米経済指標が、軒並み市場予想を上回ったことで、米長期金利が上昇。 ドルの買い戻しが進んだ。 また注目のバーナンキFRB議長は、講演で「より強い雇用創出が堅固な景気回復にとって不可欠」、「景気回復は昨年より明確になっている」と述べたが、雇用やインフレに関しては依然として慎重な姿勢が目立ち、相場への影響は限定的だった。 ユーロドルは、東京引け際の高値1.3826レベルから下落を開始、トリシェECB総裁が、「インフレ期待はしっかり抑制されている」、「中期的に物価は安定して推移する見通し」などと述べたことで、1.3610まで大きく値を下げ、ポンドドルも1.6121へ下落した。 ドル円は一時82.07の高値まで上昇後、その後クロス円の売りの影響から81.40まで下落した。 一方クロス円は、株価が比較的堅調な推移もまちまちの動き。 ユーロ円は、ユーロドルの下落に111.05、ポンド円が131.49、カナダ円が82.18、スイス円が86.09の安値まで下落したが、オージー円が82.48で下値を支え82.94まで反発、NZD円は62.92から63.22での揉み合い推移となった。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月04日(金) |
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4日の東京市場は、米雇用統計を控えて、動意の薄い展開が続いた。 ドル円は81.70から81.50での推移、ユーロドルは1.3620から1.3642で揉み合いとなった。 一方クロス円も同様に動意の薄い展開。 ユーロ円が111.08から111.36、ポンド円が131.52から131.96、NZD円が63.01から63.19、カナダ円が82.27から82.52、スイス円が86.09から86.39での推移となったが、オージー円は、豪準備銀行(RBA)による四半期報告で、2011年度のGDP伸び率が4.25%、CPIが3.00%に上方修正されたことで、82.80から83.19まで値を上げた。海外市場は、注目の米1月雇用統計において、米非農業部門雇用者数が、プラス3.6万人、民間部門もプラス5万人と市場予想を大幅に下回ったことで、ドル売りの反応でスタートしたが、昨年11月、12月の非農業部門雇用者数が上方修正されたこと、大雪の影響が強かったとの見方、更に失業率が9%と大幅に改善したことなどもあり、その後は徐々にドルの買い戻しが強まった。 ユーロドルは、1.3680の高値から、1.3543まで下落、ポンドドルが1.6038へ値を下げ、ドル円は81.10まで下落後、82.47まで上昇した。 一方クロス円では、ドル円の下落を受けて、一時大きく下ヒゲを描いたが、株価が揉み合い的な動きも、その後は買い戻しが優勢となった。 ユーロ円が111.80から112.06、ポンド円が130.80から132.75、オージー円が82.50から83.51、NZD円が62.58から63.35、カナダ円は加1月雇用統計を受けて82.20から83.36まで一時上昇、スイス円は、ユーロスイスの買い戻しに85.39まで下落後、86.18まで値を戻した。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月07日(月) |
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7日の東京市場は、材料難の中、米長期金利の高止まり、日経平均株価が堅調な推移となったことで、円が軟調気味な推移となった。 ドル円は82.16から82.45、ユーロドルは、ゴンザレス・パラモ欧州中銀専務理事が、利上げを示唆する発言を行ったことで1.3546から1.3627まで値を上げた。一方クロス円は堅調な推移。 ユーロ円が111.46から、ポンド円が、一部の英紙の利上げを示唆する報道を受けて132.26から133.22、オージー円は、弱い12月豪州小売売上高の影響は限定的で83.07から83.56、NZD円が63.21から63.46、カナダ円が83.13から83.56、スイス円が85.78から86.26まで上昇した。 海外市場は、ロンドン時間に独12月製造業受注が市場予想を大きく下回った流れを引き続きドル買いが優勢となったが、NYダウが堅調な上昇となったことや米長期金利が上げ渋ったことで、更なる動きとはならなかった。 ユーロドルは1.3508まで下落したが、メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁が「危機対応からの脱却なしに利上げすることは可能」と発言したことを受けて、1.3600まで反発。 ドル円は82.21から82.45での揉み合い推移となった。 一方クロス円はまちまちの動き。 ユーロ円が111.23、ポンド円が132.54まで下落、スイス円がユーロスイスの売りに86.26まで再反発したが、資源国通貨は堅調で、オージー円が83.30から83.72、NZD円が63.58まで値を上げ、カナダ円が83.12から83.58での推移となった。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月08日(火) |
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8日の東京市場は、材料難の中揉み合い気味の展開も、アジア中銀の外貨準備の調整などからドルの売り戻しが優勢。 ユーロドルは、1.3573から1.3647まで上昇、ドル円は82.38から82.14まで下落した。 一方クロス円は、揉み合いで、ユーロ円が111.73から112.22、ポンド円が132.43から132.91、オージー円が83.31から83.72、NZD円が63.35から63.90、カナダ円が82.99から83.18、スイス円が86.04から86.29での推移となった。 海外市場は、ロンドン市場で、中国の利上げを受けて、一時リスク回避の動きが強まったが、その後NYでは、大きな材料も薄く、ドルの売り戻しが優勢となったが、米国3年債の入札が不調に終わったことで、米国10年物国債利回りが3.73%まで上昇、ドルの買い戻しにつながった。 また、フィッシャー・ダラス連銀総裁が「更なるQE(量的緩和策)については反対するだろう」と述べたこともドルの下値を支えた。 ユーロドルは、独12月鉱工業生産の結果が市場予想を下回ったことが重しとなったが、1.3594で下値を限定して、クロスでの買いなどが主導、1.3689まで上昇、ポンドドルが1.6029レベルまで下落、ドル円が81.77まで値を下げたが、その後は82.43まで値を上げた。 また、オージードルが、中国の利上げを受けて1.0115まで急落後、1.0186まで反発、ユーロスイスが1.3103まで上昇した。 一方クロス円では、ユーロ円が111.59から112.33へ値を戻し、ポンド円が131.58へ下落、オージー円が83.14、NZD円が63.53、カナダ円が82.46、スイス円が85.34まで一時下落したが、その後は堅調なNYダウもあり、買い戻しが優勢で引けた。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月09日(水) |
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9日の東京市場では、大きな材料がない中、円売り、ドル売り気味の展開となった。 ドル円はムーディーズによる格付け説明かに対する思惑から、底堅い動きとなり、82.25から82.52まで上昇も、日本国債の格下げは発表されず、更なる動きとならなかった。 ユーロドルは、引き続きアジア中銀の買いが支え、1.3613から1.3663まで堅調推移となった。 一方クロス円は、堅調も値幅は限定された。 ユーロ円が112.07から112.60、ポンド円が132.11から132.81、オージー円が83.36から83.56、NZD円が63.45から63.64、カナダ円が82.65から83.02、スイス円が85.24から85.65での推移となった。 海外市場は、バーナンキFRB議長が、米国の雇用に悲観的な見方を継続したこと、S&Pがニュージャージー州の格付けを「AA」から「AA−」に引き下げたと発表、米10年債の入札の結果を受けて、米長期金利が低下したことなどを受けて、ドル売りが優勢となった。 ユーロドルは、ロンドン時間にタカ派と見られたウェーバー独連銀総裁が、ECB総裁候補から外れると報じられたことで、1.3610まで下落後、1.3745の日中高値まで上昇、ポンドドルも1.6033レベルから1.6125まで反発し、ドル円は、天皇陛下の病状に関連した報道を背景に海外勢中心に買いが強まり82.68まで上昇後、動意の薄い中82.20まで下落した。 一方クロス円は、まちまちの動き。 ユーロ円が112.35から113.21まで上昇、ポンド円は132.26から133.00の範囲で上下する展開。 スイス円が86.13まで値を上げ、オージー円が83.11へ下落、NZD円が63.86から63.46へ値を下げ、カナダ円は83.11から82.71での小動きとなった。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月10日(木) |
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10日の東京市場は、材料難の中、ドルが堅調な推移となった。 ユーロドルは、1.3735から1.3667下落、ドル円は82.34から82.72まで上昇した。 一方クロス円は揉み合い気味で、ユーロ円が113.24から112.97、ポンド円が133.03から132.53、オージー円は豪州の雇用者数が伸びるもが83.51から83.00、NZD円が63.68から63.44、カナダ円が83.05から82.80、スイス円が86.12から85.68での推移となった。 海外市場は、予想より強い米週間新規失業保険申請件数を受けて、ドル買いが優勢となった。 ユーロドルは、ECBがポルトガル国債を購入したとの噂などから、ソブリンリスクが見直される形から売りが強まり、NYで1.3577まで下落し、反発も1.36ミドルで限定された。 ポンドドルは、英金融政策委員会(MPC)で、政策金利および資産買取額が据え置かれ、失望感から1.6050近辺まで売り込まれたが、市場の憶測が5月に利上げに傾いており、1.6138まで反発し、ドル円は、米長期金利を睨みながら83.37まで上昇、またドルスイスは、エジプトのムバラク大統領が、本日にも辞任するだろうとの報道や記者会見を控え、リスク回避の巻戻しから0.9703まで一時値を上げたが、結局本人は、9月まで退任せず、副大統領に権限を委譲するに留まった。 一方クロス円は、ドル円の上昇に堅調推移。 ユーロ円が113.41、ポンド円が134.26、オージー円が83.71、NZD円が63.81、カナダ円が83.73、スイス円は86.15まで一時値を上げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月11日(金) |
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11日のアジア市場が、東京勢不在の中、ドルが堅調推移。 ユーロドルは、じりじりと1.3621から1.3552まで下落、ドル円は83.21から83.53まで上昇したが、上値は83.60から控えるオファーに阻まれた。 一方クロス円は、揉み合い気味も底堅い位置を維持している。 ユーロ円が113.44から113.08へ下落、ポンド円が134.23から133.82、オージー円は、スティーブンス豪準備銀行総裁が「足もとでの金利据え置きの判断は適切だった」と発言したことで一時豪ドル売りが強まり83.63から83.21へ値を下げ、NZD円が63.61から63.16、カナダ円は83.91から83.59、スイス円が86.21から85.86での推移となった。 海外市場は、アジア市場から続いたリスク回避的なドル買いが傾向が継続したが、ムバラク・エジプト大統領が突如辞任を発表したことで、ドル買いも限定的となった。 米経済指標としては、12月米貿易収支が予想より赤字拡大、2月米ミシガン大消費者態度指数は、市場予想とほぼ変わらず、材料視されず、米長期の低下も大きく影響を与えていない。 ユーロドルは、PIIGS債のスプレッド拡大、ウェーバー独連銀総裁の辞任報道などを受けて、1.3505まで値を下げ、1.3570まで反発したが、その後1.35の防戦ラインをつけて、1.3497まで下落し、1.35ミドルに反発して引けた。 ポンドドルは、ロンドン市場で1.5964まで下落後1.6035まで反発、ドル円は83.68の高値から83.31まで値を下げた。 一方クロス円は、まちまちの展開となった。 ユーロ円が112.77まで下落後、113.20へ一時反発のこのレンジ推移、ポンド円が134.20から133.27へ下落後、133.88へ反発、スイス円が85.51へ値を下げ、オージー円が83.70、NZD円が63.12から63.53、カナダ円が84.65へ一時上昇した。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月14日(月) |
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14日の東京市場は、材料難もドルの売り戻しが優勢となった。ドル円は、明日の米国債償還・利払いに絡んだ本邦資本筋からの売りや本邦輸出企業からの売りで、83.57から83.09まで下落、ユーロドルは、1.3501から1.3559で堅調推移となった。 一方クロス円も揉み合い気味で、ユーロ円が112.95から112.48、ポンド円が133.77から133.39、スイス円が85.83から85.38へ下落、オージー円が83.33から83.78まで値を上げ、NZD円が63.02から63.27、カナダ円が84.59から84.33での揉み合いとなった。 海外市場では、ロンドン市場からドルの買い戻しが強まったが、NY市場に入ると材料難や米長期金利の上げ渋りなどもあり、重要な指標を控え、手がかり難から、ドル買いも一服した。 ユーロドルは、アイルランドの債務再交渉の憶測から欧州のソブリン・リスクが意識されて、一時1.3428まで下落したが、その後は1.3506へ反発。 ポンドドルも1.5982の安値から1.6043まで値を戻した。またドルスイスが0.9692まで一時下落、ユーロスイスが1.3053まで値を下げ、リスク回避の動きが一部見えた形となった。 一方円絡みでは、ドル円がロンドン初頭の83.09の安値から83.50まで値を上げたが、更なる動きとならず、ユーロ円が112.10から112.42、ポンド円が133.19、オージー円円が83.53、NZD円が62.87まで値を下げたが、カナダ円が84.18から84.66へ一時上昇、スイス円も85.38から85.96まで反発した。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月15日(火) |
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15日の東京市場は、ドルが堅調な推移。 ドル円は83.19からじりじりと83.63まで値を上げ、ユーロドルは、朝方独ウエストLB銀行のリストラプランが好感されて買い先行となったが、1.3528を上値に、仏・独の第4・四半期GDPが予想を下回ったことで、1.3460まで下落した。一方クロス円は揉合い気味で、ユーロ円が112.36から112.95まで一時反発、ポンド円が133.51から134.16、オージー円は、豪中銀2月定例理事会議事録で、「若干引き締め的な政策スタンスは引き続き適切と判断」との報道や中国の1月消費者物価指数が、市場予想を下回ったことなどを受けて、83.50から83.89まで上昇、NZD円が63.00から63.30、カナダ円が84.17から84.70、スイス円が85.83から86.22での推移となった。 海外市場では、ロンドン市場で強まったドル売り、円売りも、米1月小売売上高が市場予想を下回ったこと、NYダウが軟調推移となったことや米長期金利が下落したことで、利食いが優勢となった。 ユーロドルは、弱い仏・ドイツのGDPを受けて、アジア時間夕方につけた安値1.3460から1.3551まで反発も、その後1.3476へ反落、ドル円は83.93の高値から83.59まで下落、ポンドドルは、予想通りだった英1月消費者物価指数(CPI)を受けて、1.6172へ上昇した。 その他軟調な原油価格などを受けて、オージードルが1.0040から0.9944、NZDドルが0.7505まで値を下げた。 一方クロス円では、ユーロ円が113.38の高値から112.99を維持、ポンド円が135.45の高値、スイス円が86.79、カナダ円が85.11の日中高値から84.57まで下落、オージー円が83.40、NZD円が62.90まで下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月16日(水) |
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16日の東京市場は、揉み合い気味の展開も一時ドル売りが強まった。 ユーロドルは、独銀ウエストLB銀行の再建報道を受けて、1.3485から1.3571まで一時値を上げ、ドル円は83.83から83.61での揉合い推移。 ポンドドルは、英中銀の利上げ観測を受けて1.6187レベルへ上昇した。一方クロス円は、揉み合い気味も堅調推移。 ユーロ円が112.91から113.50、ポンド円が135.00から135.48、オージー円は、ムーディーズが、豪州大手4行の格付けを引き下げ方向で見直しに入ったと報道されたことで、83.80から88.43まで下落、NZD円が63.00から63.24、カナダ円が84.57から84.82、スイス円が86.55から87.05での推移となった。海外市場は、ロンドン時間からは、弱い英雇用指標や英インフレ報告を受けて、ポンド売りが強まった。 またNYでは米住宅関連指標や物価関連指標が予想を上回ったことを受けて、一時ドル買いが進んだが、その後発表された米1月鉱工業生産が弱い内容となったこと、中東の地政学リスクが取りざたされたこと、米FOMC議事録において、経済成長見通しが若干上方修正されたが、期待通りの強気が示されず、ドルの売り戻しで終了した。 ユーロドルは、1.3462まで下落後、1.3587の日中高値まで上昇、ポンドドルは1.5987の安値から1.6112まで反発、ドル円は83.59から83.98まで高値を更新後、83.50まで下落、ドルスイスは、イラン軍艦2隻が、シリアに向けてスエズ運河を通過するとの情報を受けて、リーベルマン・イスラエル外相が「イスラエルとして何らかの対応を取る可能性がある」と言及したことで、中東における地政学リスクの懸念が高まり、0.9554まで一時下落した。 一方クロス円は、堅調な株価を受けて、総じてしっかりとした動きを継続した。 ユーロ円が112.97から113.65へ上昇、ポンド円は135.47から134.20まで下落し、オージー円が83.46から84.01へ値を上げ、NZD円が62.89から63.21での揉み合いとなり、カナダ円が85.09から84.72へ値を下げ、スイス円は86.21から87.74まで上昇した。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月17日(木) |
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17日の東京市場は、材料難から揉み合い気味で、ドル円は83.68から83.47まで下落、本邦輸出企業のドル売り予約、本邦資本筋の3月期末決算に向けたリパトリの売りなどが指摘された。ユーロドルは1.3610から1.3552まで下落した。 一方クロス円は堅調な揉み合いが継続。 ユーロ円が113.6から1113.29、ポンド円が134.85から134.37、オージー円は、ロウ豪準備銀行総裁補が「上半期のCPI上昇率見通しを2.5%から3%に引き上げ」と発言したこともあり、83.80から83.99で堅調推移となり、NZD円が63.05から63.20、カナダ円が84.82から84.97、スイス円が87.05から87.39での小動きとなった。 海外市場では、1月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったが、週間新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったこと、イラン海軍当局が、「イランの軍艦2隻がスエズ運河に向かっている」と発言したことで、その後発表された米フィラデルフィア連銀2月製造業景気指数が、約7年ぶりの高水準となっても、ドル売りが継続した。 ユーロドルが1.3620へ上昇したが、一部通信社が「欧州連合(EU)の財務相は、4月までにポルトガルの救済プランを準備する必要があるとの見方で一致しつつある」と報じたことや1.3625のオファーに上値を押さえられた。 またポンドドルは、センタンス英MPC委員が、「CPIを目標に戻すには市場予想以上の利上げが必要」、「ポンドを支えるための利上げが必要」などと発言したことで1.6187へ上昇、ドルスイスが地政学リスクを受けて0.9478、ドル円が83.76から83.15へ下落した。 その他オージードルが1.0131に値を上げ、ドルカナダは一時0.9816まで下落、ユーロスイスが1.2901まで値を下げた。 一方クロス円は、NYダウが揉み合いを維持しており堅調推移。 ユーロ円が113.05まで下げたが、更に下落は進まず、ポンド円は134.37から134.95へ一時上昇、オージー円が84.41の日中高値、NZD円が63.34、スイス円が87.80まで値を上げ、カナダ円は85.16まで上昇後、84.42まで下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月18日(金) |
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18日の東京市場は、パリでのG20財務相・中央銀行総裁会議などを控えて、動きづらい中、中国人民銀行が預金準備率を引き上げるとの噂、中国人民元の対ドル基準値が2005年8月の切り上げ後の最高値を更新したことなどから、円の下値の底堅い状況が続いた。 ドル円は83.25から83.41での推移、ユーロドルは、1.3629まで上昇後、1.3591まで下落したが、更なる動きとなっていない。 一方クロス円も揉み合いで、ユーロ円が113.53から113.22、ポンド円が134.86から134.59、オージー円が84.37から84.23、NZD円が63.37から63.15、カナダ円が84.70から84.55、スイス円が87.79から87.60での小動きに終始した。 海外市場では、ドルが軟調推移で終了した。 ビ−ニ・スマギECBECB理事が、「物価圧力の高まりでECBは利上げする可能性がある」と述べたことをきっかけに、欧利圏の利上げ観測が高まり、エジプトがイラン軍にスエズ運河航行を許可したとの報道を受けて、中東情勢への不透明さから週末の地政学リスクへの懸念を増大させた。 ユーロドルは1.3545からECBによるポルトガル国債の購入観測もユーロの支援材料となり、1.3716まで上昇、 ポンドドルも1.6263レベルまで値を上げ、ドルスイスが0.9437まで下落した。 ドル円は米10年債利回りの上限につれる展開となり、83.21から83.54まで一時上昇後、83.03の日中安値をつけた。一方クロス円では、ロンドン時間に中国が預金準備率を引き上げたことで、一時売られた後は、NYダウの堅調もあり買い戻しが優勢となった。 ユーロ円が112.94から113.93、ポンド円が135.51の高値、オージー円が84.47から84.23での揉み合いとなり、NZD円が63.62から63.24へ値を下げ、カナダ円が84.89の高値から84.14へ下落、スイス円が87.45から88.09まで上昇して高値引けとなった。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月21日(月) |
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21日の東京市場は、材料難から小動き。 ドル円は83.01から83.21での推移、ユーロドルは、ドイツの地方選挙でのメルケル独首相率いるキリスト教民主同盟が敗北したこと、25日のアイルランドの総選挙への懸念、オルファニデス・キプロス中銀総裁が「ユーロ圏諸国が更なる改善措置をとらなければ、ポルトガルは深刻な財政危機に陥る可能性」と発言したことで、1.3727から1.3666まで下落した。一方クロス円も揉み合い気味ながら、利食いが優勢。 ユーロ円が113.98から113.63、ポンド円が135.33から134.81、オージー円が84.41から84.08、NZD円が63.63から63.29、カナダ円が84.45から84.18、スイス円が88.20から87.79へ下落した。海外市場は、米プレジデンツデーで米国市場が休場のため、取引は閑散となったが、リビアをめぐる北アフリカ地域の政情不安や欧州諸国の株安などを嫌気する動きとなった。 ユーロドルは、ドイツの2月ifo業況指数の上振れが好感され1.3710まで上昇後1.3647まで下落、ドル円は83.07から83.27での小動きに終始。ポンドドルは1.6243から1.6205、ドルスイスが0.9448から0.9490での推移となった。 またユーロ円が113.57から113.89、ポンド円が134.71から135.12、オージー円が84.20から83.81まで下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月22日(火) |
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22日の東京市場は荒れた動きとなった。 リビヤの地政学リスクを受けて、早朝のドル買いから、株価が大きく下落したことで、その後はドル買い、円買いという通常のリスク回避姿勢が強まった。 ユーロドルは、北アフリカの地政学的リスクが、地理的・歴史的に密接な関係があるユーロ圏へのリスクと見なされたことで、1.3685から1.3625まで下落、ドル円は、早朝に83.56まで買い戻された後、与謝野経済財政相の円高恩恵発言を受けて82.84まで下落、ムーディーズが、日本国債の格付けや邦銀メガバンクなどの見通しをネガティヴに変更したことで、83.35まで再上昇した。一方クロス円は売りが優勢。 ユーロ円が114.18から112.60、ポンド円が135.50から133.88、オージー円が84.24から83.02、NZD円は、NZの地震を受けて63.76から62.00まで大きく下落、カナダ円が84.95から84.11で揉み合い気味となったが、スイス円は、リスク回避から87.47から88.23まで一時反発した。海外市場では、ロンドン市場まで進んでいたリスク回避のドル買い、円買いからは、NY初頭は、堅調な米経済指標もあり、反動的な動きとなったが、 結局NYダウが200ドル近い下落を示現したことで、円の買い戻しが強まる形で引けた。ユーロドルは、東京夕方の安値1.3525から、メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁の「ECBは来週、インフレめぐる文言を強める公算」との発言などタカ派的な発言が、欧州高官から相次ぎ、1.3704まで一時上昇したが、その後S&Pが「スペインは格付け引き下げ懸念が残る」とコメントしたことで、高値圏から調整気味となった。 ドル円は82.79から83.24まで反発後、82.58まで下落、ポンドドルは1.6198まで上昇後、1.6101へ反落、ドルスイスは、0.9417から0.9367まで下落した。 一方クロス円も一時の下落からは反発も、戻り売りに晒される展開で終了した。 ユーロ円が112.24から113.92上昇後112.87へ下落、ポンド円が133.26、オージー円が82.48、NZD円が61.66、カナダ円が83.44へ下落したが、スイス円は88.62の日中高値をつけた。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月23日(水) |
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23日の東京市場は、材料難の中、株価などを睨んで、リスク回避志向が継続した。 ドル円は、82.89まで反発後、82.52の安値をつけたが、82.50に年金などの買いが噂され、支えられた。 ユーロドルは、1.3649から欧州中銀の利上げ観測の台頭を材料に1.3735まで反発した。中東関連では、米国が自国民を、リビアからマルタに移送させるとの報道などが心理的な圧迫となった模様。 一方クロス円は、総じて買い戻しが優勢も、ショート・カバーの域を出ていない。 ユーロ円が113.03から113.59、ポンド円が133.50から134.15、オージー円が82.64から83.16、NZD円は、NZ準備銀行が、政策金利決定の際に地震の影響を考慮する可能性を示唆したこと、復興がNZ経済の負担になるとの格付け会社の見通しなどが悪影響を与え、61.60まで下落後、反発が62.24に限定された。またカナダ円が83.49から83.88、スイス円が88.04から88.42での推移となった。海外市場は、ドルが軟調推移となった。 米住宅指標は、市場予想よりも強い内容となったが、株価が続落したことで、リスク回避の動きが継続した。 ユーロドルは、ECBの利上げ観測を背景として、1.3787まで上昇、ドル円は、米10年物国債利回りの低下を受けて82.86から82.32まで下落した。 ポンドドルは、英MPCでの結果を受けて、1.6193の安値から1.6272まで上昇したが、ユーロポンドの買いもあり、上値を拡大できていない。 またドルスイスが0.9308まで一時下落、ドルカナダは、0.9959まで上昇した。 一方クロス円は揉み合いを継続も、軟調なNYダウもあり、オセアニア圏の上値が重い状況が続いた。 ユーロ円が113.82から113.44、134.64から133.99へ下落、オージー円が83.17から82.25、NZD円が61.94から61.27、カナダ円が83.82から82.86まで下落、スイス円は一時88.65まで値を上げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月24日(木) |
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24日の東京市場は、リスク回避的な動きが継続した。 ドル円は本邦輸出企業の月末に向けた売り、米系ファンド筋による80円割れのドルプット購入の噂などから、82.52から81.84まで下落、ユーロドルは、ユーロ円やユーロスイスのクロスの売りで、1.3785から1.3716まで下落した。 一方クロス円は出遅れ感からの投売りが中心で、ユーロ円が113.51から112.27、ポンド円が133.86から132.15、オージー円が82.84から81.88、NZD円が61.56から60.86、カナダ円が83.44から82.67、スイス円が88.72まで上昇後88.12まで下落した。昨晩の海外市場は、様々憶測に荒れた展開。 米週間新規失業保険申請件数が、市場予想を上回ったが、1月耐久財受注が、市場予想を下回り、特別な材料とならず、地政学リスクを懸念したドル売りが継続した。 ユーロドルは1.3707から
、ウェーバー独連銀総裁が「政策金利の進む道は上方向にしかない」などと述べたこともあり、1.3822まで一時上昇、ドル円は81.62まで下落した。 ポンドドルは、マイルズ英MPC委員が「利上げがもたらす影響を知る必要がある」とややタカ派的な見解を述べたが、材料視されず1.6214から1.6085へ下落、ユーロポンドは、0.8565まで上昇した。 一方クロス円は、揉み合い気味もダウが一時の下落を消したことで買い戻しが優勢となった。 ユーロ円が112.20から113.15へ上昇、ポンド円が132.66から131.59へ下落、 オージー円が81.90から82.81、NZD円が60.86から61.42、カナダ円が82.67から83.32へ上昇、スイス円が88.54から88.11まで下落した。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月25日(金) |
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25日の東京市場は、材料難の中動意が薄いが、日経平均株価が堅調な推移となったことで、リスク回避の巻き戻し的な動きが中心となった。 ユーロドルが1.3798から1.3839まで一時上昇、ドル円は82.07まで上昇後、81.79へ反落した。 クロス円では、ユーロ円が112.93から113.45、ポンド円が132.05から132.50、オージー円が82.59から83.05、NZD円が61.15から61.65、カナダ円が83.25から89.57、スイス円は88.73から88.36まで下落した。 海外市場は、ドルの買い戻し気味の展開から円は、週末の地政学リスクを受けて、堅調な推移で終了した。 10−12月期の米国内総生産(GDP)・改定値が市場を下回るも、 2月米ミシガン大消費者態度指数は市場予想を上回ったことなどが好感された。 ユーロドルは、中東情勢に新たなニュースが出なかったことで、週末のポジション調整もあり1.3724へ下落、ポンドドルは、アイルランドの総選挙への懸念、英10−12月GDP・改定値が、速報値から下方修正されたことで、1.6031レベルへ値を下げ、ドルスイスが0.9319へ反発、ドル円は61.66まで下落後、81.84まで一時反発したが、上値が重く再度81.64まで下値を拡大して引けた。 その他オージードルが、1.0179へ上昇、ドルカナダが、0.9773と2008年3月以来の水準まで下落、一方クロス円は、ダウが一時プラス90ドルまで反発したが、資源国通貨を除くと軟調気味な推移となった。 ユーロ円が112.20、ポンド円が131.13、スイス円が87.78まで下落、NZD円が61.50から61.24での揉み合い推移に留り、オージー円が82.72から83.21、カナダ円が83.17から83.61へ値を上げた。 |
経済指標&要人発言 |
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2011年02月28日(月) |
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28日の東京市場は、材料難ながら、日経平均株価が堅調な推移となったことで、リスク回避の動きに落ち着きが見える相場展開となった。 ユーロドルは、週末のアイルランド総選挙の結果を受けて、アイルランドの政局に対する不透明感から1.3712まで下落したが、その後は買い戻しが優勢となり、1.3787レベルまで反発。ポンドドルも1.6073から1.6153へ値を上げ、ドル円は狭いレンジの推移で、81.80から81.62まで一時値を下げた。81.60から下値では断続的な買いオーダーが支えている模様。 一方クロス円も一時下押しする局面はあるも、買い戻しが優勢。ユーロ円が111.95まで下落後、112.61まで反発、ポンド円が131.28から131.92、オージー円が82.66から83.19、カナダ円が83.43から83.68、スイス円が87.91から88.21へ上昇、NZD円は、NZ1月貿易収支や2月NBNZ企業信頼感が改善を見せたことで、61.25から61.66まで値を上げた。海外市場は、ブラード・セントルイス連銀総裁が「ドル安は一時的に経済を支援する」との見解を示したことでドル売り、NYダウが堅調な上昇となったことで、円売りが拡大した。 米経済指標としては、米個人消費や1月中古住宅販売保留件数指数が予想を下回ったが、シカゴ購買部景況指数が、市場予想を上回り、強弱まちまちな結果から明確な方向性は出なかった。 ユーロドルが1.3857まで上昇、ポンドドルも1.6277へ値を上げ、ドル円が81.98まで値を上げた。 また強い12月GDPを受けて、ドルカナダが2007年11月来の0.9710まで下落した。一方クロス円では、ウォーレン・バフェットが、楽観論を示したこともあり、NYダウが、一時100ドル近い上昇となり、買い戻しが優勢となった。 ユーロ円が113.33、ポンド円が133.33、オージー円が83.47、NZD円が61.70、スイス円が88.30まで一時値を上げ、カナダ円は84.27まで上昇した。 |
経済指標&要人発言 |
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